三陽ミュージアムでは、こんどの日曜・8月3日まで、フェア「七夕まつり」を開催中です。今年の旧暦の七夕は8月2日だそうですから、ちょうどこの週末です。お越しになった皆様、ぜひ短冊にお願いごとを書いてみてくださいね。
 館内・アトリウムは、「イチゴ姫のベジタブルガーデン」のテーマで、イチゴの家を中心とした観葉植物と果樹、野菜の庭をご覧いただけます。また、光庭では植物企画展の「お星さまにちなんだ植物展」「グリーンカーテンにできるつる植物展」を開催しています。
 前庭やローズガーデンでは、夏の花々が元気に咲いています。

 プールで公園にいらした方も、どうぞ涼みに寄ってみてください。たくさんの皆様のお越しをお待ちしております。


交通のご案内【重要】
 
当館にお越しの際に利用していただく稲毛海浜公園の第1駐車場は、夏休みのプールが開催中の期間、プールをご利用のお客様で大変混雑します(特にお天気の良い日)。お越しの際は、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
 どうしてもお車でお越しの場合は、駐車場の係員の指示に従って駐車してください(第1駐車場が満車の場合、第2駐車場などに停めていただく場合もあります)。


 それでは、本日も見ごろの花々をご紹介しようと思います。



[アトリウムフラワーガーデン]
【クルクマ】 ショウガ科 クルクマ属
 クルクマは色のついた苞が美しい球根植物で、最近は「ガーデンクルクマ」などの名前で初夏から夏頃、見かけるようになりました。薬用や香料用に用いるウコンの仲間で、学名の由来はウコンの色でもある「黄色」です。
 鉢植えでよく流通するものでは、苞が赤紫や桃色、白になるものや、苞の上部が長く伸びるものなどがあります。切り花でも使います。
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 葉は細長い緑色で、手前の斑入りの葉は一緒に植わっているギボウシの葉です。

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 イチゴ姫のオーブンがある花壇の、光庭側で見られます。



[光庭]
[植物企画展]
 光庭では植物企画展の「お星さまにちなんだ植物展」を8月3日まで、「グリーンカーテンにできるつる植物展」を夏休みの間、開催しています。今回もその中からひとつずつ、見頃の植物をご紹介します。

【ベゴニア “流れ星”】 シュウカイドウ科 ベゴニア属
 木立ベゴニアと呼ばれる、球根がなくて茎が立ち上がるタイプのベゴニアの、園芸品種です。流れ星の名前は葉の模様から来たものなのか、花から来たものなのかわかりませんが、葉の、濃い緑色の上に浮き出る大きめな白い斑点も、桃色の花もとてもかわいらしい品種です。
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 今週いっぱいの展示です。ぜひご覧ください!

【アサガオ “曜白アサガオ”】 ヒルガオ科 イポメア属
 曜白アサガオは、アサガオとマルバアサガオの交配種の園芸品種で、花弁の中央から放射状に白い筋が入り、花びらのふちどりも白くなる、特徴的な花が咲きます。今回はミックスのタネを播いたのですが、光庭で咲いているのは青紫色の花です。中央部が薄く赤い色になり、何ともいえない美しい花です。アサガオの仲間にしては、花びらが厚めなのでやや長い間咲いていますが、ご覧になる場合は午前中の早い時間がおすすめです。
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[温室]
【ヘリコニア ロストラタ】 バショウ科 ヘリコニア属
 温室の中でも咲くと目を引く大型の花のひとつで、カニのはさみのような、赤と黄色の苞が下向きに垂れ下がります。ハワイやペルーに分布します。当館2階で咲いている花は7個ほどのかたまりで、今年はちょっと短めなのですが、18個ほどの花が一度につくこともあるそうです。苞から飛び出す黄色い部分が花です。
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 温室の階段を上がり、ランの花壇の左奥で見られます。



[キッチンガーデン]
 キッチンガーデンでは、夏野菜の実などが見ごろです。
【パプリカ “ビバ・パプリコット”】 ナス科 トウガラシ属
 キッチンガーデンの足元で、カラフルな実が目をひきます。早生種で、収量が多い品種です。
 パプリカは「トウガラシ属」の植物です。トウガラシはとても辛くて実が細長く、丸っこくて肉厚だったり、甘みのあるピーマンやパプリカとは違う野菜のようですが、じつは一緒の仲間です。よく見ると、葉や花はとてもよく似ていますよ。
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【ミョウガ】 ショウガ科 ショウガ属 
 夏に薬味として大活躍するミョウガは、国内の本州から九州にかけて分布する多年草です。地下茎で増え、苞に包まれたつぼみの部分を食用にします。花序は地下茎からのびるため、半分ほどは土に埋まった状態です。花は白く、つぼみと同じくらいの大きさがあります。キッチンガーデンでは、葉が茂った間で、ひっそりと花を咲かせています。見る場合はちょっとだけ、茎をかき分けてみてください。
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 ミョウガの葉です。やや湿り気のある場所を好み、半日陰でも育ちます。



[前庭]
 噴水花壇の花々は、暑さにもめげずあざやかに咲いています。

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【ハマオモト】 ヒガンバナ科 クリヌム属
 ハマユウ(浜木綿)の名前でよく知られる、大型の多年草で、国内では房総・三浦半島以西の本州、四国、九州、琉球諸島に自生し、海岸の砂地などで生育します。花の時期は7月~9月ごろで、高さが80cmほどになります。花茎から10~20ほどの花がつきます。花は白いのですが、雄しべの先だけ赤色になります。花は夜開き、芳香があります。
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 前庭、建物寄りのソテツの植え込みで見られます。

【サクシセラ インフレクサ “フロステッドパールズ”】 マツムシソウ科 サクシセラ属
 ヨーロッパに分布のあるマツムシソウ科の植物で、花びらのような装飾花の部分がなく、長く伸びた茎の先に2cmほどの白いボールがついたような花が次々咲きます。強健で育てやすい種類の宿根草です。切り花でも楽しめます。
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【ジニア クイーンレッドライム】 キク科 ジニア属
 ジニアの仲間は、和名のヒャクニチソウ(百日草)という名前でも知られる、夏咲きの一年草です。メキシコを中心に、北アメリカから南アメリカに分布します。1800年代の後半から主にヨーロッパやアメリカで品種改良が進み、一重、八重、ダリア咲きなど、花の形や、草丈の様々な品種があります。色は黄色や赤、橙、桃、白などがあり、いずれも鮮やかです。今回前庭で見られるのは、ピンク色とライム色がグラデーションになる、独特の色の高性品種です。
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