見頃の花

三陽メディアフラワーミュージアム(千葉市花の美術館)の公式ブログです。
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1709006 三陽ミュージアム 見頃の花(9月21日)

 三陽ミュージアムでは、「コスモスフェア」を開催しております。前庭にある、植物企画展「コスモス展」の花壇では、徐々に色々な種類のコスモスが咲きそろってきています。秋風に揺れる花をどうぞお楽しみください。

 館内の展示では、アトリウム花壇のテーマが「鶴の恩返し」、またベランダガーデンを中心に植物企画展「コリウス展」の展示も行っております。

 お散歩にちょうど良い気候になってきました。ぜひ、たくさんの皆様のお越しをお待ちしております。
 
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 植物企画展「コスモス展」の花壇の様子です。

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 八重咲きなど、品種もののコスモス20種類ほどを植栽しています。


[アトリウムフラワーガーデン]
 アトリウムは、日本昔話より「鶴の恩返し」がテーマの、和風の花壇です。
 
【パンパスグラス】 イネ科 コルタデリア属
 もともとは南米大陸のブラジルやアルゼンチンに分布する、草丈2m~3mになる大型の植物です。秋に出る穂が大きく美しいのが特徴です。葉のふちが鋭く、手足を傷つけることがあるので、取り扱いに注意します。
 アトリウムのものは小型ですが、当館にはこのほかローズガーデンに、庭植えの大きな株があり、やはり現在見頃となっています。
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 小型とはいえかなりの存在感です。

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 アトリウムでは秋の花が見頃です。

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 中央の花壇にある小屋では、鶴が機織り(はたおり)をしています。
 
【ケイトウ "サマーラベンダー"】 ヒユ科 セロシア属
 ケイトウの園芸品種で、草丈は60cmほどです。花の部分は枝先に穂のようにつき、花序の長さは8cm程度です。上側が濃い色、下の部分が白のグラデーションになっています。他の花との組合わせによって、洋風な使い方も和風な使い方もできそうです。今回の秋の花壇の雰囲気にとてもよくマッチしています。
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[温室]
 熱帯、亜熱帯の植物を植栽している温室では、ハイビスカスやプルメリアの花、バナナの実などがご覧いただけます。
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 かわいらしいパイナップルも見られます(写真は温室2階)。ぜひ散策してみてください!



[ベランダガーデン]
[植物企画展]
 アトリウム2階から外へ出たところにあるベランダガーデンでは、植物企画展「コリウス展」を開催しています。
 カラフルな葉をお楽しみください。
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[前庭]
 コキアの紅葉、コスモス、宿根草など、見どころがいっぱいです。
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 コキアは赤く色づいています。たくさん植えるのは今年初めてのことなので、いつまで楽しめるか詳しくはわかりませんが、少なくともあと1週間ほどは楽しめると思います。

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 芝生の広場側のコキアはまだ紅葉前です。同時に植えたのに、このように差が出るのが不思議です。

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 コスモスの花壇では、草丈は低いものの、たくさんの花が楽しめます。

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 今日はボランティアの方に花がらを摘んでもらったので、花壇が若返りました!

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 宿根草花壇でも、大型サルビア(セージ)類を中心に、たくさんの花が楽しめます。

【サルビア レプタンス】 シソ科 サルビア属
 秋に咲く宿根サルビアのひとつで、自生地はアメリカのテキサス州や、メキシコなどです。葉は細く、花は小さく繊細な印象です。別名が「コバルトセージ」といい、名前のとおりとても鮮やかなコバルトブルーの花が咲きます。草丈150cmほど。
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[通用路脇花壇]
【シモバシラ】 シソ科 シモバシラ属
 日本の関東以西、九州、四国の森林などに生える植物です。名前の由来は、冬に葉が枯れた後も水を吸い上げ、それが霜柱を作ることから。当館は湾岸部のため、年に何度もは見られませんが、冬の寒い時期に小さな霜柱が見られることがあります。
 現在は花が咲いています。シソに似た、控えめな花ですが、秋らしさを感じられます。
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 通用路脇の花壇。桜の木の下で見られます。写真手前のハギも花盛りです。



[ローズガーデン]
 ローズガーデンでは、夏の剪定後、バラの新芽がのび始めています。10月中旬以降に開花すると思いますので、お楽しみに!
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 つるバラには咲いているものもあります。
 写真右奥、アトリウムでご紹介したパンパスグラスの大株が穂をつけています。 

