2017年04月

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1704008 三陽ミュージアム 見頃の花(4月28日)

 三陽ミュージアムでは、館内でアジサイを中心とした花々の花壇が、屋外ではポピーやノースポール、リナリアなど春の花々の花壇、フジや八重桜などの花木類が見ごろとなっています。
 今回は、連休前ということで、現在の花壇の様子を中心に、見ごろの花々をご紹介します。

[アトリウムフラワーガーデン]
 アトリウムはアジサイが主役の花壇です。組み合わせによってさまざまに変わる花の表情をお楽しみください。
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 館内入り口の花壇です。デルフィニウムがとても印象的です。
 
【デルフィニウム "オーロラ"】 キンポウゲ科 デルフィニウム属
 今回の花壇でひときわ目を引くのが、青や紫の花の大きなデルフィニウムです。このような大きなデルフィニウムはヨーロッパから西アジアにかけての山地に分布する「エラツム」種(Delphinium elatum)が基本となった交配種で、草丈1mを越えるものもあります。もともと山地性なので日本の夏の高温多湿には向かず、一年草として扱うことが多いです。
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 アトリウムでは、洋風な花とアジサイ、エキゾチックな花とアジサイ、和風な花とアジサイなど、花壇によって印象の変わる花の組み合わせをお楽しみいただけます。

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 中央の花壇はしっとりと落ち着いた和風の花壇です。



[光庭]
[植物企画展]
 光庭では、植物企画展「さわって楽しむハーブ展」を開催しております。たくさんの種類のハーブを、どうぞお楽しみください。
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 館内・アトリウムでは、ハーブを使って作るクラフトなども展示しています。



[中庭]
 春らしくカラフルな花々が咲き誇っています。レストランからもよく見えますよ。
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[温室]
 温室では熱帯植物がご覧いただけます。ヒスイカズラはまもなく今年の開花が終了しそうです。
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 階段で2階に上がると、ランの花々がお出迎えします。温室入り口にはエレベーターがありますので、車椅子やベビーカーなど、階段を上れない方はそちらをご利用ください。



[ベランダガーデン]
 マンションのベランダをイメージした空間で、地面がなくても楽しめる寄せ植えなど、鉢植えを中心とした花壇です。花の組み合わせなど、ご自宅で園芸を楽しむ際の参考にご覧ください。
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[キッチンガーデン]
 ベランダガーデンからさらに階段を上がるとあります。人工地盤に野菜を植えつけており、現在は夏野菜の植え付け準備中です。マメや春菊、ハーブ類などの花が見られます。
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【ジャーマンカモミール】 キク科 マトリカリア属
 リンゴに似た香りのあるハーブで、花を利用します。主にハーブティーやハーブバス(入浴剤)、ポプリなどに利用します。やさしい草姿のためガーデン用の草花としても優秀で、こぼれ種で次の年も楽しめることが多いです。
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[屋上庭園]
 市民展示室の脇の扉から出られます。小さな日本庭園と、コニファーがたくさんのエリアがあります。ウッドデッキからは、前庭が見下ろせます。
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 前庭は春の花が見ごろです。



[前庭]
 上の写真に続いて前庭をご紹介しましょう。建物の前面に広がる庭で、主に一年草を使った広い花壇が見られます。現在はアイスランドポピー、デージー、ノースポール、ネモフィラ、ワスレナグサなどの春の花々が主役です。
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 建物近くの花壇では、リナリアがこんもりと盛り上がって咲いています。



[脇庭]
 レストラン脇から、温室の方向に伸びる園路沿いの花壇です。アジサイが多く植えてありますが、館内とは違い、こちらの花はまだ先です。
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【ドイツスズラン】 ユリ科 スズラン属
 色鮮やかな花々に交じって、この時期にひっそりと咲く花々も見ごろです。壁沿いの低いところで咲くスズランもそんな植物のひとつ。国内でよく見かけるスズランには、日本に自生するスズランと、ヨーロッパ原産のドイツスズランがあります。園芸店などで売られているものは、大抵がドイツスズランで、当館のものもこちらです。鈴が連なったような花が特徴で、香りがよいことでも知られます。
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 レンガの壁との相性もバッチリです。



