花の美術館では、現在秋色フェアを開催中です。前庭ではサルビア類を中心とした秋の花々が、ローズガーデンでは、秋のバラも咲き始め、夏をこえてまた庭がにぎやかになる季節になりました。 お天気が良いと、大変気持ちのいい季節です。ぜひ、お散歩にいらしてください。 
 また、今週の木曜日、10月31日から、11月10日までは、前庭の建物に向かって右側、通用路脇にて、菊花展を開催します。    

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 現在の菊花展予定地の様子です。菊小屋はもう出来上がっています。



[アトリウムフラワーガーデン]
 【リンドウ “ヴィーナス”】 リンドウ科 リンドウ属 
 桃色の花、茎が特徴で、かわいらしい印象の、草丈20cm弱と、丈の低いリンドウです。花数が多く、花の形が整っています。アトリウム花壇で、地面を覆うように使っています。 
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 キクやリンドウ、ダリアなど、秋の花々が花壇を彩ります。

【ダリア “ウェディングマーチ”】 キク科 ダリア属 
 花の径が15cmを超えるような、大輪のダリアです。花は白で花弁にピンク色の縁取りがあります。今回の植え替えで、アトリウムにはたくさんの種類の大輪ダリアを植栽しました。どれも花が大きく、とても豪華で印象的です。 
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 入り口を入ってすぐ左側の花壇、中庭の窓側にあります。



[温室]
 【ミナ ロバータ】 ヒルガオ科 イポメア属
 アサガオと同じ、イポメア属の植物ですが、花の形がかなり違います。縦に並ぶように、つぼ型の3cmほどの花をつけます。つぼみの部分は赤で、咲きすすむと白くなります。名前は、古い学名によります。 温室では、中庭との出入り口付近の柱のそばで見られます。
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 【ホヤ リネアリス】 ガガイモ科 ホヤ属
 細長い葉の「サクララン」の仲間で、垂れ下がるように伸びていきます。枝先につく花は、ほかのホヤ属の仲間と同じように星形の花が集まって半球状になり、色は白。とてもかわいらしいです。花がないと、多肉の観葉植物のように見えます。温室では、1階の階段手前、アーチに吊った鉢で見られます。 
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 [前庭]
 【ナデシコ “ベルフィー”】 ナデシコ科 ナデシコ属
 前庭のコスモスのあった花壇に植えられたナデシコは、「ビジョナデシコ」と「セキチク」の特性を併せ持つ交配種です。「ベルフィー」シリーズのなかでも「ブラッシュピンク」という色の品種で、一つの株で白から濃いピンクまで、いろいろな色の花が咲きます。花の径は3~4cmほどです。
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 【サルビア “ファイヤーセンセーション”】 シソ科 サルビア属
 交配種らしいサルビアで、紫色の茎、がく、花が落ち着いた印象です。6月頃の植えつけた当時から現在まで、たえず花をつける優秀な花で、だんだん大きく育ってきました。秋になり、花数が増えてきたように感じます。 
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 【サルビア インボルクラータ】 シソ科 サルビア属
 別名「ローズリーフセージ」といい、幅広の葉と、濃いピンク色の花が特徴のサルビアです。草丈は、途中で切り戻さないとかなりの大きさになります。以前からたびたび紹介しているとおり、前庭には、宿根のタイプから1年草のタイプまで、とてもいろいろな種類のサルビアがあります。この花壇だけでも、5種類。今の時期が、ちょうど見ごろです。  
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 [脇庭]
 【ホトトギス】 ユリ科 ホトトギス属
 ホトトギスは、秋咲きの多年草で、同じ属の仲間が日本国内に10種ほど自生します。古くから栽培もされており、日本のホトトギスと近縁の「タイワンホトトギス」などとの交配から、園芸品種も数多くあります。三陽ミュージアムで見られるホトトギスはこのような交配種のひとつだと思われます。花の名前は、花びらの斑紋を鳥のホトトギスの胸の部分の模様に見立てたところから来たということです。
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 [ローズガーデン]
 【バラ “エドガー・ドガ”】 バラ科 バラ属
 ピンク色や赤と黄色のまだら模様の花びらが独特で、一つ一つの花でも色が少しずつ違います。ローズガーデンの、「バラの美術館」という、画家の名前や作品名が品種名になったバラが集められたコーナーで見られます。
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 【ハマギク】 キク科 クリサンセマム属
 ハマギクは、日本原産のキクで、茨城県から青森県に至る太平洋側の海岸に自生します。花びらの部分が 白い、径が6cmほどの大きな花をつけて、たくさんの花がいっぺんに咲きます。当館では毎年夏前に切り戻しをして、大きくなりすぎないように管理しています。 
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 バラは、まだしばらくの間楽しめます。