三陽ミュージアムでは、今週から館内アトリウム花壇の展示テーマが変わりました。新しいテーマは「フローラルアドベンチャーガーデン」。大人も子供も冒険心を刺激されるような花壇です。どうぞお楽しみください!
 
[アトリウムフラワーガーデン]
 入り口の扉を入ったところから、もう冒険の始まりを感じさせる宝箱が。でも中身は宝物ではなく、貝や花々です。
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 受付を入ってすぐの花壇にあるのは、帆船「フローラルアドベンチャー号」です。花壇の花々は、乾燥に強いものを中心に、ユニークなものが多いです。中に入って記念撮影できますよ!

【ユッカ ロストラータ】 リュウゼツラン科 ユッカ属
 アメリカのテキサス州やメキシコなど、北アメリカ南部や中央アメリカに分布する植物で、乾燥地に自生します。高さは大きいものでは4.5mほどになります。とがった葉が特徴で、学名の「ロストラータ(rostrata)」は「くちばし」に由来します。
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 独特な見た目が、抜群の存在感です。

【エクメア チャンティニー】 パイナップル科 エクメア属
 アマゾン川の上流が原産です。ほかのパイナップル科の植物でも良く見られる特徴ですが、葉はロゼット状に広がります。葉質はかたく、ふちに鋭いとげが並びます。花の中央から伸びる花茎の、がくは明るい橙色、苞は赤色で、花は黄色です。
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 通路沿いの花壇は、花が鮮やかな観葉植物が中心の植栽です。壁には立体の絵がかけられています。

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通路のカーブを曲がったところも、南国風な花壇です。木の枝には大きなオウムがとまっています。

【パキスタキス ルテア】 キツネノマゴ科 パキスタキス属
 中米から南米に分布します。日本でもおなじみの観葉植物のひとつで、濃い緑色の葉と、黄色の苞、白い花の組み合わせがとても美しいです。草丈は30cm程度。日本では室内植物として扱うことが多く、越冬には5℃以上が必要です。
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 アトリウムの中央の花壇には、石の洞窟が登場しました。中に入ることができます。そして頭上には…?実際にお越しの際、お確かめください!


[光庭]
[植物企画展]
 アトリウムのお隣、屋外に出た場所にある光庭では、植物企画展「さわって楽しむハーブ展」を引き続き開催中です。
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 ミントやタイム、ハーブゼラニウムなど、品種によって香りの異なるハーブなどを多数展示しています。実際にさわって、香りを比べてみると楽しいですよ!



[中庭]
 夏の宿根草や花木などが元気に咲いています。
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【ユリ “コンカドール”】 ユリ科 ユリ属
 内側が淡い黄色になる大型の花がとても豪華です。現在、中庭で見ごろを迎えています。以前に白いユリ「カサブランカ」をブログでご紹介しましたが、同じ「オリエンタルハイブリッド」と呼ばれる、日本のユリの交配から生まれた品種群に分類されます。
 庭で育てるときは、芽が出て5cmくらいのときに肥料を施すと、その後の成長に効果的です。
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【セントーレア マクロセファラ】 キク科 ケンタウレア属
 和名は「オウゴンヤグルマソウ」、コーカサス原産の宿根草で、黄色いアザミのような花が特徴です。色が鮮やかで目を引きます。うろこが重なったようなつぼみも特徴的です。
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[前庭]
 前庭では、クレオメの開花が続いています。気温が高いと、曇っていても花がしおれ気味になりますので、きれいな花をご覧になる場合は午前中の早い時間がオススメです。
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[脇庭]
 脇庭では、アジサイやノウゼンカズラなど、この時期らしい花々が楽しめます。
【クロコスミア】 アヤメ科 クロコスミア属
 園芸上では、和名の「ヒメヒオウギズイセン」、旧学名の「モントブレチア」などとも呼ばれる球根植物です。枝先にオレンジ色の花が並んで咲きます。品種によって、銅葉のものや花が黄色いものなどがあり、草丈も60~100cmまでさまざまです。脇庭で見られるのは、赤に近い、濃い色の花が鮮やかです。
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【ディクロア】 ユキノシタ科 ディクロア属
 別名「常山(ジョウザン)アジサイ」。アジサイとは別属の植物ですが、「常緑アジサイ」などの名前でも流通しています。草丈60cmほどでこんもりと茂り、径10cmほどの花序をつけています。丸いつぼみもかわいいです。
 花のあとには青色の実がなり、楽しめます。
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[ローズガーデン]
 ローズガーデン入り口のハーブの小庭では、季節の花々が見られます。
【カールドン】 キク科 チョウセンアザミ属
 原産地は地中海沿岸地方とされています。大型の植物で、草丈は2mほどにもなります。同属のアーティチョークはがくを食用にしますが、このカールドンは茎や葉柄の部分を食用に使います。
 花は 紫色の大きなアザミのような花で、見上げるほど高いところで咲きます。
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 写真では、中央の奥、木の幹が見えるあたりで大きく茂っています。ハーブ類の花は、ほかにも色々な種類が咲いています。