1709004 三陽ミュージアム 見頃の花(9月13日)

三陽ミュージアムでは、現在「コスモスフェア」を開催中です。
 前庭にはおよそ2500株のコスモスを植栽した花壇があり、草丈は低いですがたくさんのコスモスの花が楽しめます。「コスモス展」として、たくさんの品種を展示している花壇でも、開花が始まりました。

 館内の展示が今週から秋の花壇に模様替えし、アトリウムフラワーガーデンは「日本昔話より 鶴の恩返し」というテーマで、日本の秋を感じる色あざやかな花々をご覧いただけます。また、植物企画展の「コスモス展」(前庭花壇の展示)、「コリウス展」も同じく今週から始まったところです。あわせてどうぞご覧ください。

 今回は、アトリウムの花壇の様子を中心に、見頃の花々をご案内します。


[アトリウムフラワーガーデン]
 秋の花壇のテーマは「鶴の恩返し」。わなに捕らえられた鶴や、物語をモチーフにした型絵染めの掛け軸とともに、秋の花々が美しく花壇を彩ります。メインの花壇には、鶴が機織りをする小さな日本家屋が。壁までしっかり塗られた茶室風の建物は、アトリウム花壇のデザイナー、三井宣太郎さん渾身の作です。スロープ側、通路側にある、鶴の透かし彫りの入った両脇の小窓からも中の鶴が見えます。
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 入り口の花壇。大きなダリアや色とりどりのケイトウなど、鮮やかな色が目を引きます。

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 そのすぐ先には、わなにかかってもがく鶴が。石や柳があり、沼をイメージした花壇です。

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 キクやダリア、羽毛ケイトウなど、秋の花々が咲き競います。

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 通路脇の壁には大きな掛け軸が。物語や、鶴をモチーフにした作品です。

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 こちらの花壇では、ユウゼンギク、シュウメイギクなど、紫や桃色の花々を集めて植栽しています。 

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 通路のカーブを曲がった花壇は、赤と黄色が基調です。
 
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 こちらが中央の花壇です。障子に鶴の影が映ります。

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 建物の中には入れませんが、手前のベンチで記念撮影ができますよ!

 さて、アトリウム1階の花壇の紹介はここまでにして、2階で見頃の花をご案内しましょう。
【シロバナマンジュシャゲ】 ヒガンバナ科 リコリス属
 当館では、ローズガーデンに赤いヒガンバナがありますが、それよりも少し早い時期に開花します。本種は、ヒガンバナとショウキズイセンの交雑種とされ、クリーム色がかった色で、ヒガンバナとよく似た形の花です。花によってはやや桃色を帯びるものなどがあります。 
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 アトリウム2階の温室出入り口の近く、窓の外で咲いています。


[うさぎの花屋]
 アトリウムの常設展示、「うさぎの花屋」も模様替えしました。今回は、「デイジーの故郷を訪ねて」ということで、店長うさぎデイジーの故郷の様子をイメージした店内になっています。秋らしく、オレンジ色が基調の室内には小さなうさぎもたくさんいて、にぎやかです。
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 入り口が、そのまま木の葉のフォトフレームのようになっています。うさぎの耳が置いてありますので、ここでも記念撮影できますよ!



[ベランダガーデン] 
[植物企画展・コリウス展]
 ベランダガーデンでは、植物企画展の「コリウス展」を開催しております。コリウスは美しい葉色から「金襴紫蘇(キンランジソ)」、「錦紫蘇(ニシキジソ)」などとも呼ばれるシソ科の植物です。名前にあるとおりシソによく似たものから、深く切れ込んで複雑な形になったものなど、たくさんの品種があります。今回は40品種ほどを鉢植えで展示しています。なお、1階の光庭や建物のエントランス周辺では、コリウスの寄せ植えも活躍中です。
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 マンションのベランダをイメージしたベランダガーデンは、普段から鉢植えの花を展示していますが、秋の主役がこのコリウスたちです。11月のはじめまで楽しめます。



[前庭]
 前庭では、秋の一年草の花壇や大型サルビア類、オミナエシなどの宿根草、赤く色づいたコキアなどが見ごろです。
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 噴水の周辺の花壇はベゴニア、サルビア、コリウスの花壇です。寒暖差が大きくなってくると、色もなお鮮やかになってきます。

