三陽ミュージアムでは、現在外の庭ではポピーやデージーなど春の花々が、館内ではバラ、アジサイなどをはじめとした初夏の花々がそれぞれ美しく咲いてます。温室ではヒスイカズラがまだまだ見られます。また、今週は多目的室で、プロが育てた多肉植物をご覧いただける「多肉植物展」も開催中です!合わせてどうぞお楽しみください。
それでは今回も、館内や屋外の花壇のおすすめの花をご紹介しましょう。
[アトリウムフラワーガーデン]
アトリウムのテーマは、「シャビーシックガーデン」。初夏の花々で彩られた、フランスの田舎町をイメージしたデザインの、大人っぽい花壇です。
入り口の花壇。白や紫の淡い色の花がたくさん植えてあります。外の花壇ではまだ芽が出たばかりのアジサイも、見ごろになっています。
【ハイドランジア "ダンスパーティー"】 ユキノシタ科 アジサイ属
「西洋アジサイ」などとも呼ばれる、アジサイの園芸品種のひとつで、日本の「ガクアジサイ」のように、装飾花が花の外側に並んでつくタイプです。装飾花が大きく華やかで、人気の品種です。紫色とピンク色のものがアトリウムで見られます。
中庭出入り口付近です。今回はたくさんの種類の花が一緒に植えられていて、花畑のようです。
【セイヨウオダマキ "ウィンキー"】 キンポウゲ科 オダマキ属
オダマキの仲間は日本をはじめ、北半球に広く50種類ほどが分布し、セイヨウオダマキはヨーロッパ北部が原産の種類です。本来は紫色の花ですが、園芸種がたくさんあり、赤や桃、白、青などの花色があります。この「ウィンキー」は八重咲きのタイプ。花にボリュームがあってかわいらしいです。
【ゲラニウム "ビルウォーリス"】 フウロソウ科 ゲラニウム属
ヨーロッパに広く分布する「ゲラニウム ピレナイクム(Geranium pyrenaicum)」の園芸品種です。日本でも帰化してる場所があり、ピレネーフウロの名前があります。宿根草で、春から秋まで咲き続けます。
紫色の、1cm~2cmほどの大きさの花がかわいらしく、他の花々との相性も良いので、花壇でも寄せ植えでも活躍します。
アトリウムでは、この他にバラをはじめ、たくさんの花々や木々をお楽しみいただけます。
視点を変えると、また景色が違って見えます。
館内奥のモネサロン近くの花壇は、瓦や睡蓮鉢を使った和モダンなデザインの花壇になりました。
睡蓮鉢には睡蓮は入っていませんが、金魚が泳いでいます。
【アジュガ】 シソ科 アジュガ属
アジュガはシソ科の多年草で、日本にも近縁のジュウニヒトエなどがありますが、園芸植物としてこの名前で流通するものは、ヨーロッパ原産の「アジュガ レプタンス(Ajuga reptans)」です。和名は「セイヨウキランソウ」、この他に「セイヨウジュウニヒトエ」とも呼ばれます。日陰にも強く、葉が地面を覆うためにグラウンドカバープランツとして使われますが、今の時期は花が見られます。花色は紫や桃色があります。
「展示・イベント」の記事でもご紹介しましたが、現在館内1階の多目的室で「世界の多肉植物展」を開催しております。
普段当館では見られないようなものもたくさん見られますので、どうぞお立ち寄りください。
セダム「松の緑」の大株です。白い星形の花がかわいいです。
[中庭]
いろいろな花が開き、花壇がにぎやかです!
[温室]
温室ではヒスイカズラが咲いています。今年はとても花つきがよく、まだつぼみもたくさんあります。
【キフゲットウ】 ショウガ科 アルピニア属
当館温室で人気のある植物のひとつで、大型の草本です。例年4月~5月ごろに見頃を迎えます。先週もご紹介しましたが、並んでつくつぼみは白くつやがあり、先端だけが赤色です。花が開くと、花の中から出る花弁は黄色で、内側に赤い模様があります。当館にあるものは葉に黄色い斑(ふ)の入る観賞用の品種ですが、原種は緑色で、自生する沖縄では大きな葉を蒸し料理に使ったりするそうです。
温室に入ってすぐ、あずまやの右側(滝の近く)で見られます。
[前庭]
前庭では、キンギョソウ、ノースポール、ネモフィラ、デージー等、春の花々が色鮮やかです。チューリップはまだ咲いているものもありますが、少なくなってきました。
[ローズガーデン]
花壇では宿根草などの葉が芽吹いてどんどん春らしくなってきました。他には八重桜が見頃、藤の花も咲きはじめです。
【サトザクラ "関山(かんざん)"】 バラ科 サクラ属
花の色が濃く、出始めの葉が赤い八重桜です。公園などによく植えられる品種で、いくつかの花がまとまってボールのようになって咲いて豪華です。現在、ちょうど見頃となっています。
【アリウム トリクエトルム】 ユリ科 アリウム属
地中海周辺地域原産の球根植物で、自生地では針葉樹の下草として育ちます。花茎は高さ40cm程度まで伸び、白い鐘型の花を7個~8個つけます。ローズガーデンでは、バラの海のコーナー(色別の花壇)と、ウッディテラス(大きなあずまや)の奥にあり、ウッディテラスの奥ではたくさんの花が一度に咲き、見頃になっています。日陰のため、徒長して丈が長めで全体にほっそりとしていますが、きれいです。