[ローズガーデン]
 バラはまだつぼみですが、いろいろな草花が芽吹き、花壇がとてもにぎやかになってきました。
 八重桜(サトザクラ"関山")、フジが見ごろとなっています。ベンチ、ウッディテラス(休憩舎)、芝生があり、お弁当を食べるのにもおすすめのエリアです。
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花でいっぱいの三陽ミュージアムへ、たくさんのお越しを心よりお待ちしております。
 
  

1704007 三陽ミュージアム 今週の展示・イベント (4月25日)

 皆様、こんにちは。三陽ミュージアムの4月25日~4月30日の予定をご案内します。
 三陽ミュージアムでは、アトリウム花壇の模様替えがありました。今週からは、たくさんの品種があるアジサイの、様々な表情が楽しめる花壇の展示を行っています。
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 中央の花壇はしっとりとした和風の庭になっています。


【次回休館日のお知らせ】
 5月1日(月)は、通常通り休館日となっております。 


 館内の展示室の展示は、1階の多目的室でえびね展、2階の市民展示室で写真展を開催しています。

 
[1階 多目的室]
 館内1階、多目的室は、千葉えびね愛好会によるえびね展を開催しております。愛好家の皆様の育てた素晴らしい花々をどうぞお楽しみください。
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[2階 市民展示室]
 市民展示室では、酒井龍実さんによる写真展「春の陽気に誘われて」を開催しております。
 千葉市の公園や海岸などで撮った写真も展示しております。
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1704006 三陽ミュージアム 見頃の花(4月21日)

三陽ミュージアムでは、4月23日まで「ハッピーイースターフェア」を開催中です。館内花壇もこの時期に合わせ、タマゴやウサギのモチーフがたくさん登場しています。
 ちなみに、来週火曜(4月25日)からは、館内はアジサイがいっぱいの花壇に模様替えします。そちらもどうぞお楽しみに!

 屋外花壇のアイスランドポピーが、いちばんきれいな時期を迎えています。どうぞお越しの際はお楽しみください。
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[アトリウムフラワーガーデン]
 23日の日曜日まではイースターがテーマの花壇、25日からはアジサイの花壇となります。
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 現在のデザインも週末までで見納めです!ご覧になったり、記念撮影はお早めにどうぞ!

【クンシラン】 ヒガンバナ科 クリヴィア属
 南アフリカ原産の植物で、50cmほどの花茎の先に15~20ほどの花が集まった花序をつけます。主に鉢植えで楽しみ、栽培の際は強い日差しと、冬の寒さに気をつければ、育てやすい植物です。橙色の花が基本ですが、黄花や白花の品種もあります。現在、アトリウムで展示しています。たくさん並べると見ごたえがあります。
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[うさぎの花屋]
 アトリウム奥の常設展示、うさぎの花屋も模様替え。今回は春の花を使いつつ、大人っぽさを感じる装飾です。
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 小窓から顔を出して、記念撮影できますよ!



[中庭]
【フォッサギラ マヨール】 マンサク科 フォッサギラ属
 北アメリカ原産の低木で、成長すると高さ3mほどになる落葉低木です。この春に新しく中庭に植栽しました。花は雄しべがよく目立ち、小さなブラシのようです。葉よりも先に花が咲き、目を引きます。
 あまり主張の強くない花のため、他の花々との相性も良いです。
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 中庭の通路沿い、レストラン側で見られます。大きくなるのが楽しみです。



[温室]
【キフゲットウ】 ショウガ科 アルピニア属
 名前の「キフ」は「黄斑」、つまり葉に黄色いまだら模様があるという意味です。春から初夏、温室で花が咲きます。枝先から伸びる花序は30cmくらいあり、花だけでなくつぼみもかわいらしく、ラグビーボールのような形でつやがあり、先端が赤くなります。
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 あずまやの脇の株が開花し始めました。2階の橋の上からも花が見えます。