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 コスモスの花壇は、草丈が低いもののたくさんの花が見られます。写真の奥、赤い色はコキアです。早くも紅葉しています。

[植物企画展・コスモス展]
 正門に近いところにあるコスモスの花壇が、植物企画展の花壇です。八重咲き、筒咲きなど咲き方が変わっているものや、模様があったり花色が変わっているものなど、コスモスの園芸品種を25種類ほど展示しています。また、あわせて宿根草の花壇にはキバナコスモスを植栽しています。
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 こちらは「ハッピーリング」という品種。花の内側のリング模様が特徴です。

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 黄色い花の「シャンボス」という品種。当館では今年初めて栽培しています。いままでも黄色い花の品種はありましたが、遅咲きだったのでこんなに早い開花にびっくりです。

1709002 三陽ミュージアム 見頃の花(9月6日)

三陽ミュージアムでは、現在フェア「トロピカルパラダイス」を開催しております。南の島を思わせるような花壇の展示も残すところ1週間を切りましたが、もう少しの間、お楽しみください。
 屋外の花壇も徐々に秋の花々へと植え替えが行われています。来週からはコスモス展、コリウス展なども始まりますが、コスモスは現在咲きはじめで、見頃は2週間ほど経った頃(9月中~下旬)になるのではないかと思います。このブログでも随時ご案内しますが、咲き具合を知りたい場合など、電話等でお気軽にお問い合わせください。
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 現在のコスモス花壇の様子です。花は咲いていますが、草丈が低く、30cmほどです。

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 さまざまな品種のコスモスの花壇も準備中です。品種によってはすでに花をつけているものもあります。



[アトリウムフラワーガーデン]
 夏の間お楽しみいただいた、「フローラルアドベンチャーガーデン」がテーマの、冒険の庭も9月10日までで模様替えとなります。その日までは小さな帆船や洞窟で記念撮影できますので、ぜひどうぞ!
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 カラフルな観葉植物がいっぱいで、南国にいるような館内です。

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[光庭]
 アトリウムのお隣、光庭では、つる植物や夏の花々、色とりどりのコリウスの寄せ植えを展示しています。
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 植物企画展のつる植物展も今週でおしまい。夏の終わり、ちょっと疲れてきたつる草たちですが、ナタマメやゴーヤは実をつけています。



[中庭]
【カリガネソウ】 クマツヅラ科 カリオプテリス属
 国内の山地の林の中や林沿に自生する植物で、園芸植物としては、山野草や宿根草として流通しています。紫色の花は2cmほどで、花の先からカーブした雄しべ、めしべが飛び出ます。「カリガネソウ(雁草)」の名前、また別名の「ホカケソウ(帆掛草)」ともに、この独特な花の形から来ています。
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[前庭]
 前庭でも見頃の花は秋の花が多くなってきました。早くもコキア(ホウキグサ)が赤くなってきています。
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 宿根草の花壇でも花々が開花中です。宿根サルビア類、グラス類などと一緒に、季節の一年草も植えています。

【キバナコスモス "ディアボロ"】 キク科 コスモス属
 メキシコ原産。コスモスと同属の植物ですが、夏から咲き、葉の切れ込みはコスモスに比べると浅く、葉色が濃く、茎がかたい印象があります。花色は品種によって朱色、橙、黄色などがあります。本来は草丈1m~2mほどですが、矮性の品種もたくさんあり、この「ディアボロ」もコンパクトな品種です。現在草丈は80cm程度で、赤みの強い花が大変美しいです。
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【カクトラノオ】 シソ科 フィソステギア属
 北アメリカの東部が原産の宿根草で、ほふく枝を出してよく広がります。丈夫な植物で、花壇植えや切花に使えます。日当たり、排水の良い場所を好みますが、乾燥は嫌います。ほふく枝をよく伸ばし、その先に芽が出るので、株分けで簡単に増やすことができます。桃色、白など、花色が違う園芸品種があります。
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 宿根草の花壇ではルドベキア、オミナエシもきれいに咲いています。



[脇庭]
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 脇庭では、シマトネリコの木に実がついています。

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 もみじの仲間などにも見られる「翼果(よくか)」というタイプの実です。ほんのり色づいているため、遠目には花が咲いているように見えます。