それでは今回も、館内や屋外の花壇のおすすめの花をご紹介しましょう。
[アトリウムフラワーガーデン]
アトリウムのテーマは、「シャビーシックガーデン」。初夏の花々で彩られた、フランスの田舎町をイメージしたデザインの、大人っぽい花壇です。
入り口の花壇。白や紫の淡い色の花がたくさん植えてあります。外の花壇ではまだ芽が出たばかりのアジサイも、見ごろになっています。
【ハイドランジア "ダンスパーティー"】 ユキノシタ科 アジサイ属
「西洋アジサイ」などとも呼ばれる、アジサイの園芸品種のひとつで、日本の「ガクアジサイ」のように、装飾花が花の外側に並んでつくタイプです。装飾花が大きく華やかで、人気の品種です。紫色とピンク色のものがアトリウムで見られます。
中庭出入り口付近です。今回はたくさんの種類の花が一緒に植えられていて、花畑のようです。
【セイヨウオダマキ "ウィンキー"】 キンポウゲ科 オダマキ属
オダマキの仲間は日本をはじめ、北半球に広く50種類ほどが分布し、セイヨウオダマキはヨーロッパ北部が原産の種類です。本来は紫色の花ですが、園芸種がたくさんあり、赤や桃、白、青などの花色があります。この「ウィンキー」は八重咲きのタイプ。花にボリュームがあってかわいらしいです。
【ゲラニウム "ビルウォーリス"】 フウロソウ科 ゲラニウム属
ヨーロッパに広く分布する「ゲラニウム ピレナイクム(Geranium pyrenaicum)」の園芸品種です。日本でも帰化してる場所があり、ピレネーフウロの名前があります。宿根草で、春から秋まで咲き続けます。
紫色の、1cm~2cmほどの大きさの花がかわいらしく、他の花々との相性も良いので、花壇でも寄せ植えでも活躍します。
アトリウムでは、この他にバラをはじめ、たくさんの花々や木々をお楽しみいただけます。
視点を変えると、また景色が違って見えます。
館内奥のモネサロン近くの花壇は、瓦や睡蓮鉢を使った和モダンなデザインの花壇になりました。
睡蓮鉢には睡蓮は入っていませんが、金魚が泳いでいます。
【アジュガ】 シソ科 アジュガ属
アジュガはシソ科の多年草で、日本にも近縁のジュウニヒトエなどがありますが、園芸植物としてこの名前で流通するものは、ヨーロッパ原産の「アジュガ レプタンス(Ajuga reptans)」です。和名は「セイヨウキランソウ」、この他に「セイヨウジュウニヒトエ」とも呼ばれます。日陰にも強く、葉が地面を覆うためにグラウンドカバープランツとして使われますが、今の時期は花が見られます。花色は紫や桃色があります。
「展示・イベント」の記事でもご紹介しましたが、現在館内1階の多目的室で「世界の多肉植物展」を開催しております。
普段当館では見られないようなものもたくさん見られますので、どうぞお立ち寄りください。
セダム「松の緑」の大株です。白い星形の花がかわいいです。
[中庭]
いろいろな花が開き、花壇がにぎやかです!
[温室]
温室ではヒスイカズラが咲いています。今年はとても花つきがよく、まだつぼみもたくさんあります。
【キフゲットウ】 ショウガ科 アルピニア属
当館温室で人気のある植物のひとつで、大型の草本です。例年4月~5月ごろに見頃を迎えます。先週もご紹介しましたが、並んでつくつぼみは白くつやがあり、先端だけが赤色です。花が開くと、花の中から出る花弁は黄色で、内側に赤い模様があります。当館にあるものは葉に黄色い斑(ふ)の入る観賞用の品種ですが、原種は緑色で、自生する沖縄では大きな葉を蒸し料理に使ったりするそうです。
温室に入ってすぐ、あずまやの右側(滝の近く)で見られます。
[前庭]
前庭では、キンギョソウ、ノースポール、ネモフィラ、デージー等、春の花々が色鮮やかです。チューリップはまだ咲いているものもありますが、少なくなってきました。
[ローズガーデン]
花壇では宿根草などの葉が芽吹いてどんどん春らしくなってきました。他には八重桜が見頃、藤の花も咲きはじめです。
【サトザクラ "関山(かんざん)"】 バラ科 サクラ属
花の色が濃く、出始めの葉が赤い八重桜です。公園などによく植えられる品種で、いくつかの花がまとまってボールのようになって咲いて豪華です。現在、ちょうど見頃となっています。
【アリウム トリクエトルム】 ユリ科 アリウム属
地中海周辺地域原産の球根植物で、自生地では針葉樹の下草として育ちます。花茎は高さ40cm程度まで伸び、白い鐘型の花を7個~8個つけます。ローズガーデンでは、バラの海のコーナー(色別の花壇)と、ウッディテラス(大きなあずまや)の奥にあり、ウッディテラスの奥ではたくさんの花が一度に咲き、見頃になっています。日陰のため、徒長して丈が長めで全体にほっそりとしていますが、きれいです。
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