三陽ミュージアムでは、現在「フローラルクリスマス」を開催中です。館内、アトリウム花壇のテーマは「小さな森のクリスマス」。アトリウム花壇のあちこちに、生のモミの木を飾り付けたクリスマスツリーがあり、また、木の足元はシクラメンやポインセチアなどの冬の花々であふれています。どうぞ、一足先に楽しいクリスマスの雰囲気でいっぱいになった当館で、楽しいひと時をお過ごしください。
外の庭は、前庭の噴水の周りにある噴水花壇が、冬に向けてビオラの花に衣替えしました。また、ローズガーデンでは、秋のバラの花々が咲いています。
それでは、今回はアトリウムの中の花からご紹介を始めようと思います。
[アトリウムフラワーガーデン]
【チョコレートコスモス “ノエルルージュ”】 キク科 コスモス属
チョコレートコスモスは、メキシコ原産の植物で、前庭の宿根草花壇の中で「チョカモカ」という種類が咲いています。色も香りもチョコレートによく似た花が特徴ですが、この「ノエルルージュ」は赤い花の種類です。品種名の「ノエルルージュ」はフランス語から直訳すると「赤いクリスマス」。この時期の花壇に名前もピッタリです。
【ストック “キスミー”】 アブラナ科 マッティオラ属
ストックはヨーロッパ原産の植物で、日本では冬から春にかけて、1年草として花壇植えにしたり、切り花として流通します。本来、霜が降りる地域では栽培に注意が必要ですが、この「キスミー」は、特に耐寒性が強い品種のため、屋外でも栽培できます。かわいらしい花は香りも良く、見て楽しむだけでない魅力があります。
今回アトリウムで見られる花は一重咲きです。
入り口を入って左側の花壇で、雪だるまの近くで見られます。
【プレクトランサス】 シソ科 プレクトランサス属
プレクトランサスはシソ科の植物で、約100種が熱帯・亜熱帯アジア、アフリカ、オーストラリアに分布します。園芸上栽培されるものは観葉植物として使われることが多いのですが、いくつかの種類は花も鑑賞します。
当館で現在見られるものは、花の様子から、「ピンククリッカー」という品種ではないかと推察されます。枝分かれしたこんもりとした花茎の先に、小さな小花をたくさんつけます。花の色はもちろん、茎やつぼみも赤みがあるかわいらしい花です。花壇のふちどりの一部に使っています。
アトリウム中央の花壇は、馬車とツリーできらびやかな空間です。足元には花がいっぱいですので、そちらもぜひ注目してみてくださいね。
[温室]
【エクメア ガモセパラ】 パイナップル科 エクメア属
例年、開花するとついついご紹介してしまうので、ブログ記事でも常連となりつつある花です。花茎を取り囲むように花をつけ、ピンクのがくの先につく青いつぼみがころんとしている花の形から、「ブルーシャンデリア」とも呼ばれます。ちなみに花は開いてもさほど姿が変わりません。例年、11月から12月のはじめ頃、温室2階で見られます。
咲いている花の拡大です。花びらが開ききることがなく、蕾とさほど変わらない姿です。
温室2階、エアープランツのコーナーの足元で見られます。
[屋上庭園]
【ツタ】 ブドウ科 ツタ属
ツタはブドウ科のつる植物です。日本には「ツタ」と呼ばれる植物で、もう一つ「キヅタ」というものがありますが、そちらはウコギ科の常緑植物で分類的にも、生態も全く異なります。紛らわしいので、こちらのツタを「ナツヅタ」ということもあります。紅葉するのが特徴で、当館でも現在、色づいた葉が見られます。
屋上庭園で見られます。
[前庭]
【レオノチスセージ】 シソ科 レオノチス属
和名は「カエンキセワタ」といい、南アフリカが原産の植物です。名前に「セージ」とつきますが、宿根サルビアではありません。秋の、他の花々がなくなってくる時期に、茎を取り囲むようにオレンジ色の花をつけます。花は段になって、下から咲いていきます。花にはやわらかい毛が密生し、もこもことしています。
枯れ枝が多くなってきた庭で、元気のよい緑色がとてもきれいです。
【クジャクアスター】 キク科 アスター属
クジャクアスターはキク科の宿根草で、「シロクジャク」とほかの宿根アスターを掛け合わせた交配種がこう呼ばれています。径が2cmほどの小さな花を枝いっぱいにつけ、薄紫色の流れのような姿で咲いています。草丈が伸び、暴れるのが少し困るところですが、秋の開花はみごとです。
[ローズガーデン]
【バラ “エリナ”】 バラ科 バラ属
