三陽ミュージアムでは、現在フェア「ハッピーイースター」を開催中です。館内のアトリウム花壇はイースターがテーマで、花壇のところどころで記念撮影もお楽しみいただけるデザインになっています。
 
 外花壇も館内でも、春の花々がたくさん見られます。楽しい春のひと時を、どうぞ当館でお過ごしください。



[アトリウムフラワーガーデン]
 アトリウムの花壇はイースターのモチーフ、ウサギや卵が飾られた室内花壇です。
 下の写真は入り口すぐ脇の花壇。大きな卵には入ることができます。
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 近くにはウサギの耳の飾りも置いてあるので、ウサギになって記念撮影ができます。

【マーガレット "モリンバ ウォーターメロン"】 キク科 モクシュンギク属
  マーガレットは、キク科の多年草です。鉢花がよく流通しますが、地植えで育てることもできます。色や咲き方がさまざまな園芸品種があります。
 この「モリンバ ウォーターメロン」は、品種名のとおりスイカの果肉のような独特な赤い色がかわいらしい品種です。全体的にほっそり、ふんわりとしたやさしい草姿をしています。
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 アトリウム中央の花壇は、たくさんのカラフルなイースターエッグを飾り付けたエッグツリーがあります。

【オンシディオダ モーニングメドレー"サクラ"】 ラン科 オンシディオダ属
 洋ランのオンシディオダ属は、オンシジウム属とコクリオダ属の属間交配で生まれた人工属です。花の形はオンシジウムに似ているものが多いですが、オンシジウムにはない桃色などの花色があり、この「サクラ」も桃色の花がかわいらしい品種です。
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 アトリウムの光庭側では、植物企画展の期間は終わりましたが、まだまだきれいなスイセンを展示中です。咲き方が変わっていたり、香りがあったり、さまざまなスイセンがご覧いただけます。
【スイセン "ダイバーシティー"】 ヒガンバナ科 スイセン属
 副花冠(内側の花びら)が3分の1以上裂けるのが特徴の、「スプリットコロナスイセン」(別名バタフライスイセン)というグループに分類される品種です。ラッパスイセンのようにまっすぐに伸びるのではなく、横に広がった副花冠が特徴的です。スイセンは品種によって花弁や副花冠の色がさまざまですが、この品種は花弁が白、副花冠が淡い橙色のやさしい色の花です。
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[中庭]
 春の花々が花壇に登場しました。壁の向こう側には、池のほとりにある桜の木が見えます。
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 来週からの予定ですが、「原種チューリップ展」に向けてもう咲いているものを展示中です。一見チューリップに見えないものもありますよ!


 
[温室]
 温室では、変わらずヒスイカズラが元気に開花中です。
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 温室のあずまやから見える景色はジャングルのようです。写真の中央、青っぽく見えるのがヒスイカズラです。

【ホウカンボク】 マメ科 ブラウネア属
 南米ベネズエラ原産です。ボール状にまとまって咲く花が枝に直接つきます。花は濃いオレンジ色で、ひとつひとつは筒のような形をしています。
 温室1階いちばん奥の鉢植えです。葉が全体的に垂れ下がっていますが、しおれているわけではありません。
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[キッチンガーデン]
 アトリウム2階から出たところにあるキッチンガーデンでは、菜の花が花盛りです。名札を見ると意外によく知っているお野菜だったりしますので、ぜひ名札も一緒にお楽しみください。
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[前庭]
 カワヅザクラ、ベニバスモモと花木が咲きすすんできましたが、現在も桜の花が見られます。
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 小さな木ですがこちら。よく咲いています。

【コヒガンザクラ】 バラ科 サクラ属
 サクラの原種、「エドヒガン」と「マメザクラ」の自然交雑種といわれます。親の片方であるエドヒガンも、春の彼岸の時期に咲くことから「彼岸桜」と呼ばれますが、本種も同じく「彼岸桜」と呼ばれることがあります。
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 同じ園路沿いには、ソメイヨシノもあります。

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 ここ2日ほどの高温で、4分~5分咲きほどに咲きすすみそうです。

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 前庭では、この他チューリップも咲き始めています。



[ローズガーデン]
 徐々に花の色が目立つようになってきました。バラは芽吹きはじめです。花は5月中旬頃には咲くと思います。
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