【ジンジャー】 ショウガ科 ヘディキウム属
 ショウガ科の宿根草で、大きな葉と芳香のある花が特徴です。半耐寒性の植物ですが、当館では特に何もしなくても越冬します。英語では「ginger lily」(ジンジャー・リリー)と呼ばれます。同属の原種には、花色が赤や黄色、白のものがあり、それらの交配種が園芸品種として出回ります。冬には葉がなくなりますが、夏場は葉だけでも美しく、存在感のある植物です。
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 花は甘くさわやかな香りです。お越しの際は、近くで香りをぜひお楽しみください。



[ローズガーデン]
【ネコノヒゲ】 シソ科 オルトシフォン属
 花の内側から飛び出す雄しべとめしべをネコのひげに見立てた名前です。原産はインド、マレーシアです。耐寒性がないため、一年草として扱います。当館の場合、温室のものは同じ株が長い間生育しています。
 ローズガーデンのものは初夏に植えつけました。夏の暑い時期によく成長するため、現在大きな株になって、たくさんの花が咲いています。白い花ですが、よく見ると雄しべの先は紫色です。
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 ローズガーデンのところどころに植栽しています。

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 このほか、大きなダリアの花などが、現在のローズガーデンの主役です。 

1708009 三陽ミュージアム 見頃の花(8月31日)

 三陽ミュージアムでは、9月10日までフェア「トロピカルパラダイス」を開催しています。アトリウムの花壇は冒険をテーマにしており、カラフルな観葉植物の花壇がもう少しの間お楽しみいただけます。
 8月の終わりは雨となりました。前回の記事でご紹介したブルーサルビアやメランポジウムも雨にぬれて、少し頭が重そうです。ヒマワリの花壇の植え替えに続き、9月に入ると噴水花壇も秋の花々に模様替えです。リニューアル後の花壇もどうぞお楽しみに!
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 今週は、秋バラのシーズンに向けて、職員で夏の剪定を行いました。そのときに切った部分の花々を建物入り口の受付カウンターで飾っています。秋の開花は10月中旬頃かと思いますが、そちらもお楽しみに!
 

 雨降りのため、今回は館内にたくさんある観葉植物や温室の花の中から、いくつかご案内しようと思います。

[アトリウムフラワーガーデン]
 アトリウムでは、「フラワーアドベンチャーガーデン」というテーマの花壇を展示中です。南の島で冒険するような気分でお楽しみください。
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【カラジウム】 サトイモ科 カラジウム属
 南アメリカの熱帯地方が自生地のサトイモ科の植物で、葉色の美しさからたくさんの園芸品種があります。高温を好むため、観葉植物の中でも夏によく出回ります。一年草として扱いますが、越冬させたい場合は秋になって温度が下がりだす頃、葉が黄色くなってきたら水やりを控え、休眠させます。暖かい場所に置き、乾燥した状態にしておきます。
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 花が少ない時期でも、カラフルな葉が目を楽しませてくれます。

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 アトリウム中央の花壇。石の洞窟がポイントです。中に入ることができます。

【ディジゴテカ "グリーン エレガンス"】 ウコギ科 ディジゴテカ属
 南太平洋諸島原産、大きく育つと10mにもなる植物です。細く切れ込んだ葉が独特で、面白い形です。室内植物としてよく流通し、旧属名が元になった「アラレア」という名前で扱われることも多いです。室内で育てる場合には、カイガラムシがつきやすいので注意します。
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【ピレア "ムーンバレー"】 イラクサ科 ピレア属
 ピレアの仲間は熱帯から亜熱帯にかけて多く分布し、世界に400種ほどがあります。葉の形や模様、大きさなどがさまざまで、園芸植物として栽培されるものがいくつもあります。
 この「ムーンバレー」は遠目にはミントのようにも見ますが、葉の表面はちりめん状の凹凸があり、さわると厚みがあります。葉色は黄緑色ですが、葉脈は褐色です。寒さには弱いですが、育てやすい植物です。
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 目立ちませんが、花をつけているようです。

 
 このほか、アトリウムの一番奥、小さい花壇もご紹介しましょう。
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 火鉢に落ちる水の音が涼しい花壇。本来は大きな石があるのですが、植物が茂ってきて見えなくなってしまいました。