ローズガーデンの、色別に花壇がある「バラの海」のコーナーの白い花の花壇で、現在きれいな花が見られるバラがこの「エリナ」です。大輪咲きの「HT(ハイブリット・ティ-)」に分類される種類で、花色はやや黄色みを帯びます。高いところで咲く、大きな花が印象的です。
外の庭は、前庭の噴水の周りにある噴水花壇が、冬に向けてビオラの花に衣替えしました。また、ローズガーデンでは、秋のバラの花々が咲いています。
それでは、今回はアトリウムの中の花からご紹介を始めようと思います。
[アトリウムフラワーガーデン]
【チョコレートコスモス “ノエルルージュ”】 キク科 コスモス属
チョコレートコスモスは、メキシコ原産の植物で、前庭の宿根草花壇の中で「チョカモカ」という種類が咲いています。色も香りもチョコレートによく似た花が特徴ですが、この「ノエルルージュ」は赤い花の種類です。品種名の「ノエルルージュ」はフランス語から直訳すると「赤いクリスマス」。この時期の花壇に名前もピッタリです。
【ストック “キスミー”】 アブラナ科 マッティオラ属
ストックはヨーロッパ原産の植物で、日本では冬から春にかけて、1年草として花壇植えにしたり、切り花として流通します。本来、霜が降りる地域では栽培に注意が必要ですが、この「キスミー」は、特に耐寒性が強い品種のため、屋外でも栽培できます。かわいらしい花は香りも良く、見て楽しむだけでない魅力があります。
今回アトリウムで見られる花は一重咲きです。
入り口を入って左側の花壇で、雪だるまの近くで見られます。
【プレクトランサス】 シソ科 プレクトランサス属
プレクトランサスはシソ科の植物で、約100種が熱帯・亜熱帯アジア、アフリカ、オーストラリアに分布します。園芸上栽培されるものは観葉植物として使われることが多いのですが、いくつかの種類は花も鑑賞します。
当館で現在見られるものは、花の様子から、「ピンククリッカー」という品種ではないかと推察されます。枝分かれしたこんもりとした花茎の先に、小さな小花をたくさんつけます。花の色はもちろん、茎やつぼみも赤みがあるかわいらしい花です。花壇のふちどりの一部に使っています。
アトリウム中央の花壇は、馬車とツリーできらびやかな空間です。足元には花がいっぱいですので、そちらもぜひ注目してみてくださいね。
[温室]
【エクメア ガモセパラ】 パイナップル科 エクメア属
例年、開花するとついついご紹介してしまうので、ブログ記事でも常連となりつつある花です。花茎を取り囲むように花をつけ、ピンクのがくの先につく青いつぼみがころんとしている花の形から、「ブルーシャンデリア」とも呼ばれます。ちなみに花は開いてもさほど姿が変わりません。例年、11月から12月のはじめ頃、温室2階で見られます。
咲いている花の拡大です。花びらが開ききることがなく、蕾とさほど変わらない姿です。
温室2階、エアープランツのコーナーの足元で見られます。
[屋上庭園]
【ツタ】 ブドウ科 ツタ属
ツタはブドウ科のつる植物です。日本には「ツタ」と呼ばれる植物で、もう一つ「キヅタ」というものがありますが、そちらはウコギ科の常緑植物で分類的にも、生態も全く異なります。紛らわしいので、こちらのツタを「ナツヅタ」ということもあります。紅葉するのが特徴で、当館でも現在、色づいた葉が見られます。
屋上庭園で見られます。
[前庭]
【レオノチスセージ】 シソ科 レオノチス属
和名は「カエンキセワタ」といい、南アフリカが原産の植物です。名前に「セージ」とつきますが、宿根サルビアではありません。秋の、他の花々がなくなってくる時期に、茎を取り囲むようにオレンジ色の花をつけます。花は段になって、下から咲いていきます。花にはやわらかい毛が密生し、もこもことしています。
枯れ枝が多くなってきた庭で、元気のよい緑色がとてもきれいです。
【クジャクアスター】 キク科 アスター属
クジャクアスターはキク科の宿根草で、「シロクジャク」とほかの宿根アスターを掛け合わせた交配種がこう呼ばれています。径が2cmほどの小さな花を枝いっぱいにつけ、薄紫色の流れのような姿で咲いています。草丈が伸び、暴れるのが少し困るところですが、秋の開花はみごとです。
[ローズガーデン]
【バラ “エリナ”】 バラ科 バラ属
ローズガーデンの、色別に花壇がある「バラの海」のコーナーの白い花の花壇で、現在きれいな花が見られるバラがこの「エリナ」です。大輪咲きの「HT(ハイブリット・ティ-)」に分類される種類で、花色はやや黄色みを帯びます。高いところで咲く、大きな花が印象的です。
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