皆様、こんにちは。三陽ミュージアムの1月31日~2月5日の予定をご案内します。
三陽ミュージアムでは、フェア「菜の花まつり」を開催しております。
前庭の菜の花の花壇では、寒咲きの菜の花2000株ほどが見ごろになっております。当館は20周年に合わせ、今年度中(1月~3月)の入館料が、どなたさまも無料となっております。
公園をお散歩する際など、ぜひ館内にもお立ち寄りくださいませ。
館内、展示室の展示は、1階が写真展、2階が絵画等の展示を行っています。
[1階 多目的室]
館内1階、多目的室では、フォトサークル道草による写真展「花をきれいに撮ろう」を開催しております。
四季を彩る花々や、花のある風景の写真を展示しています。ごゆっくりご覧ください。
[2階 市民展示室]
市民展示室では、Natalia・Dalia・Clalaによる「Art Exhibition」を開催しております。
ロシア出身のナタリアさんの絵画作品を中心に、写真やアート作品の展示を行っています。
華やかな展示をぜひご覧ください。
2017年01月
菜の花のほかにも前庭花壇では、ビオラも元気です。この季節、寒い朝には噴水の池に氷が張ります。
それでは今回も、館内や屋外で楽しめるおすすめの花々をご紹介します。
[アトリウムフラワーガーデン]
館内アトリウムでは、「フラワーカラーを楽しむガーデン」のテーマで、色をテーマにした、春の花々の花壇を展示しています。
入り口を入ってすぐの花壇は、早春の野山をイメージした黄色い花の花壇です。
【ユリオプスデージー "ゴールデンクラッカー"】 キク科 エウリオプス属
南アフリカ原産の低木です。針葉樹のような細かい葉と、黄色い小さな花が特徴です。冬から春に鉢物で流通します。花は径が1cmほど、枝先にたくさんつきます。
寒さがさほど強くない場所であれば、屋外植えにもできます。水はけや、風通しを好みます。
壁沿いは、赤い花の花壇です。チューリップをはじめ、冬から春に咲く花々を植栽しています。
【カランコエ "ミラベラ"】 ベンケイソウ科 カランコエ属
お花屋さんでカランコエというと、上向きのカラフルな花が有名ですが、今回アトリウムで植栽している品種は、釣り下がるタイプの花がかわいらしいです。この品種はマダガスカルが原産の「カランコエ マンギニー(Kalanchoe manginii)」の園芸品種です。初夏から夏にかけて挿し木で増やせます。
【エラチオールベゴニア "ヴァレンティーノピンク"】 シュウカイドウ科 ベゴニア属
エラチオールベゴニアは、華やかな花が特徴の冬咲きのベゴニアの品種群です。草丈は50cmほど。品種によって、八重咲きや一重咲きなどの咲き方、また花色がさまざまです。
この「ヴァレンティーノピンク」は、花弁の赤い部分は一重で、花の中央が黄色い、かわいらしい花が株いっぱいにつきます。
アトリウム中央はパステルカラーの配色です。奥へ進むと濃色になり、花壇全体でグラデーションになっています。
【シクラメン "カンパーナゴールド"】 サクラソウ科 シクラメン属
下向きに咲くベル型のシクラメンで、花の縁取りが淡い黄色になり、波打ってフリルのようになる、華やかな品種です。春や冬の草花が一緒に植わっていますが、よく馴染みます。
【サイネリア "貴鳳"】 キク科 ペリカリス属
冬から春の鉢花としてよく流通するサイネリアの仲間は、古い分類名の「セネシオ」の名前で流通することも多く、今回ご紹介する「貴鳳(きおう)」も含め、木立性になるものは「木立セネシオ」という風に流通しています。
この「貴鳳」は、花の形に丸みがあり、花色は外側が濃く、内側が淡い色のグラデーションになっています。今回、アトリウムでは、濃桃色、青色の花を植栽しています。
[温室]
温室では、この時期ならではのドンベヤ、ラッパバナ、ウナズキヒメフヨウ、オオベニゴウカンなどの花々が見られます。写真右側は、2階の橋の部分で見られる「オオベニゴウカン」です。今が開花の盛りで、ふわっとした赤い花が魅力です。
