三陽ミュージアムでは、現在「フローラルクリスマス」を開催中です。冬の花々や、クリスマスにちなんだ植物で彩られた館内で、どうぞお楽しみください。
 今週末の12月19日(土)と、12月23日(水・祝)には、時間延長イベントの「クリスマスキャンドルナイト」を開催いたします。ろうそくに照らされて、いつもとは違った表情の花々がお楽しみいただけます。
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 12月12日(土)に開催したときの「キャンドルナイト」の花壇です。ろうそくの暖かい光がポイントです。
 とてもきれいですので、ぜひお越しください。
 
[アトリウムフラワーガーデン]
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 白い大きなツリー型オブジェは、当館のアトリウム展示でも今までで最大で、7.5mもあります。

【シクラメン "セレナーディア ビクトリアブルー"】 サクラソウ科 シクラメン属
 サントリーフラワーズが発表した「青いシクラメン」、セレナーディアシリーズのひとつです。他の品種にはない、青みの強い紫色の花が特徴のシリーズですが、この「ビクトリアブルー」は、シクラメンの人気品種「ビクトリア」とおなじように、縁取り部分と花の中央部に色が乗ります。
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[植物企画展]
 「ポインセチア&クリスマスフラワー展」をアトリウムの中庭側で開催中です。たくさんの種類のポインセチアやシクラメン、クリスマスにちなんだ花々が、間近でご覧いただけます。
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[光庭]
【クリスマスローズ】 キンポウゲ科 ヘレボルス属
 学名は「Helleborus niger(ヘレボルス ニゲル)」。ヨーロッパ原産で、クリスマスの時期に花が咲くのでこの名前があります。前を向いて咲く、白い花が特徴です。当館では今まであまりクリスマスシーズンに咲いたのは記憶にありませんが、狂い咲きなのか、きちんと咲いてくれたのか、現在光庭のエゴノキのまわりで見られます。
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[温室]
【ポインセチア "ビジョンオブグランデール"】 トウダイグサ科 ユーフォルビア属
 ポインセチアの品種の中でも、ふんわりとした薄いピンク色の苞が特徴で、人気のある種類が温室で見られます。もともと自生地では低木になる植物なので、多分このように成長するであろうという姿です。
 ポインセチアは短日植物といい、日の長さが短くなると花芽をつけて苞も色づく種類の植物のため、日本の気候で苞を色づかせるためには特別な育て方が必要です。温室のものは色づいた苞はごくわずかで、緑の葉っぱの方が多いです。
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 写真中央、ややひょろひょろと伸びていますが、葉はよく茂っています。丈は2mほどです。

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 比較のために、館内で展示中の同じ品種の写真です。ずいぶん姿が違います。



[キッチンガーデン]
【ワイルドストロベリー】 バラ科 オランダイチゴ属
 ヨーロッパ原産のイチゴで、香りの良い実はいわゆる普通の「イチゴ」のように大きく甘くはありませんが、食用にもなります。北海道では、明治時代ごろから帰化植物として分布があり、和名では「エゾヘビイチゴ」といいます。やはりよく咲き、実るのは春から初夏の頃ですが、この時期でも元気がよく、花や実が見られます。
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 カリフラワー、ブロッコリー、キャベツなど、冬の野菜も元気です。



[前庭]
【ストック】 アブラナ科 マッティオラ属
 ストックは、冬から春にかけての花壇で活躍する1年草で、茎を囲むように花をつけます。80cmほどの草丈のものから30cmほどの草丈のものまで品種が多様で、咲き方に八重咲き、一重咲きがあります。花色は、赤、紫、桃、白などが多いです。香りが良い種類が多く、花壇でも切り花でも楽しめます。
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 前庭の丸花壇は、雪の結晶と星をイメージしたデザインです。

【センニンソウ】 キンポウゲ科 センニンソウ属
 センニンソウは日本国内の山野に自生するクレマチスのひとつで、夏に、小さく白い十字型の花をたくさんつけます。今の時期に見られるタネから伸びる羽毛のような毛を仙人のヒゲに見立て、名前の由来になりました。
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 花の門を入ってすぐの園路脇、トレリスで見られます。

【スイカズラ】 スイカズラ科 ロニセラ属
 日本各地に自生があり、初夏に良い香りの白い花をつけるスイカズラは、暖地では常緑で冬を越すことから、冬を耐え忍ぶ、という意味の「忍冬(にんどう)」という別名でも呼ばれます。今の時期は、黒く熟した実がたくさんついている様子が見られます。毒はどうやらないようですが、食用にはしません。
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 当館では特に植えているわけではないのですが、どんどん増えます。前庭では、建物に向かって右側のトレリス沿いでよく茂っています。