三陽ミュージアムでは、春の花々が大変きれいになってきました。ご紹介するものを選ぶのも迷ってしまうくらいです。花の門(正門)の桜の花が開き始めたのは3月中でしたが、今年は長持ちで、昨日・今日あたりでようやく満開になりました。
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 屋外花壇ではポピー、チューリップなど、館内アトリウムではミニバラ、マーガレット、アジサイなどのひと足はやい初夏の花が、温室ではヒスイカズラがそれぞれ見頃になっております。お越しの際は館内、屋外と散策をして、この時期ならではの花をお楽しみいただければと思います!

 それでは、今回は各所の花壇の様子を中心にご紹介します!


[アトリウムフラワーガーデン]
 4月21日まで、イースターの花壇を展示中です。花壇のウサギやタマゴは変わらないのですが、花壇の花は少し模様替えし、初夏の花が登場しました。
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 こちらはアジサイの花がきれいな花壇。少し大人っぽい雰囲気になりました。

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 ミニバラとマーガレットの組み合わせも爽やかです。

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 中央の花壇はまだチューリップですが、こちらも徐々に初夏の花に植え替えてゆくと思います。



[中庭]
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 クリスマスローズにラナンキュラス、ポピー、オステオスペルマム、マーガレット、キンギョソウ…
 写真に写っている花の名前をあげていくだけでも大変なくらい、たくさんの種類の花が咲いています。

【プルモナリア "トレビファウンテン"】 ムラサキ科 プルモナリア属
 中庭で、毎年良く咲く常緑の宿根草です。プルモナリアはヨーロッパが原産、ワスレナグサと同じムラサキ科の植物で、草丈30cmほど。種類にもよりますが、この品種は葉に白い斑点模様が入るタイプで、花がない時期も楽しめます。花色はきれいな青で、同じ中庭でピンクの花の品種も見られます。
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 キンセンカとの色の対比がとても鮮やかです。

 

[温室]
 ヒスイカズラの開花が続いています。まだつぼみもありますので、次々に開いてきそうです。
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 中庭のガラス越しでもよく見えます。



[キッチンガーデン]
 ブロッコリーにカリフラワー、水菜、チンゲンサイなどの菜の花や、豆類、アケビ、カモミールなど、狭いながら大変たくさんの花が咲いています。もうすぐヒメリンゴが咲き始めそうです。
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 一口に菜の花といっても、色も大きさも、咲き方もさまざま。いろんな黄色の花をお楽しみください。



[前庭]
 大きな花壇はビオラとポピーが鮮やかです。
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 館内のデッキから見たところ。花とともに、カワヅザクラの新緑も鮮やかです。

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 ポピーは近くで見ると、紙で作ったかのような質感が独特です。
 まだまだ蕾をたくさん持っています。



[ローズガーデン]
 バラが芽吹き始めて、新緑の季節を迎えました 。
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 園路沿いにある黄緑色の大きな宿根草は「ユーフォルビア」。フレッシュな黄緑色が目を引きます。

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 チューリップも咲き始めました。色、大きさがさまざまで、楽しいです。