三陽ミュージアムでは、現在春の花々が見ごろをむかえています。
前庭ではアイスランドポピーが、ローズガーデンでは例年より早くフジや八重桜が見ごろとなっています。
アトリウムの展示は、宿根草や花木など、たくさんの花々の競演が楽しめる花壇となっておりますので、ぜひご覧ください。

それでは、今回も花壇の様子などを中心に、見ごろの花をご案内いたします。


[アトリウムフラワーガーデン]
 アトリウムのテーマは、「ワールドスプリングガーデン~イングリッシュガーデンにあこがれて~」というテーマで、白いコテージやイギリス産の石を使った石積みなどを中心に、春から初夏の花々であふれた庭を展示しております。
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 入口の花壇は青い花が印象的です。アジサイやデルフィニウム、シャクナゲなどが目を引きます。

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 石像やコニファー(針葉樹類)などが、花壇のポイントになっています。

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 ユニークな色や形、質感の花々がたくさん植わっているコーナーもあります。

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 こちらの花壇も石像がポイントです。シャクナゲとアジサイが花壇を華やかに彩ります。
 
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 アトリウム中央の花壇では、大きなデルフィニウムの青色、シンボルツリーの枝垂れカツラが目を引きます。
 石垣には「コッツウォルズストーン」という石を使っており、石垣の上も花壇になっています。

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 花の大きさ、形、色合いなど、花々の組み合わせもお楽しみください。



[前庭]
 前庭では、アイスランドポピーが見ごろです。
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 例年ゴールデンウィークごろまで、美しくご覧いただけます。

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 前庭の脇にある「福祉車両乗降場所」の看板の下、あまり目立たない花ですがご紹介しましょう。

【レンゲソウ】 マメ科 ゲンゲ属
 よく知られる「レンゲ」や「レンゲソウ」という呼び名は俗称で、正式な和名は「ゲンゲ」といいます。中国が原産の一年草で、空中の窒素を固定するという性質を持つことから、水田の緑肥植物としてよく栽培されます。ミツバチの蜜源植物としてもよく知られます。
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 田園風景に似合う花ですが、よく見ると面白い作りです。



[ローズガーデン]
 ローズガーデンでは、八重桜(サトザクラ"関山")やフジが早くも見ごろとなっています。
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 フジは去年に比べると10日ほど早く、見ごろになっています。

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 「関山(かんざん)」の花です。ボリュームのある花がいくつもまとまって枝につきます。


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 ベンチやテーブルもたくさん設置してありますので、お花を見ながらの食事や休憩にどうぞご利用ください!

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 こちらのあずまやの奥にもひっそりと咲いている花があります。

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【アリウム トリクエトルム】 ユリ科 アリウム属
 地中海地域の原産で、花茎は高さ40㎝ほどになります。白色、鐘状の花が枝先に7~8個つきます。日向では草丈低く、日陰ではほっそりと高く伸びます。強健で育てやすい花で、球根でよく増えます。
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