三陽ミュージアムでは、現在「フローラルクリスマス」を開催中です。もみの木やヒイラギ、ポインセチアなどのクリスマスの花や木と、シクラメン、ビオラ、アリッサム、プリムラなどの、たくさんの花々が咲くクリスマスの花壇を展示しています。
今週末には開館時間を延長して、「キャンドルナイト」を開催します。いつもとは違う、ろうそくに照らされた花壇も、ぜひご覧いただきたいです。皆様のお越しをお待ちしております。
それでは、今回はクリスマスにちなんだ木などを中心にご紹介します。
[アトリウムフラワーガーデン]
館内アトリウムは、「イチゴ姫のクリスマス」がテーマ。中央の花壇にあるイチゴ姫の家には、入ることもできます。また、植物企画展の「ポインセチア&シクラメン展」も開催中です。
【ヒイラギモチ】 モチノキ科 モチノキ属
ヒイラギモチは中国原産の低木で、流通名の「クリスマスホーリー」という名前が有名で、アトリウムの名札もその名前でつけています。ヨーロッパではこの植物に近い「セイヨウヒイラギ」を、クリスマスの飾りに使います。同じ「ヒイラギ」が日本にもありますが、そちらはモクセイ科で、本種やセイヨウヒイラギのような赤い実をつけることはありません。
緑の葉と赤い実がクリスマスにぴったり。性質も強いです。
トナカイの足元にあります。
【ヒイラギナンテン “チャリティー”】 メギ科 マホニア属
こちらもとげのある葉から「ヒイラギ」の名前のある植物で、中国から台湾にかけて分布する高さ150cm程度になる低木です。花は黄色、その後にできる実は青色です。日本には17世紀末に渡来し、斑入り葉の品種なども栽培されました。
アトリウムのものはまだまだ子供です。
青白いトナカイの背側にあります。
エントランスの入り口わきには、これが大きくなったものがあり、現在たくさんの花をつけています。
写真の右奥です。
花のひとつひとつを見ると、整った美しい形をしています。
【ユーフォルビア “白雪姫”】 トウダイグサ科 ユーフォルビア属
ポインセチアなども含まれるユーフォルビア属の植物で、苞の部分が白く小さく、円形に広がったような花がつきます。花は「ダイヤモンドフロスト」という品種に似ていますが、もう少し花が大きく、株はコンパクトにまとまります。色々な花と相性がいいので、寄せ植えに向きそうな花です。
小さい街にもクリスマスの飾りがあります。
[植物企画展]
ポインセチア&シクラメン展を開催しており、アトリウムの中庭側でポインセチアを、光庭側でシクラメンを展示しています。
【ポインセチア “マーブルスター”】 トウダイグサ科 ユーフォルビア属
葉の大きなタイプのポインセチアで、白の地に桃色の水彩絵の具を落としたような、マーブルもようです。ふちの白い、濃淡のある葉色が魅力です。
【シクラメン “ネオゴールデンガール”】 サクラソウ科 シクラメン属
写真では白く写ってしまい、ちょっと伝わらないと思いますが、クリーム色のシクラメンです。赤やピンク色の花が多いシクラメンの中では、とても変わった色をしています。花の中央部だけ、口紅をつけたように赤い色が乗っているのがかわいらしいです。
[光庭]
光庭では、かわいらしいハート形や星形のハンギングバスケットを展示しています。また、その下の寄せ植えも冬の花でいっぱいです。
【エリカ “ウィンターファイヤー”】 ツツジ科 エリカ属
針葉樹のように、つんつんとした葉で、赤い花が美しいエリカです。南アフリカが原産で、庭植えなどで大きく育てると1mほどの高さになります。当館ではアトリウムの花壇や寄せ植えで小さいものが、ローズガーデンでは大きく育った株が見られます。
[温室]
【サンジャクバナナ】 バナナ科 バナナ属
当館の温室1階奥で、大人にも子供にも大人気のバナナが黄色く色づき始めました。大きく育ちすぎて、皮が割れて果肉が見えているものもあります。
また、温室の階段からは、まだ子供のバナナも見られます。合わせてお楽しみください。
実がかなり大きく育っています。
1階のいちばん奥、階段の先のコーナーで見られます。
[ローズガーデン]
【サザンカ】 ツバキ科 ツバキ属
日本に自生する常緑樹で、学名もそのまま「Camellia sasanqua(カメリア・ササンカ)」といいます。江戸時代のはじめから、多くの園芸品種が栽培されています。ツバキとごく近縁で自然交雑もするため、サザンカと名前のついた品種でも、交配種もたくさん含まれると思われます。
一般には、葉の大きさや葉柄に毛があるか、花の散り方などでツバキとサザンカが区別されています。