[ベランダガーデン]
【宿根チェイランサス】 アブラナ科 エリシマム属
ポルトガル原産の多年草で、学名を「エリシマム リニフォリウム(Erysimum linifolium)」といいます。当館のベランダガーデンにあるものは、鉢植えですが、強い霜にあたらず水はけも良いためか、何年も生きており、冬の寒い時期から紫色の小花を咲かせます。
ベランダガーデンのアーチの足元で咲いています。
[キッチンガーデン]
【カリフラワー】 アブラナ科 アブラナ属
キッチンガーデンでは、鮮やかな紫色のカリフラワーが見られます。普段野菜として食べている部分は花蕾(からい)と呼ばれる、つぼみの部分です。八百屋さんで見かけるのは、白く大きなものが主ですが、家庭菜園用などで、カラフルだったり、形の変わっている品種も最近ではよく出回るようになりました。
カリフラワーの近くにはブロッコリーもあります。こちらはもう花が咲き始めています。
【ローズマリー】 シソ科 ロスマリヌス属
地中海沿岸地域が原産の常緑低木で、ヨーロッパでは香辛料や薬用に古くから用いられてきました。性質が強いため、当館でもところどころに植えてあります。葉はそのままでは香りませんが、触れるととても強い香りがします。花は1cmほど、小さな淡紫色の花で、枝先にたくさん咲きます。
[ローズガーデン]
【クレマチス ユンナンエンシス】 キンポウゲ科 センニンソウ属
中国原産、常緑で冬咲きのクレマチスで、花の形はベル型です。白い花は花びらの部分が肉厚で、暖かそうに見えます。花の大きさは3cm程度です。茎は赤色、葉は細長く大きな、つやのある葉です。
皆様、こんにちは。三陽ミュージアムの1月24日~1月29日の予定をご案内します。
三陽ミュージアムでは、フェア「菜の花まつり」を開催しております。
前庭の菜の花の花壇では、寒咲きの菜の花2000株ほどが見ごろになっております。当館は20周年に合わせ、今年度中(1月~3月)の入館料が、どなたさまも無料となっております。
公園をお散歩する際など、ぜひ館内にもお立ち寄りくださいませ。
[1階 多目的室]
館内1階、多目的室では、千葉市ことぶき大学校陶芸学科による陶芸作品展を開催しております。
生徒の皆さんの作った壁掛け時計や茶香炉、花入れなどが並びます。ごゆっくりご覧ください。
[2階 市民展示室]
市民展示室では、鈴木敦子&プロジェクトビューティーによる「アートのある生活展」を開催しております。
ステンシル、手描き、フェルティングなどで装飾したオリジナルの洋服や服飾小物、和紙ランプなど、生活の中で楽しめるアート作品の展示です。
皆様、こんにちは。三陽ミュージアムの1月17日~1月22日の予定をご案内します。
三陽ミュージアムでは、フェア「菜の花まつり」を開催しております。
前庭の菜の花の花壇では、お正月に合わせるように寒咲きの菜の花2000株ほどがなっております。当館は20周年に合わせ、今年度中(1月~3月)の入館料が、どなたさまも無料となっております。
公園をお散歩する際など、ぜひ館内にもお立ち寄りくださいませ。
展示室は、1階が手作りのクラフト作品展、2階では写真展を行っています。
[1階 多目的室]
館内1階、多目的室では、千葉県森林インストラクター会による「第3回ちばネイチャークラフト展」を開催しております。
木の実など、自然の素材を使ったクラフト作品をお楽しみください。
[2階 市民展示室]
市民展示室では、佐藤勝彦さんの写真展「果物の花と実の写真展」を開催しております。
花は見たことがあっても実は見たことのないような植物、またはその逆で果物とその花など、普段はなかなか一緒に目にすることのない、植物の姿をお楽しみください。
[花の里親プロジェクト]
20周年の特別企画として、当館では毎月20日に展示後の花鉢を差し上げる「花の里親プロジェクト」行ってきました。
この企画は今月でおしまいとなりますが、今月は1月20日(金)に行います(9:30~配布開始、なくなりしだい終了)。