 こちらでおすすめしたいのが、斑入りのクワズイモとモンステラです。
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 水彩絵の具で色をつけたように、美しい斑入り葉のクワズイモ(上)、モンステラ(下)。実は、6月頃にアトリウム中央の花壇(テーマはジューンブライド)に植栽していたものですが、その頃は草丈30cmほどでひょろひょろとしていました。夏になり、ぐっと大きく成長して美しい姿になりました。ちなみに温室には斑のないクワズイモやモンステラがありますので、比べてみると色の違いが面白いです。


 
[温室]
 温室では、ヤシやヒカゲヘゴなど大型の熱帯植物や、ハイビスカスやプルメリアなどの花々が見られます。
 今回は2階部分から、いくつかご紹介します。
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【オドントネマ】 キツネノマゴ科 オドントネマ属
 メキシコ、中央アメリカが原産の植物で、2mほどの大きさになります。花は赤く、茎の先端に円錐状の花序をつけます。ひとつひとつの花は細長いラッパ型で、筒の部分が長さ3cmほど。すべてが一度には開かず、いくつかずつ咲きます。当館では毎年8月頃に開花しています。
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【ヒコウキソウ】 マメ科 クリスティア属
 中国南部、インドシナ半島南部に分布します。グライダーのような三角の葉が面白い形です。葉脈に沿って、赤く色がつき、縞模様になります。寒さに弱いため、通常は一年草として扱われます。日本では飛行機ですが、中国名は「蝙蝠草」、コウモリに例えるようです。
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 同じく温室2階の橋のそばで、きれいな花が見られます。

【サンタンカ】 アカネ科 イクソラ属
 中国、マレーシアに自生のある常緑低木です。日本には江戸中期に、琉球を経て渡来しました。小さな花が集まってアジサイのような半球形の10cmほどの花序を作り、開花は夏ごろです。花は赤みのある橙色で、ひとつひとつは細長い筒状で、先が4つに分かれます。「花びら」に当たる部分は丸みがあります。
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【イクソラ "スーパーキング"】 アカネ科 イクソラ属
 サンタンカと同じ属で、スマトラ原産の「ダッフィー」種(Ixora duffii)と他種の雑種と考えられる種類で、大きな赤い花が特徴です。ほぼ周年開花します。サンタンカに比べて、花のひとつひとつが大きく、花びらの部分はとがった形をしています。
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 橋から滝のほうを見ると、咲いている花が見られます。

1708006 三陽ミュージアム 見頃の花(8月19日)

 三陽ミュージアムでは、現在フェア「トロピカルパラダイス」を開催中です。
 花壇では夏の花々が見ごろとなっていますので、今回は屋外の花壇の花を中心に、ご紹介しましょう!
 
 それでは、カラフルな夏の花々やヒマワリがにぎやかに咲き競う前庭からスタートです。


[前庭]
 噴水のそばにある噴水花壇では、夏の一年草がとても色鮮やかです!
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 この花壇では、季節ごとに植え替えを行っています。夏は暑さや乾燥に強い花々が中心です。

【サルビア ファリナセア】 シソ科 サルビア属
 ブルーサルビアという別名がよく知られます。花色は青、白があり、白い苞に青い花が咲く品種もあります。夏から秋にかけてよく育ち、さわやかな色が特徴です。草丈40cm程度、もともとは多年草なので越冬させることもできますが、寒さに弱いため、園芸上では一年草として扱います。
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【マリーゴールド】 キク科 タゲテス属
 メキシコなど、中央アメリカが原産の植物で、夏花壇の花として日本でもおなじみです。草丈80cm、花の径が10cmほどになるアフリカンマリーゴールド(和名センジュギク)、小型で径6cmほどのたくさんの花をつけるフレンチマリーゴールド(和名クジャクソウ)、それらの交配種もあります。
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 こちらはアフリカンマリーゴールドで、花が大きく丸いこと、草丈が大きいのが特徴です。

