三陽ミュージアムでは、現在夏休みに合わせ、開館時間を延長しております。当館の植物の中には、昼間とは違った姿になったり、夕方以降に花が開くものもありますので、夏休みの間、夕涼みがてらご覧になってみてはいかがでしょうか!今の時期は、18時ごろからだんだん薄暗くなってきますので、今回ご紹介する植物の見頃の時間になります。

 はじめに、昼間の花壇の様子も少しご紹介します。
 150819_12
 前庭花壇の様子。ブルーサルビアなど、夏の花々の花壇です。

 150819_13
 中庭花壇の様子。日曜日の夕方には、この庭でハワイアンコンサートを開催しています。



[夜に花が開く植物]
【ユウガオ】 アサガオ科 ヨルガオ属
 アサガオよりも一回り大きい、白い花を咲かせます。「ユウガオ(夕顔)」という名前で知られますが、実際の和名は「ヨルガオ(夜顔)」といいます。名前のとおり夕方から夜に咲き、花には芳香もあります。1日花で、花は次の朝にはしおれます。
 150819_02
 アサガオとよく似た形の花ですが、大きく、しっかりしています。

 150819_03
 昼間はつぼみです。写真のものは、次の日に開くくらいの大きさでしょうか。


【ヤコウボク】 ナス科 ケストルム属
 以前、見頃の花の記事でもご紹介していますが、「夜香木」という名前のとおり、夜に強く香る花です。先が4つに割れたような形の細長い花で、少ししだれた枝先にたくさんの花をつけます。当館では、温室内で見られます。
 150819_04
 咲き始めの花です。

 150819_05
 昼間にも花はいくらか残りますが、香りはなく、下に落ちてしまうものも多いです。



[夜になると眠る葉っぱたち]
 マメ科の植物には、夜になると葉が閉じたり、下へ下がったりする「就眠運動(しゅうみんうんどう)」という性質をもったものが数多くあり、当館温室でもいくつかの植物でその様子が観察できます。
【オウコチョウ】 マメ科 カエサルピニア属
 オレンジ色のとてもきれいな花を咲かせるオウコチョウの木は、温室の1階にあります。
 150819_06
 夕方になると、枝先の葉からぴったりと葉を閉じます。

 150819_07
 昼間の葉っぱは羽のようによく開きます

【オジギソウ】 マメ科 ミモサ属
 さわると閉じる葉の動きが面白いオジギソウも、夜になるとぴったりと葉を閉じて小さくなります。昼間と比べると、違う植物のようです。
 150819_08

 150819_09
 こちらも温室1階で見られます。 

【オオベニゴウカン】 マメ科 カリアンドラ属
 冬に赤い半球形の花が咲く、花木のオオベニゴウカンも、夜になると葉を閉じるものの一つです。やはり枝先から順に閉じていくようです。温室2階の橋の上で見られます。
 150819_10

 150819_11
 昼間の葉っぱはつやがある大きな葉っぱです。


 お時間のある時、ぜひ比べてお楽しみくださいね!