三陽ミュージアムでは、今週からアトリウムのテーマが新しくなりました。ちょうど6月ということで、新しいテーマは「フローラルジューンブライド~6月の幸せな花嫁~」です。ユリやアジサイ、カラフルな観葉植物などがお楽しみいただけます。
また、植物企画展として「さわって楽しむハーブ展」を光庭で開催しているほか、6月12日までは1階の多目的室で、京葉洋ラン同好会の皆様による「夏の洋ラン展」も開催中です。
梅雨の時期になり、天気が悪い日も多いですが、室内だけでも色々なお花が楽しめますよ。ぜひ皆様のお越しをお待ちしております。
[アトリウムフラワーガーデン]
入り口入ってすぐの花壇は、トロピカルウェディングがイメージの花壇になっています。カラフルな観葉植物やラン、ユリなどが花壇の主役です。
【エンゼルストランペット】 ナス科 ダツラ属
下向きに垂れ下がるラッパ型の独特な形の花が特徴です。木のように大きくなる種類は「キダチチョウセンアサガオ」と呼ばれます。現在の新しい分類では、ダツラ属ではなく「Brugmansia(キダチチョウセンアサガオ)」属に含まれます。花色はピンク、橙、黄、白などがあります。
【アリオギネ】 アオイ科 アリオギネ属
オーストラリア西部が原産。古くはハイビスカスの仲間に分類されていましたが、現在は「アリオギネ」という別の属になっています。詳しい学名は「Alyogyne hakeifolia(アリオギネ・ハケイフォリア)」といいます。アオイ科の植物ではなかなか見ない細く切れ込んだ葉が独特で、花は赤紫色、中心が赤いです。
近縁に「ブルーハイビスカス」の名で呼ばれ、青い花が咲く「アリオギネ・ヒューゲリイ」があります。
入り口すぐの花壇で見られます。
通路の右側はブルーや白など淡い色が中心となった花壇です。
この花壇のテーマは、花嫁が身支度をする「ブライズルーム」です。
アトリウム中央の花壇は、とてもたくさんの種類のアジサイが中心。淡く、やわらかい色彩がこの時期らしい美しさです。花壇内のガゼボに入ることができます。
[うさぎの花屋]
アトリウム内の常設展示、「うさぎの花屋」も、花壇と一緒に模様替えしました。ウェディングのテーマにちなみ、テーブルの装飾や色々な形のブーケが紹介されています。
[温室]
ヒスイカズラがまだ楽しめます。今年はとても長期間にわたり、咲き続けています。
ヒスイカズラの近くには、「ベニヒモノキ」「シロヒモノキ」「パピルス」といった、ちょっと変わった植物たちもあります。合わせてお楽しみください!
【マンゴー】 ウルシ科 マンゴー属
原産地はインドからマレーシアにかけてと考えられています。日本でもおなじみの熱帯果樹で、熟した果実は生食はもちろん、乾燥させてドライフルーツにしたり、ジュースにしたりして利用します。
マンゴーの花は当館では咲くことがまれですが、現在温室で開花中です。ひとつの花序で数百~数千の小さい花が集まって咲きますが、熟すのは1個~2個程度だそうです。1cm程度の小さな花から、20cmはあるかというような大きな実になると思うとビックリですね。
温室1階のつきあたり、鉢植えのものが開花しています。
[前庭]
前庭でも次々に花壇の植え替えを行い、初夏の花壇が楽しめます。
こちらはバラのもようになった「丸花壇」。使っているのは「ベゴニア・センパフローレンス」です。株いっぱいに花をつけてコンパクトにまとまるので、花壇のもようを作るのに重宝します。また、春から秋まで花が楽しめるのも魅力です。
梅雨空でも植物は元気いっぱいです。
【ヘメロカリス "ステラデオロ"】 ユリ科 ヘメロカリス属
ヘメロカリスは日本や中国が原産の植物で、日本に自生するものでは「ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)」や「ノカンゾウ」、「ユウスゲ」などが知られます。園芸品種はアメリカで育種がすすみ、1950年代頃からたくさん品種が誕生するようになりました。
この「ステラデオロ」は、黄色味の強いオレンジ色の花が特徴です。草丈は40cm程度。花弁の幅が広いです。よく茂り、たくさんの花をつけています。
【ハイドランジア "アナベル"】 ユキノシタ科 アジサイ属
白い小さな花が集まって咲く、北アメリカ原産のアジサイの園芸品種です。日本のアジサイとは違い、花芽を作るのが春になってからなので、秋になって短く刈り込んだりしても、翌年の花が楽しめます。
繊細な花はドライフラワーにもできます。強健で育てやすい種類です。
[脇庭]
脇庭でも季節の花々が楽しめます。
【カシワバアジサイ】 ユキノシタ科 アジサイ属
こちらも北アメリカが原産のアジサイです。日本で一般的なアジサイ類とは違い、花の形が円錐形です。名前の「カシワバ」は、切れ込みの入った葉の形を柏の葉に見立てたもの。秋になると美しい紅葉が楽しめます。
装飾花が八重になったものや、花がすべて装飾花になったボリュームのあるものなど、園芸品種も色々なタイプがあります。脇庭で見られるものは、八重咲きタイプです。
[ローズガーデン]
ローズフェアの期間は過ぎましたが、バラはまだまだきれいです。
