三陽ミュージアムでは、現在フェア「アーリースプリングフェスティバル」を開催中です。
建物の入り口では、花の着物を着た手作りのおひなさまが皆様をお出迎え。館内のアトリウムでは、春の花々とともに、イースターにちなんだタマゴの飾りが花壇のアクセントになっています。
外の花壇でも、早春の花が続々と開花し始めています。どうぞ、この時期ならではの三陽ミュージアムをお楽しみください。
建物入り口ではおひなさまを展示しております。
[アトリウムフラワーガーデン]
アトリウムでは、タマゴの飾りなどで、カラフルでにぎやかな花壇がご覧いただけます。記念撮影もオススメです!
教会では鐘が鳴らせるほか、教会の中にもすてきな花壇があります。ぜひ中まで入ってお楽しみください。
[温室]
中庭から見えるラッパバナですが、今年はまだまだ見頃が続いています。
温室のガラス越しに良く見えます。
温室内では、ヒスイカズラの開花が始まりました。最初の花が開いたところです。1階の橋の上で、2本の花が開いています。
温室2階、ランの花がある花壇からもご紹介しましょう。
【オドンティオダ】 ラン科 オドンティオダ属
オドンティオダ属は1906年に登録された人工属で、いずれも中米や南米に分布する「オドントグロッサム」属と、近縁の「コクリオダ」属を掛け合わせて生まれました。カラフルな園芸品種が多くあります。
現在、温室ではピンク色の花をつける「ベラノ」と、黄色花の「フォルトゥーナ」が見られます。
独特な模様も入り、ユニークな花の「ベラノ」
こちらは「フォルトゥーナ」。花弁のふちが波打ち、フリルのようで華やかです。
[前庭]
菜の花がポピーに植えかわりました。4月頃に見頃を迎えると思います。
ビオラの花は元気に咲いています。
前庭の脇で1本だけ開花しているカワヅザクラは、半分以上が開いています。つぼみもピンク色なので、木全体が色づいています。
【クロッカス "バーズパープル"】 アヤメ科 クロッカス属
早咲きのクロッカスの園芸品種のひとつで、紫の花が鮮やかです。前庭の宿根草花壇で咲いています。 宿根草花壇には他の品種のクロッカスもありますので、ぜひ探してみてください。
晴れの日によく花が開きます。
[脇庭]
脇庭では、エリカやギョリュウバイに加え、クリスマスローズの花が見られるようになりました。
寒さで葉が少し傷んだものの、クリスマスローズの花はよく咲いています。
[ローズガーデン]
ローズガーデンの一番奥、パルコース(運動広場)近くの花壇では、赤い花のマンサクが咲いています。
2月14日のブログで「シナマンサク」をご紹介しましたが、その仲間で赤い花の園芸品種です。
花壇沿いに植わっている低木です。花の色が濃いため、ぱっと目に入らないかもしれませんが、ぜひ探してみてください。
このほか、ローズガーデンでは小さな球根植物の花々が見られたりします。散策と合わせてお楽しみください。
2018年02月
三陽ミュージアムでは、現在 館内入口で花で装飾されたお雛様を飾っています。
毎年人気の展示です。
3月3日(土)に、ひなまつりをお祝いして女性限定プチプレゼントを先着200名様に差し上げます。
この機会にぜひお越しください。
館内の展示室では、1階が型絵染展、2階は写真展を行っています。
[1階 多目的室]
館内1階、多目的室では、工房己了による「型絵染展~布遊び~」を開催しております。
日本古来の型染め。
当館の秋のガーデン「鶴の恩返し」では、ガーデンデザイナーとのコラボが実現し、素晴らしい型絵染が壁面を飾りました。この機会にぜひ「型絵染」の魅力をお楽しみください。
[2階 市民展示室]
市民展示室では、フォトみはま による「花ごよみ 花の写真展」を開催しております。
繊細にとらえられた季節の花々や、自然の風景をどうぞお楽しみください。
今回の記事では、屋外や館内で咲き始めたり、見頃になっている植物を中心にいくつかご案内しようと思います。
春の足音が聞こえてくる時期になった三陽ミュージアムを、どうぞお楽しみください。
[通用路脇花壇]
写真の右側の花壇の奥、ほんのりと色づく木が見えますか?当館に10本ほどある「カワヅザクラ」です。毎年、この株が一番早く咲きますが、今年も花が開き始めました。
現在1~2分咲きというところでしょうか。ソメイヨシノなどと比べると濃い色の花で、蕾も濃い桃色です。
こちらは前庭側から見た様子。いくつか花が開いています。
前庭で12月の終わりから咲いている菜の花は、まもなく植え替えの予定です。今年は2月いっぱいまで、雪につぶされることもなくがんばって咲いてくれました。
[温室]
館内の温室では、ヒスイカズラが咲き始めました。
名前のとおりの翡翠色がとても美しい花です。
現在は今年最初の花が半分程度まで咲き進んでいます。4月頃まで、次々に花をつけますので、これからが楽しみです。
温室1階の、橋の上で咲いています。
[キッチンガーデン]