[キッチンガーデン]
 キッチンガーデンでは、ヒメリンゴ(クラブアップル)や、足元に咲くカモミールが見頃となっています。中央の花壇は夏野菜の植え付けの準備中。 壁沿いの花々をお楽しみください。
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[ふるさとの道]
【サトザクラ "御衣黄(ぎょいこう)"】 バラ科 サクラ属
 緑色の花が咲くサトザクラ(八重桜)の品種です。花の色が色だけに、木としては周りの新緑に紛れてあまり目立たないのですが、よく見ると独特な花が面白いので、ぜひ咲いている間にご覧ください。
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 写真の右側の木です。花に比べて葉は少し赤みがあります。



[ローズガーデン]
 バラは新芽のシーズン、八重桜やフジが咲き始めています。草花なども見ごろのものがありますので、いくつかご紹介しましょう。 
【ラミウム】 シソ科 ラミウム属
 日本に自生する「オドリコソウ」や「ホトケノザ」に近い仲間で、カラーリーフやグラウンドカバーとして、園芸でもよく用います。ローズガーデンで今咲いているのは「ラミウム ガレオブドロン(Lamium galeobdolon)」種の斑入りの園芸品種です。夏以降は日陰になる場所ですが、元気いっぱいに黄色い花が咲いています。
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【セリンセ "プライド オブ ジブラルタル"】 ムラサキ科 セリンセ属
 枝先に下向きに咲く筒状の花は紫色、それを包む苞の部分にも青みの強い色がつき、なんともユニークな花です。南ヨーロッパが原産の1年草で、こぼれ種が育ち、次の年も咲くことがあります。
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 「バラのコテージ」のエリアで見られます。

 そこからほど近いウッディテラス(大きな休憩舎)の奥では、白い小花が見ごろです。
【アリウム トリクエトルム】 ユリ科 アリウム属
 ネギと近縁の植物で、この種類は地中海地方が原産。同じ属の花々には、ネギ坊主のように丸くまとまった花をつけるものが多いのですが、この種類はベル型で垂れ下がる花です。ひとつずつの花の大きさは2cmくらいで、小型です。草丈40cmほど。同じローズガーデンの芝生の中の花壇でも見られます。
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【カメリア "エリナ カスケード"】 ツバキ科 ツバキ属
 中国のツバキの仲間を元にした園芸品種で、当館のものは1mほどの高さです。日本のツバキの仲間と比べるとかなり小さい花が、茎から垂れ下がるように咲きます。品種名に「カスケード」(段になって流れ落ちる滝)とつくように、枝垂れ性が特徴です。
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 小さくてもツバキらしい花です。
 
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 八重桜の下で咲いています。

1704005 三陽ミュージアム 今週の展示・イベント (4月18日)

 皆様、こんにちは。三陽ミュージアムの4月18日~4月23日の予定をご案内します。
 三陽ミュージアムでは、フェア「ハッピーイースター」を開催しております。館内・アトリウムでは4月23日まで、イースターがモチーフの花壇をお楽しみいただけます。
 館内をめぐって、色のついたタマゴを探す遊び「エッグハント」も行っています。
 大きなタマゴも花壇に登場しています。うさぎの耳をつけての記念撮影はいかがですか?
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  エッグハントは、カラフルな卵を探してキーワードを完成させる遊びです。


 館内の展示室の展示は、1階の多目的室で写真展、2階の市民展示室で墨彩画展を開催しています。

 
[1階 多目的室]
 館内1階、多目的室は、フォトサークル写童による「花の写真展」を開催しております。季節の花々や、館内に咲く花の写真のミニコーナーなど、たくさんの写真が展示されているほか、写真の撮り方の相談も展示室内で行っています。どうぞお立ち寄りください。
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[2階 市民展示室]
 市民展示室では、磯部墨彩画クラブによる墨彩画展を開催中です。墨で描かれた趣のある作品を、どうぞごゆっくりご覧ください。
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1704004 三陽ミュージアム 見頃の花(4月12日)