バラと一緒にほかの草花も咲き競っています。お越しの際はどうぞお立ち寄りください。
また、植物企画展として「さわって楽しむハーブ展」を光庭で開催しているほか、6月12日までは1階の多目的室で、京葉洋ラン同好会の皆様による「夏の洋ラン展」も開催中です。
梅雨の時期になり、天気が悪い日も多いですが、室内だけでも色々なお花が楽しめますよ。ぜひ皆様のお越しをお待ちしております。
[アトリウムフラワーガーデン]
入り口入ってすぐの花壇は、トロピカルウェディングがイメージの花壇になっています。カラフルな観葉植物やラン、ユリなどが花壇の主役です。
【エンゼルストランペット】 ナス科 ダツラ属
下向きに垂れ下がるラッパ型の独特な形の花が特徴です。木のように大きくなる種類は「キダチチョウセンアサガオ」と呼ばれます。現在の新しい分類では、ダツラ属ではなく「Brugmansia(キダチチョウセンアサガオ)」属に含まれます。花色はピンク、橙、黄、白などがあります。
【アリオギネ】 アオイ科 アリオギネ属
オーストラリア西部が原産。古くはハイビスカスの仲間に分類されていましたが、現在は「アリオギネ」という別の属になっています。詳しい学名は「Alyogyne hakeifolia(アリオギネ・ハケイフォリア)」といいます。アオイ科の植物ではなかなか見ない細く切れ込んだ葉が独特で、花は赤紫色、中心が赤いです。
近縁に「ブルーハイビスカス」の名で呼ばれ、青い花が咲く「アリオギネ・ヒューゲリイ」があります。
入り口すぐの花壇で見られます。
通路の右側はブルーや白など淡い色が中心となった花壇です。
この花壇のテーマは、花嫁が身支度をする「ブライズルーム」です。
アトリウム中央の花壇は、とてもたくさんの種類のアジサイが中心。淡く、やわらかい色彩がこの時期らしい美しさです。花壇内のガゼボに入ることができます。
[うさぎの花屋]
アトリウム内の常設展示、「うさぎの花屋」も、花壇と一緒に模様替えしました。ウェディングのテーマにちなみ、テーブルの装飾や色々な形のブーケが紹介されています。
[温室]
ヒスイカズラがまだ楽しめます。今年はとても長期間にわたり、咲き続けています。
ヒスイカズラの近くには、「ベニヒモノキ」「シロヒモノキ」「パピルス」といった、ちょっと変わった植物たちもあります。合わせてお楽しみください!
【マンゴー】 ウルシ科 マンゴー属
原産地はインドからマレーシアにかけてと考えられています。日本でもおなじみの熱帯果樹で、熟した果実は生食はもちろん、乾燥させてドライフルーツにしたり、ジュースにしたりして利用します。
マンゴーの花は当館では咲くことがまれですが、現在温室で開花中です。ひとつの花序で数百~数千の小さい花が集まって咲きますが、熟すのは1個~2個程度だそうです。1cm程度の小さな花から、20cmはあるかというような大きな実になると思うとビックリですね。
温室1階のつきあたり、鉢植えのものが開花しています。
[前庭]
前庭でも次々に花壇の植え替えを行い、初夏の花壇が楽しめます。
こちらはバラのもようになった「丸花壇」。使っているのは「ベゴニア・センパフローレンス」です。株いっぱいに花をつけてコンパクトにまとまるので、花壇のもようを作るのに重宝します。また、春から秋まで花が楽しめるのも魅力です。
梅雨空でも植物は元気いっぱいです。
【ヘメロカリス "ステラデオロ"】 ユリ科 ヘメロカリス属
ヘメロカリスは日本や中国が原産の植物で、日本に自生するものでは「ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)」や「ノカンゾウ」、「ユウスゲ」などが知られます。園芸品種はアメリカで育種がすすみ、1950年代頃からたくさん品種が誕生するようになりました。
この「ステラデオロ」は、黄色味の強いオレンジ色の花が特徴です。草丈は40cm程度。花弁の幅が広いです。よく茂り、たくさんの花をつけています。
【ハイドランジア "アナベル"】 ユキノシタ科 アジサイ属
白い小さな花が集まって咲く、北アメリカ原産のアジサイの園芸品種です。日本のアジサイとは違い、花芽を作るのが春になってからなので、秋になって短く刈り込んだりしても、翌年の花が楽しめます。
繊細な花はドライフラワーにもできます。強健で育てやすい種類です。
[脇庭]
脇庭でも季節の花々が楽しめます。
【カシワバアジサイ】 ユキノシタ科 アジサイ属
こちらも北アメリカが原産のアジサイです。日本で一般的なアジサイ類とは違い、花の形が円錐形です。名前の「カシワバ」は、切れ込みの入った葉の形を柏の葉に見立てたもの。秋になると美しい紅葉が楽しめます。
装飾花が八重になったものや、花がすべて装飾花になったボリュームのあるものなど、園芸品種も色々なタイプがあります。脇庭で見られるものは、八重咲きタイプです。
[ローズガーデン]
ローズフェアの期間は過ぎましたが、バラはまだまだきれいです。
バラと一緒にほかの草花も咲き競っています。お越しの際はどうぞお立ち寄りください。
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