キッチンガーデンでは、ちょっと変わった野菜が見られます。
「ロマネスコ」という、カリフラワーの仲間です。
冬野菜が中心のガーデンでは、アブラナ科の野菜の菜の花もちらほら見られるようになりました。
このほか、以前のブログ記事でもご紹介していますとおり、アトリウムでは早春から春の花々が咲き競っています。
イースターにちなんで、タマゴやウサギの飾りも登場しています。
毎年人気のおひなさまの飾りも展示中です。どうぞ、この機会にお楽しみください。
前庭花壇では、今週まで寒咲きの菜の花3000株ほどがご覧いただけます。
青空に映える鮮やかな黄色がとても美しいです。
館内の展示室では、1階がキルト展、2階は絵画展を行っています。
[1階 多目的室]
館内1階、多目的室では、遊布キルトの会による「花のキルト展」を開催しております。
ひと針ひと針思いを込めて縫い上げた作品の数々、ベッドカバーサイズからタペストリー、小物などの布の花々がご覧いただけます。
手縫いの温かさを感じる素晴らしいキルトの世界をお楽しみください。
期間中は体験教室を開催予定です。詳しくは展示室でお尋ねください。
[2階 市民展示室]
市民展示室では、引き続き「斉藤都与子・羽山友子の二人展」を開催しております。
油絵や鉛筆画など、いろいろな絵画をお楽しみください。
三陽ミュージアムでは、現在「アーリースプリングフェスティバル」を開催しております。季節の飾りとして、花のおひなさまが飾ってあるほか、今週からは花壇を少しだけリニューアルしました。イースターにちなんで花壇の中にタマゴやうさぎが登場しています。
エントランスにある花のお雛様です。毎年人気の飾りです。
建物の入り口で皆様をお出迎えしています。
[アトリウムフラワーガーデン]
「春の祈り」が花壇のテーマです。マーガレット、ラナンキュラスなど、春の花々が一足はやくお楽しみいただけます。
入り口の花壇です。卵の殻の入れ物には春の花々がこんもりと寄せ植えしてあります。
通路沿いの花壇、教会の周りの花壇でも、タマゴがワンポイントになっています。
教会のすぐ脇にもタマゴの殻の寄せ植えが。色あいで、入り口のものとイメージがずいぶん違います。
中庭側の窓際では、樹脂粘土などの小さなおひなさまを展示しています。
細かくてかわいらしい飾りです。
さて、こちらのひな飾りの近くにある鉢花が見頃になっていますので、ご紹介しましょう。
【アマリリス パピリオ】 ヒガンバナ科 ヒッペアストルム属
ブラジル原産の原種のアマリリスで、「パピリオ」は「蝶」の意味です。花は当館のものは1つの花茎に2つずつついています。花茎は40cmほど、花の大きさは10cmをこえるほどです。花はクリームの地に、えんじ色のすじ模様が入る少し渋い色で、それがまた魅力的です。
小さいお雛様の展示の近くで咲いています。
[うさぎの花屋]
アトリウムの常設展示、うさぎの花屋が模様替えしました。今回のテーマは「カフェ」。花と一緒にスイーツが並びます。
こちらも記念撮影にピッタリのスポットになっています。どうぞ、お楽しみください。
[中庭]
冬から春の一年草を中心に、花々が咲いています。今回はその中から、とても小さな花をご紹介しましょう。
【シクラメン コウム】 サクラソウ科 シクラメン属
冬に咲く原種シクラメンの一つで、東ヨーロッパ、小アジア、コーカサスなど、広範囲に分布のある種類です。草丈は5cmほどで、葉の形は丸く特徴的です。花も2cmもないくらいで、とても小さな種類ですが、耐寒性が強いので庭植えができます。中庭で見られるのは、葉が銀葉の園芸品種です。この寒さでも元気に咲いています。
中庭に出てすぐ、オリーブの木のある花壇で咲いています。
[温室]
ヒスイカズラのつぼみが日々大きくなってきています。青色も見えてきました。
【バンダ】 ラン科 バンダ属
着生ランで、40種ほどの原種はアジアの熱帯を中心にインドからニューギニア、オーストラリア、北は台湾までの広域に分布します。立ち上がる茎に2列に葉をつけ、先端(上部の葉腋)から花茎を伸ばします。
当館の温室で見られる花は園芸品種です。花色は紫色で、いくつもが群れ咲いて美しいです。根が空気を好むため、根をむきだしにしたまま管理しています。
花が咲いている茎の下のほうを見ていくと↓↓
根はむき出しです!
温室1階で見られます。
このほか、前庭では変わらず冬咲きの菜の花や、ビオラが見頃となっています。
[ふるさとの道]
前庭の隣にある通用路沿いの花壇で、花木が咲き始めています。
【シナマンサク】 マンサク科 マンサク属
寒い時期から黄色い花が楽しめる低木で、庭木や公園木に使われます。花の基部は赤く、そこから細長い黄色の花弁が伸びます。ひとつの花に4枚ずつの花弁がつきますが、花がまとまって咲くため、ポンポンのように丸みを帯びて見えます。「マンサク」の名前は「まず咲く」から来ているともいいますが、春一番に楽しめる花のひとつです。