【メランポジウム】 キク科 メランポジウム属
 北アメリカ南部から南アメリカ北部にかけての地域が原産の植物で、明るい色の葉がこんもりと茂り、黄色や橙色の小さな花がたくさん咲きます。ヒマワリをごく小さくしたような花がかわいらしく、大きく茂ることから、当館では夏花壇でよく使います。
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【ジニア "プロフュージョン"】 キク科 ジニア属
 ヒャクニチソウともいわれるジニアの園芸品種のひとつです。この「プロフュージョン」シリーズには一重咲き、八重咲きがありますが、前庭のものは八重咲きタイプです。 品種改良で、新しい色や咲き方のものがどんどん登場しています。育てやすく、カラフルできれいな花が長く楽しめるので、花壇にオススメの花のひとつです。
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 このほか、噴水花壇のお隣の四季彩(しきさい)花壇では、ヒマワリの見ごろが続いています。現在の草丈は大きいもので150cm程度。次の日曜(8月27日)まで楽しめます。
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 さて、花壇の花ではありませんが、前庭からはもうひとつ、見ごろの花をご紹介します。
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 こちらのトレリス(木の柵)沿いに咲いている花です。

 【ボタンヅル】 キンポウゲ科 センニンソウ属
 日本国内に自生するクレマチスの仲間のひとつで、夏期は8月から9月です。枝先に、径2cmくらいの白い花が房になって咲きます。成育旺盛でつるがよく延び、年々株が大きくなるようです。花が少ない夏の時期に活躍します。
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[アトリウムフラワーガーデン]
 アトリウムでは、引き続き「フローラルアドベンチャーガーデン」ということで、冒険心をくすぐられるような花壇の展示を行っています。南国の花々や面白い形の観葉植物をお楽しみください。
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 入り口では宝箱がお出迎え。でも中身は…宝物ではないようです。

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 館内も花や観葉植物でいっぱいです。船や洞窟に入ることもできますよ!



[温室]
 年間を通じて15℃以上になっている温室では、ヤシやヒカゲヘゴなどの大型の植物、ハイビスカス、アナナス類、洋ランなどの花々が楽しめます。
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 館内で行っている夏休みのゲーム、「フラワーハンター」。温室からの出題もありますので、ぜひアトリウムとあわせて、お楽しみください。



[光庭]
 アトリウムから出入りできる光庭や中庭でも、夏の花々が元気に育っています。
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 植物企画展のグリーンカーテンも、光庭と中庭で展示中です。

【インパチェンス】 ツリフネソウ科 インパチェンス属
 夏の一年草としてよく流通しているインパチェンスは、熱帯アフリカが原産のウォレリアナ種(Impatiens walleriana)を品種改良したもので、和名をアフリカホウセンカといいます。高温を好み、日向から半日陰で育ちます。花色は赤、桃、白などがあります。
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【アメリカンブルー】 ヒルガオ科 エボルブルス属
 本来は多年草ですが、夏の一年草として扱われます。中央アメリカ原産。ほふく性で、茎を伸ばすため、花壇の縁取りや寄せ植えの鉢の外側などに植えると効果的です。初夏から秋まで、青い花が楽しめます。のびすぎたときは、切り戻しをすると良いです。
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[中庭]
 葉がよく茂る時期で、全体に緑が色濃く見えますが、花々も元気に咲いています。
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 まずはこちらの段になった花壇から。

【ニチニチソウ "ミニナツ"】 キョウチクトウ科 カタランツス属
 とても小さい花をたくさん咲かせる品種のニチニチソウで、とてもキュートです。中庭の花壇のふちや、花壇に植わっています。夏になってこんもりと茂りました。同じシリーズの中に、色や形が違う花が4種類ほどあります。
 写真の奥側の白い花も同じシリーズ。花の径は2cmほどで、普通のニチニチソウの半分くらいの大きさです。
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 中庭にはあちこちにちょっとした見どころがあります。散策してお楽しみください。
 
【ポーチュラカ】 スベリヒユ科 ポーチュラカ属
 別名「ハナスベリヒユ」。近縁に、葉の細い「マツバボタン」があります。現在では、夏の花壇でよく見かける花ですが、わりあい新しい園芸植物で、日本では1990年代になってよく栽培されるようになりました。
 来歴がはっきりしませんが、このように大きな花を咲かせる園芸品種は、1982年にアメリカで発売された記録があります。花色がカラフルで、初夏から秋に花が咲きます。日光を好むので、晴れの日の午前中が特にたくさん開いてきれいです。夏の間は挿し木で増やすことができます。
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 八重咲きの品種もあります。こちらも中庭で見られます。
ギャラリー
  • 1709007 三陽ミュージアム 今週の展示・イベント (9月26日)
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