三陽ミュージアムでは、夏の花々から秋の花々へ、少しずつ季節が進んでいるところです。
 今週のはじめに、前庭ではヒマワリの花壇の植え替えがあり、コスモスの花壇になりました。見頃は9月中旬ごろになるかと思いますが、すでに花が楽しめます。また、同じ前庭で、コキアの一部が早くも赤く色づいています。
 とはいえ、まだまだ暑い日々が続いていますので、公園内や海岸で遊んだ際など、ぜひ涼みにお立ち寄りください!



[アトリウムフラワーガーデン]
 館内アトリウムは9月9日まで、「ワールドアドベンチャーガーデン」の展示を行っており、その後はハロウィンがテーマの花壇へ模様替えの予定です。お子様が楽しめるような仕掛けもいろいろありますので、ハロウィンになる前にも、模様替え後も、それぞれお越しいただけたら嬉しいです!
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 熱帯のカラフルな観葉植物やヤシの木などでいっぱいの花壇。ところどころに小屋があったり、車があったりします。
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 アトリウムのどこかには宝箱も!探検して、みつけてくださいね!

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 こちらはアトリウムの少し奥に入った場所にある、小さな花壇。多肉植物やサボテンで、小さな家々の周りを飾っています。大人にも子どもにも人気のコーナーです。

【ハナキリン】 トウダイグサ科 ユーフォルビア属
 強いとげのある茎や枝先に咲く小さな花が特徴です。花は径が1cmほど、花びらのように見える苞が明るい赤色になり、かわいらしいです。中央部にある黄色い部分が実際の花で、とても小さいです。マダガスカル原産で寒さには弱いので、家の中で冬越しさせます。挿し木でふやせます。
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[光庭]
 光庭では、植物企画展の「つる植物展」「トウガラシ展」をおこなっています。
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 トウガラシはおよそ30品種の日本の品種、世界の品種を展示中。個性豊かなトウガラシをこの機会にご覧ください!



[中庭]
 夏から秋の1年草や、宿根草、花木などの花々が咲いています。
【サルスベリ】 ミソハギ科 サルスベリ属
 中国原産、成長すると高さ10mほどになる落葉高木です。花の時期は夏で、漢字では「百日紅」と書きます。園芸品種も多く、草丈の低い品種などは花壇用に使われることもあります。花色は、紅、桃、白など。幹がすべすべとしており、これが名前の由来です。
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【ニチニチソウ】 キョウチクトウ科 カタランツス属
 日本では、夏の1年草としてよく出回ります。花は風車のような形で5裂し、付け根はつながって筒状になっています。花色は、桃、紅、白などが一般的ですが、最近では、黒に近い色や、藤色などの品種もあります。葉はつやがあり、先端は丸くなります。暑さに強く、よく咲いています。
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 レストラン前の寄せ植えです。花だけでなくコリウスのカラフルな葉も目を引きます。



[温室]
 温室では植物企画展の「ハワイの植物展」を開催しています。ハワイに自生する花々や、よく栽培されるものに説明板をつけてありますので、探しながらお楽しみください。
 企画展以外でも、ベニヒモノキ、シロヒモノキやハイビスカス類、バナナの実、パイナップルの実、洋ランなど、さまざまな植物が見られます。
【シロヒモノキ】 トウダイグサ科 アカリファ属
 温室1階、池にかかる橋のすぐそばで咲いています。西インド諸島が原産で、赤い花がひものように垂れ下がる「ベニヒモノキ」の白花種です。近くで見ても、ふさふさした花は、長さが50cmほどになり、とてもユニークで面白いです。この「シロヒモノキ」の奥には「ベニヒモノキ」が並べて植えてあり、両方がたくさんの花をつけています。
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 近づくとこんな花です。

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 温室1階奥では、立派に実ったバナナの実も見られます。もうお店に売っててもおかしくないくらいの大きさです。



[前庭]
 前庭では、なぜか咲くのが遅かった橙色のマリーゴールドがようやく咲きそろい、花壇の模様がよく見えるようになりました。
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 上から見ると模様になっています。矢印…ではなくお魚です!

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 近くから見ると、色とりどりの花が立体的に見えて、こちらもきれいです。

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 植えつけたばかりですが、コスモスも咲いています。草丈40cmほど。まだまだ小さいですが、これから伸びてくると思います。



[ローズガーデン]
 秋の開花シーズンに向けて、バラは夏の剪定をおこないました。秋のバラの開花は10月中旬以降になるかと思います。お楽しみに!
 今回は、園路沿いでがんばって咲いている花々をご紹介します。  
【アンゲロニア】 ゴマノハグサ科 アンゲロニア属
 中央~南アメリカが原産で、日本では夏から秋に咲く1年草として流通します。夏の暑さに強く、庭植え、鉢植えで楽しめます。草丈は現在ローズガーデンで見られるものは30cmほど。枝いっぱいに、径が2cmくらいの小さな花をつけます。花色は紫、桃、白などがあります。
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【ネコノヒゲ】 シソ科 オルトシフォン属
 マレーシア原産の多年草で、薬草としても知られます。日本では温室などでないと冬越しができません。夏から秋の1年草として育てられることもあり、当館の屋外花壇でも初夏に植栽したものが秋まで楽しめます。温室では、通年見られます(温室のものは開花が不定期です)。名前の由来は花の中からピンとのびる雄しべやめしべです。
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 いずれも園路沿いにあちこち植わっています。

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 以前の「見頃の花」の記事で、パンパスグラスをご紹介しましたが、ローズガーデンにある大型のものも穂が大きく開いてきました。2m以上あるかと思いますが、見ごたえがあります。