今までに植物たちの里親になってくださった皆様、ありがとうございました。どうぞかわいがってやってください。
館内のアトリウム花壇は、「フラワーカラーを楽しむガーデン」のテーマで、花壇ごとに色のテーマを決めて、チューリップやプリムラなど、春の花々を中心に植栽した花壇をお楽しみいただけます。
寒い季節ですが、花が傷みにくいため、花の状態はいつの季節にもまして良いです。館内は暖房も入って暖かくなっておりますので、どうぞごゆっくりご覧ください。
[アトリウムフラワーガーデン]
アトリウムは、花壇の様子を写真でご紹介します。
アトリウム中央の花壇は、パステルカラーの色調でまとまっています。ふんわりと、優しい色味の花壇です。
チューリップやマーガレットなど、季節を先取りした花々でいっぱいです。
こちらは黄色い花がメインになった花壇です。
赤をテーマにした花壇もあります。それぞれ、植わっている花の組み合わせなども楽しみください。
[光庭]
【クリスマスローズ】 キンポウゲ科 ヘレボルス属
現在光庭で見られるのが、本来の「クリスマスローズ」、「ヘレボルス・ニゲル(Helleborus niger)」です。日本でこの名前で知られる同じ属の交配種に比べると、花はうつむかず、前を向いて咲きます。草丈は20~30cmで花期は冬。色は白です。
エゴノキの根元で咲いています。
[中庭]
中庭では、冬の花々が見られます。温室内の花でも、中庭からの方が見やすいものがありますので、ぜひお立ち寄りください。
[温室]
【ウコンラッパバナ】 ナス科 ソランドラ属
大人の手のひらほどの大きさがある、ラッパ型の花です。つぼみも大きく、握りこぶしほどの大きさで、つやがあります。花は開くと真ん中に茶色のすじが入り、時間が経つと花色の黄色が濃くなります。花は2日ほどで咲き終わります。写真は咲き始めたばかりの花です。中庭の窓越しによく見えます。まだつぼみがたくさんついていますので、お越しの際は探してみてください。
【チランジア ブルボサ】 パイナップル科 チランジア属
チランジアの仲間は他の植物に着生する種類が多く、土がなくても育つところからエアープランツと呼ばれます。温室2階にはこのエアープランツをたくさん展示している棚がありますが、現在ブルボサという種類が花をつけました。株元が丸く膨らむのが特徴の種類で、赤く色づいた葉の間から、赤い苞と紫色の花が飛び出しています。葉の形も花も独特です。
チランジアの棚の左下で見られます。
なお、温室2階では青い色が美しい「タビビトノキの種」を展示しております。1階のあずまやでも終わったあとの花を展示しておりますが、2階の方が種は見やすくなっておりますので、おすすめです。
【オオベニゴウカン】 マメ科 カリアンドラ属
ボリビア原産。赤い半球形の花が美しい花木で、当館では毎年1月ごろに開花します。花のよく目立つ赤い部分は、雄しべの集合です。学名の「カリアンドラ」も、ギリシア語の「美しい」と「雄しべ」から来ており、その花にちなんでいます。次々に花開き、しばらくの間楽しめます。
[前庭]
前庭では、現在の主役、寒咲きハナナ(早咲きの菜の花)が見ごろになっています。咲きながら伸びていく菜の花は、脇から次々に花芽を伸ばし、長い間花が楽しめます。2000株という数は、花壇の大きさとしては決して大きくないのですが、工夫次第では広~い菜の花畑にいるような写真も撮れますので、お試しください。
前庭からは、群れ咲く菜の花とともに見ごろを迎えている花木をご紹介しましょう。
【ギョリュウバイ】 フトモモ科 レプトスペルマム属
ニュージーランドが原産で、冬から初夏まで、長い期間にわたって開花する花木です。大きく育つと、5mほどになります。花の径は1cmほどと小さいのですが、よく見ると八重咲きでとてもかわいらしい花です。前庭では赤とピンクの混植をしています。花後に剪定をして形を整えると良いのですが、いつまでも咲いているので毎年剪定の時期に悩みます。
赤花の品種
ピンク色の品種
大きく育って存在感があります。