ローズガーデンのパルコース側、奥の方で見られます。
今週末には開館時間を延長して、「キャンドルナイト」を開催します。いつもとは違う、ろうそくに照らされた花壇も、ぜひご覧いただきたいです。皆様のお越しをお待ちしております。
それでは、今回はクリスマスにちなんだ木などを中心にご紹介します。
[アトリウムフラワーガーデン]
館内アトリウムは、「イチゴ姫のクリスマス」がテーマ。中央の花壇にあるイチゴ姫の家には、入ることもできます。また、植物企画展の「ポインセチア&シクラメン展」も開催中です。
【ヒイラギモチ】 モチノキ科 モチノキ属
ヒイラギモチは中国原産の低木で、流通名の「クリスマスホーリー」という名前が有名で、アトリウムの名札もその名前でつけています。ヨーロッパではこの植物に近い「セイヨウヒイラギ」を、クリスマスの飾りに使います。同じ「ヒイラギ」が日本にもありますが、そちらはモクセイ科で、本種やセイヨウヒイラギのような赤い実をつけることはありません。
緑の葉と赤い実がクリスマスにぴったり。性質も強いです。
トナカイの足元にあります。
【ヒイラギナンテン “チャリティー”】 メギ科 マホニア属
こちらもとげのある葉から「ヒイラギ」の名前のある植物で、中国から台湾にかけて分布する高さ150cm程度になる低木です。花は黄色、その後にできる実は青色です。日本には17世紀末に渡来し、斑入り葉の品種なども栽培されました。
アトリウムのものはまだまだ子供です。
青白いトナカイの背側にあります。
エントランスの入り口わきには、これが大きくなったものがあり、現在たくさんの花をつけています。
写真の右奥です。
花のひとつひとつを見ると、整った美しい形をしています。
【ユーフォルビア “白雪姫”】 トウダイグサ科 ユーフォルビア属
ポインセチアなども含まれるユーフォルビア属の植物で、苞の部分が白く小さく、円形に広がったような花がつきます。花は「ダイヤモンドフロスト」という品種に似ていますが、もう少し花が大きく、株はコンパクトにまとまります。色々な花と相性がいいので、寄せ植えに向きそうな花です。
小さい街にもクリスマスの飾りがあります。
[植物企画展]
ポインセチア&シクラメン展を開催しており、アトリウムの中庭側でポインセチアを、光庭側でシクラメンを展示しています。
【ポインセチア “マーブルスター”】 トウダイグサ科 ユーフォルビア属
葉の大きなタイプのポインセチアで、白の地に桃色の水彩絵の具を落としたような、マーブルもようです。ふちの白い、濃淡のある葉色が魅力です。
【シクラメン “ネオゴールデンガール”】 サクラソウ科 シクラメン属
写真では白く写ってしまい、ちょっと伝わらないと思いますが、クリーム色のシクラメンです。赤やピンク色の花が多いシクラメンの中では、とても変わった色をしています。花の中央部だけ、口紅をつけたように赤い色が乗っているのがかわいらしいです。
[光庭]
光庭では、かわいらしいハート形や星形のハンギングバスケットを展示しています。また、その下の寄せ植えも冬の花でいっぱいです。
【エリカ “ウィンターファイヤー”】 ツツジ科 エリカ属
針葉樹のように、つんつんとした葉で、赤い花が美しいエリカです。南アフリカが原産で、庭植えなどで大きく育てると1mほどの高さになります。当館ではアトリウムの花壇や寄せ植えで小さいものが、ローズガーデンでは大きく育った株が見られます。
[温室]
【サンジャクバナナ】 バナナ科 バナナ属
当館の温室1階奥で、大人にも子供にも大人気のバナナが黄色く色づき始めました。大きく育ちすぎて、皮が割れて果肉が見えているものもあります。
また、温室の階段からは、まだ子供のバナナも見られます。合わせてお楽しみください。
実がかなり大きく育っています。
1階のいちばん奥、階段の先のコーナーで見られます。
[ローズガーデン]
【サザンカ】 ツバキ科 ツバキ属
日本に自生する常緑樹で、学名もそのまま「Camellia sasanqua(カメリア・ササンカ)」といいます。江戸時代のはじめから、多くの園芸品種が栽培されています。ツバキとごく近縁で自然交雑もするため、サザンカと名前のついた品種でも、交配種もたくさん含まれると思われます。
一般には、葉の大きさや葉柄に毛があるか、花の散り方などでツバキとサザンカが区別されています。
ローズガーデンのパルコース側、奥の方で見られます。
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