三陽ミュージアムでは、現在「菜の花フェア」を開催中です。前庭花壇の菜の花はいよいよ鮮やかに、元気な黄色い花を咲かせています。
 館内アトリウムは、「ハートフルガーデン」のテーマで、ハートのモチーフと春の花々でいっぱいの花壇がご覧いただけます。
 アトリウムのいちばん奥は、2月6日に開幕するソチオリンピックに合わせ、オリンピックをイメージした花壇になりました。参加する国々の旗と、はなちゃんのパネルと一緒にぜひ記念撮影をどうぞ!
 
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 華麗なジャンプを見せるはなちゃんです。



[アトリウムフラワーガーデン]
【チューリップ “モンテオレンジ”】 ユリ科 チューリップ属
 八重咲きでとても華やかなチューリップです。花の外側は濃いオレンジ色、花の中央部は黄色で、花びらの表と裏でもまた色が違います。つぼみの時には、がくの緑色が目立ちますが、咲きすすむと緑色も色が変わり、消えていくようです。
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 元気をもらえるような、はっきりとしたオレンジ色が印象的な花です。

【ウンナンサクラソウ “サクラレジーナ”】 サクラソウ科 プリムラ属
 ウンナンサクラソウは、サクラソウ科の植物で、薄いピンク色の花と、たくさん毛の生えた銀色の茎や葉が優しげです。宿根草で、耐寒性が強いかわりに夏の暑さに弱く、1年草として扱うことが多いです。次々と花が咲くので、長い期間楽しめます。
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【シラー ペルビアナ】 ユリ科 スキラ属
 ポルトガルなどが原産の球根植物で、茎の先端に球状にまとまった青い花をつけ、花は下から順に咲いてきます。屋外で育ててもよく咲きますが、その場合の花期は5月~6月くらいです。ひとつひとつの花がとても小さいのですが、花の集まりは直径が10cmほどあり、個性的な花が目を引きます。
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【ユリオプスデージー “ゴールデンクラッカー”】 キク科 ユリオプス属
 「ゴールデンクラッカー」は、南アフリカ原産の常緑低木で、「ユリオプスデージー」とついた名前でもよく流通しますが、実際は同属の近縁種です。黄色く、小さいたくさんの花を円錐状につけ、葉は針葉樹のように細かくとがっています。
 暖地では、地植えのまま冬越しすることができます。
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 全体的に見ても面白い形の花です。

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 アトリウム中央の花壇のまわりで見られます。



[温室]
【ウコンラッパバナ】 ナス科 ソランドラ属
 現在、温室で見られる花にこの「ウコンラッパバナ」があります。メキシコ原産で、径が20cmほどもある大きな花をつけます。つぼみの頃から存在感のある花で、咲きはじめは白っぽい色、だんだんと黄色が濃くなり、これが名前の「ウコン(鬱金)」の由来となっています。
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 後ろに咲いたばかりの花があります。色が違うのがわかりますか? 

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 写真中央、柱の脇で咲いています。近くに行くと、見上げる高さです。

【アスパラガス デンシフロルス】 ユリ科 アスパラガス属
 アフリカ原産のアスパラガスで、観賞用に用いる種類です。アスパラガスの仲間は植物でも少し変わっている仲間で、実際の「葉」は退化していて、葉のように見える部分は枝の変化したものです。釣鐘型の花と、花のあとに実ができます。実は最初は白く、熟すと赤く色づきます。現在、温室の階段わきで、実を見ることができます。 
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[前庭]
【キンセンカ】 キク科 キンセンカ属
 エントランスの周辺の鉢で寄せ植えに使っています。ヨーロッパ原産の耐寒性一年草で、橙色や黄色の花色があります。品種によって草丈が高くなり、切り花に向くものや当館にあるもののように花壇植えに向く、矮性の品種があり、花の大きさもさまざまです。

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 ビオラやストックなどと一緒に、冬の寄せ植えで活躍中です。


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 前庭では、菜の花も元気に開花中です。



[通用路脇花壇]
【エリカ ダーレンシス】 ツツジ科 エリカ属
 ヨーロッパのエリカの仲間で、アルプス地方などに分布する「カルネア」種と、西ヨーロッパ、アイルランドなどに分布する「エリゲナ」種の雑種です。針葉樹のようなとがった細い葉の低木で、近くにある「ジャノメエリカ」と比べてもかなり丈の低いところで広がっています。とても小さな鐘型の花を、枝に並んだ状態でぎっしりとつけます。園芸品種がいろいろあり、このピンクの花の脇にも、白花の品種が植えてあります。
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 やや花の多い時期を過ぎてしまいましたが、まだまだ咲いています。 
 
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 写真左の手前側、低くまとまった低木です。背側にある大きいものは「ジャノメエリカ」です。



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 外庭では、早咲きのクロッカスのつぼみがふくらんでいました。春が待ち遠しいですね。