 三陽ミュージアムでは、4月23日まで、ハッピーイースターフェアを開催中です。
 気温が上がってきて、植物がひときわ成長するこの時期は、サクラやモモなどの花木や木々の新緑とともに、元気いっぱいに咲く花々が見られる、1年でも特に花壇が美しい季節です。どうぞ館内の花壇、屋外の花壇共にお楽しみください。
 
 今回は、三陽ミュージアム全体の、現在の花壇の様子を中心に、見ごろの花をご紹介します。

[アトリウムフラワーガーデン]
 「フラワーカラーを楽しむイースターガーデン」が花壇のテーマです。春から初夏にかけてのカラフルな花々とともに、うさぎやタマゴなど、イースターのモチーフが登場します。
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 今週からは、草丈が高く、青い色が美しいデルフィニウムが花壇に登場しています。

【カルセオラリア "ミダス"】 ゴマノハグサ科 カルセオラリア属
 中南米が原産の植物で、独特な花の形から名前がついていて、学名はラテン語のスリッパに由来し、和名はキンチャクソウといいます。今回アトリウムで見られるのは黄色い花ですが、花の大きさや色が違う園芸品種もあり、黄色の他に橙、赤などもあります。
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 中央の花壇にも大きなデルフィニウムが入りました。そのほかにも、ルピナスやガーベラなど初夏に咲く花々が登場しています。



[光庭]
 アトリウムから出られる光庭では、シンボルツリーのエゴノキの新緑がきれいです。
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 エゴノキの足元ではクリスマスローズや、原種チューリップが見られます。



[中庭]
 花々が咲き競って、とてもにぎやかです。公園のサクラの木がこの時期ならではの背景になっています。
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[温室]
 ヒスイカズラは、やや花数が減ってきましたが、まだ咲いています。現在10房程度(短めです)が開花しています。
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[ベランダガーデン]
【エスコルチア "ミニチュアサンデュー"】 ケシ科 エスコルチア属
 エスコルチアは英名の「カリフォルニアポピー」、和名の「ハナビシソウ」の名前でも知られるケシ科の植物です。黄色や山吹色の花色が多いですが、品種によっては橙色や桃色もあります。この「ミニチュアサンデュー」は、銀葉でレモン色の花色がかわいらしい品種です。草丈は30cmほど、晴れて気温の高い昼間によく開きます。
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 ベランダガーデンは春の花の寄せ植えが中心の展示となっています。

 

[キッチンガーデン]
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 菜の花が花盛りです。

【ジューンベリー】 バラ科 ザイフリボク属
 北アメリカが原産、6月頃に実る果実が食用や果実酒用に利用でき、「ジューンベリー」と呼ばれます。例年4月頃に、キッチンガーデンでは花が楽しめます。花は枝先にまとまって咲き、同じバラ科のサクラやリンゴなどの花木に比べると小さめですが、白い花でかわいらしいです。
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[前庭]
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 この時期の前庭は、カラフルな花々がじゅうたんのようです。ノースポールやデージー、ネモフィラ、アイスランドポピーなどが元気に咲いています。

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 花の門(正門)近くのソメイヨシノは今が満開です。

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 それほど広い範囲ではありませんが、チューリップもありますよ。元気に咲いています。



[ローズガーデン]
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 スイセンやその仲間を中心に、花々が咲いています。バラの新芽も出てきて春らしくなってきました。

【シダレザクラ】 バラ科 サクラ属
 ローズガーデンには2種類のサクラがありますが、現在、見ごろを迎えているのがシダレザクラです。枝が長く伸びて下垂する、古くからある園芸品種で、当館のものは八重咲きの品種です。ソメイヨシノより少しだけ遅い時期に開花します。  
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 ローズガーデンの奥、公園のパルコース(運動広場)の門のそばで見られます。ちなみに、もう1種類のサクラはサトザクラ(八重桜)で、花の時期はまだ先です。
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