三陽ミュージアムでは、初夏の花々が見ごろを迎えています。屋外では梅雨の時期こそ美しい花が楽しめるクレオメやアジサイ、館内ではジューンブライドがテーマの花壇で、ユリやランなどがご覧いただけます。
 お天気が悪い日でも、館内の花壇はごゆっくりご覧いただけますので、ぜひお楽しみください。

 それでは今回は、屋外の花壇から見ごろの花をご案内していこうと思います。



[前庭]
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 建物入り口付近の壁面では、宿根アサガオとブーゲンビレアの花が色鮮やかです。

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 当館の建物沿いに茂るブーゲンビレアは、地植えのまま冬越しをしています。冬は落葉して枝だけになりますが、気温が上がってくると葉を出し、初夏になると写真のとおり美しい花が見られます。
 
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 花壇では色とりどり、元気いっぱいな花々が見られます。

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 この時期の主役はクレオメ。前回のブログ記事でもご紹介しましたが、曇りや雨の日に特に美しい花が見られます。晴れた日は午前中の早い時間がおすすめです。

【ハイドランジア “アナベル”】 ユキノシタ科 アジサイ属
 北アメリカに分布するアジサイ「アメリカノリノキ」の園芸品種です。花は白で、終わりに近づくと花色が緑色っぽく変わってゆきます。半日陰程度であればやや暗い場所でも育てることができます。日本のアジサイとは違い、新しく伸びた枝に花をつけるため、冬に刈り込むことができます。当館では、前庭のほか、中庭や脇庭、ローズガーデンなど、各所で楽しめます。
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 前庭のものは日当たりのせいか、花がとても大きいです。

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 前庭の端、駐輪場に近い場所ではラベンダーも咲き始めました。当館に多く植わっているのは、「グロッソ」という品種です。 
 
 

[脇庭]
【ハイドランジア “星空”】 ユキノシタ科 アジサイ属
 てまり咲きで、青く小さめの花が集まって咲く品種です。脇庭にはたくさんのアジサイが植わりましたが、その中でも特に今年きれいに咲いていて、目を引きます。
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 脇庭では、去年から今年にかけてたくさんのアジサイを植栽しています。まだ小さい株が多いので、これから数年経ったあとが楽しみです。



[ローズガーデン]
 バラも種類によっては、まだきれいです。周りの宿根草もとても元気に育っています。
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 ウッディテラス脇のバラが、現在よく咲いています。



[アトリウム]
 「ジューンブライドガーデン」は、6月25日までの展示です。林の中のガーデンウェディングをイメージした花壇をご覧いただけます。
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 アジサイ、ユリ、ランなどで華やかに彩られた花壇です。

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 館内では、ベール、花輪、ブーケなどをご用意しています。記念撮影ができますよ。

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[光庭]
[植物企画展]
 光庭では、「さわって楽しむハーブ展」を開催しております。ハーブには、さわることで香りを発する種類がいくつもありますので、実際さわって香りを比べて楽しめます。
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[ベランダガーデン]
 アトリウムの2階の外側にあります。マンションのベランダをイメージした庭で、狭いスペースでも楽しめるガーデニングをコンセプトに、季節の寄せ植を展示しています。花の色や形、どのように伸びていくかなど、実際に植える際の参考になれば幸いです。
 現在は夏草花の寄せ植えが楽しめます。
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[キッチンガーデン]
 ベランダガーデンから階段を上がったところにあるキッチンガーデンでは、夏野菜がすくすくと成長中です。また、ハーブや野菜の花が見られます。
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【ウォールジャーマンダー】 シソ科 ニガクサ属
 ヨーロッパ、西アジアが原産です。もともとは岩石の多い乾燥したような場所を好んで生育しますが、庭園の縁取り植物としてよく利用されます。薬用、食用のハーブで、花をサラダの彩りに使ったり、切花にして楽しめます。
 キッチンガーデンのものは矮性の品種で、草丈20cm程度です。
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【コリアンダー】 セリ科 コエンドロ属
 現在は「パクチー」という名前が一般的によく知られているかと思いますが、ハーブの「コリアンダー」、中国の香味野菜の「香菜」、すべて同じ植物で、和名は「コエンドロ」といいます。花が白く、レースフラワーに似て美しいです。葉を食用にするだけでなく、乾燥させた実をスパイスとしても使います。
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