三陽ミュージアムでは、現在「秋色フェア」を開催中です。ローズガーデンでは、秋のバラの季節がやってきました。コスモスやシュウメイギクなど、ほかの花と一緒に咲く様子が楽しめます。
 先週のブログでご紹介しましたが、台風26号で前庭のコスモス花壇のコスモスが倒れてしまいました。植物自体が、終わりに近い時期で弱っていたということもあり、今週植え替えをして、現在は黄色い花のウィンターコスモスと、ピンク色の花のナデシコの花壇になりました。
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 また、今週は27日(日)まで、アトリウムの中庭側で「秋の多肉植物展」を開催しています。
 珍しい多肉植物も含め、展示、販売を行っていますので、お越しの際はご覧ください。



[アトリウムフラワーガーデン]
[植物企画展]
 「多肉植物」は、植物の「科」などの分類のひとつではなく、形が肉厚で葉に水分を多く持つ植物の総称です。良く知られているものには、サボテン類やアロエがあります。

【ハオルチア “雫石”】 ユリ科 ハオルチア属
 ハオルチアは、南アフリカに多くの種類が自生し、厚い葉をもつ多肉植物の一つで、新しい分類ではツルボラン科に含まれます。原種が67種類ほどと、観賞用の交配種が多く存在します。この「雫石」は、名前の通り、透明感のある、水滴のような葉が魅力の種類です。
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【フェルニア “竜王閣”】 ガガイモ科 フェルニア属
 南アフリカのケープ州が原産の、多年生の多肉植物です。4陵~5稜(断面が4角形、5角形)の、粗くするどい鋸歯を持った茎が特徴で、茎の途中から3つ~8つほどの花が集まってつきます。花は径が3cmほどで、黄色です。星形でかわいらしい花です。
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【アカバセンニチコウ “レッドフラッシュ”】 ヒユ科 アルテルナンテラ属
 西インド諸島、ブラジルが原産の「アルテルナンテラ デンタタ」種をもとに作られた園芸品種で、センニチコウ(千日紅)と名前につきますが、別属です。葉の色が赤く、ほふく性があります。長く伸びた花茎の先に、小さな白い花をつけます。
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【セロシア “ケロスピンク”】 ヒユ科 ケイトウ属
 丈が50cmほどの、ほっそりとした形のケイトウの園芸品種で、ピンク色の花のほかに、茎もやや赤みを帯びます。細長く並んだ花は、下から咲きすすみ、開いた部分は薄い色で、つぼみは濃い色のため、グラデーションがかって見えます。
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【トウガラシ “ブラックパール”】 ナス科 トウガラシ属
 葉も実も真っ黒な観賞用トウガラシで、草丈がコンパクトなため、花壇植えや鉢植えで楽しめます。花は紫色、実は黒で熟すと赤くなります。観賞用ですが、夏のトウガラシ展の時に試食したところ、かなりしっかりと、ピリっとした辛みがありました。
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[温室]
【ヤコウボク】 ナス科 ケストルム属
 ヤコウボク(夜香木)は、西インド諸島原産の常緑低木で、日本には明治のはじめに渡来しました。名前は花が夜に香るところからきていて、正確な和名は「ヤコウカ(夜香花)」といいます。花は長さ3cmほどの細長い筒状の先が星形に開き、たくさんの花が一度に咲きます。26日はいつもより長く開館するため、香りが楽しめるかもしれません。
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 開いていますが、昼間は香りません。

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[ベランダガーデン]
[植物企画展]
 ベランダガーデンでは、引き続き「コリウス展」を行い、30種類以上のコリウスを展示しています。

【コリウス “イエロージグザグ”】 シソ科 コリウス属
 「ウェーブタイプ」のコリウスで、ごく標準的な葉の大きさです。色が特に変わっていて、黄色の葉の中央部に、赤いもようが入ります。色が明るくとても目立つ品種です。
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[前庭]
【サルビア コクシネア】 シソ科 サルビア属
 北アメリカから南アメリカにかけて分布するサルビアの一種で、原産地では多年草にもなりますが、日本では園芸上、一年草として扱います。花壇植えのサルビアでは、赤い「スプレンデンス」種が良く使われますが、この種類はやや花がまばらで、やや草丈は高く、花は繊細な印象です。赤とピンクの花が見られます。
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[ローズガーデン]
【バラ “ローズ・オプティミスト”】 バラ科 バラ属
 大輪系のHT(ハイブリッド・ティー)に分類されるバラです。つぼみのときは丸く、花弁のふちにピンク色が乗って大変かわいらしいです。開くと豪華で、香りも強いです。
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 秋のバラは咲きはじめです。

【シュウメイギク】 キンポウゲ科 アネモネ属
 シュウメイギク(秋明菊)は、日本の本州、四国、九州などに分布する大型の多年草で、古い時代に中国から渡来したと考えられています。京都北部の貴船に多くあったことから、「貴船菊」の別名もあります。現在、栽培されているものは雑種起源と考えられ、丈の大きくなるもの、八重咲きのものなど、いろいろな品種があります。
 花色は、白、桃があります。丈夫で育てやすいです。
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