2016年12月

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1612007 三陽ミュージアム 年末・年始のお知らせ (12月27日)

[年末年始のお知らせ]
 今年の三陽ミュージアムの開館は12月28日(水)までとなっております。年明けは1月4日からの開館です。
 
 1月から3月までは、当館開館20周年の記念として、どなたさまも無料でご入館いただけます。
 館内花壇は「フラワーカラーを楽しむガーデン」というテーマで、早春から春の草花を楽しめる空間となっています。この機会に、ぜひ当館で花に親しんでいただければと思います。
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 それでは、2017年も三陽メディアフラワーミュージアム(千葉市花の美術館)をよろしくお願いいたします。

1612006 三陽ミュージアム 見頃の花(12月23日)

三陽ミュージアムでは、12月25日までフェア「フローラルクリスマス」を開催しております。クリスマスの音楽が流れる館内で、ポインセチアやシクラメンなどの、この時期の花々であふれたクリスマスの花壇をお楽しみください。本日12月23日と、明日12月24日には、夕方から、館内をろうそくで彩るイベント「キャンドルナイト」を開催します。こちらでは、ろうそくのやわらかい光で照らされた、昼間とはまた表情の違う花壇をご覧いただけます。

 冬になり、屋外の花壇では晩秋から冬にかけて咲く宿根草や、寒咲きの菜の花、ビオラなどがご覧いただけます。たくさんの皆様のお越しをお待ちしております。

年末年始の開館日について
 年末は12月28日まで、年始は1月4日からの開館です。12月26日(通常の休館日)、12月29日~1月3日までは休館いたします。


 それでは、今回も見ごろの花をご紹介します。

[アトリウムフラワーガーデン]
 アトリウムの花壇は、「星に導かれて」というテーマで、天使のお告げからイエス・キリスト誕生までの物語の場面を花壇にしています。花壇の中央には、ドイツでクリスマスに飾る木工芸品「クリスマスピラミッド」がそびえます。
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 入り口の花壇は、ルネサンス期の画家「フラ・アンジェリコ」が描いた受胎告知の絵を再現した花壇です。植栽してある花は、淡い色が基調になっています。
 
【ピナス ピネア】 マツ科 マツ属
 和名は「イタリアカサマツ」、地中海地方などが原産のマツです。老木になると樹形が傘状になり、それが名前の由来となっています。また、実が食用になり、古くから栽培されてきた種類です。今回花壇で植栽しているものは葉の色が美しい若木ですが、これが傘の形まで育つには30年以上かかります。
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 アトリウムの奥の多肉植物の町でもクリスマスの飾り付けをしています。



[植物企画展]
 アトリウムの中庭側で、植物企画展の「ポインセチア&クリスマスフラワー展」を開催しております。
 ポインセチアやクリスマスにちなんだ花、飾りと、この時期の花としてシクラメンの展示も行っています。
 
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【シクラメン “セレナーディア ライラックフリル”】 サクラソウ科 シクラメン属
 今年新発売になった品種で、淡い藤色の八重咲きの花が魅力です。やや小さめの花が株いっぱいに開きます。
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[キッチンガーデン]
 アトリウム2階から外に出たところにあるキッチンガーデンでは、屋上に作った人工地盤の花壇で、季節の野菜やハーブ、果樹を栽培しています。現在は、冬野菜が元気に生育しています。
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【ブロッコリー】 アブラナ科 アブラナ属
 原産地は地中海沿岸地方といわれ、花蕾(からい:つぼみのこと)を食用にします。イタリアに15世紀末に伝わり、その頃はまだカリフラワーとの区別がありませんでした。19世紀になって、現在のような形の品種が育成され、日本で普及したのは第2次世界大戦後です。食用部分はつぼみなので、そのままにしておくと伸び、薄黄色の花が咲きます。  
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[ふるさとの道]
 前庭花壇から建物に向いて右端にある、通用路沿いの花壇では、早咲きのスイセンが咲き始めています。
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【スイセン】 スイセン科 スイセン属
 地中海地方原産の香りのあるスイセンで、ニホンズイセンと同じ房咲きタイプです。もともと11月~3月ごろに咲く種類で、当館でも早くも満開になっています。
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【ビオラ】 スミレ科 スミレ属
 冬の花として欠かせないパンジーやビオラは、ヨーロッパに自生するスミレの仲間「Viola tricolor」を親に、1800年代ごろから他の原種との交配や品種改良を重ねて生みだされました。花の大きいものをパンジー、小輪でたくさん咲くものをビオラと呼んで区別していますが、現在ではそれらの交配種も登場して、形や大きさ、色、花数などが様々です。冬から春まで、長い間開花します。咲いた後の花がらをとってやると、長く楽しめます。
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[ローズガーデン]
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 ハーブの小庭では、オレンジ色の花が見られます。

【レオノチスセージ】 シソ科 レオノチス属
 南アフリカ原産の植物で、秋に、茎を取り囲むようにオレンジ色の3cmほどの花をつけます。花は短い毛が密生するのが特徴です。成長すると草丈2mほどになりますが、当館では夏~秋ごろに切り戻し、それほど丈が高くならないようにしています。また、耐寒性はそれほど強くないようですが、当館では戸外でも、保温せずに越冬します。
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 セージと名前につきますが、ハーブのセージ(サルビア)の仲間ではありません。
 
 さて、次は、海浜植物を植えてある「ハマナスの丘」エリアからご紹介します。
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【イソギク】 キク科 キク属
 関東地方南部から静岡県にかけての海岸に分布します。葉の裏に密に銀色の毛が生えており、葉の縁取り部分も細く白色に見えるため、花がない時期でもカラーリーフとして楽しめます。花は、「花びら」の部分のない黄色い花が群れ咲きます。現在ローズガーデンで花が見られます。
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 パルコース(運動広場)に近いエリアでは、低木の花が見ごろです。

【マホニア コンフューサ“青流”】 メギ科 マホニア属
 「ナリヒラヒイラギナンテン」とも呼ばれる、細葉のタイプのヒイラギナンテンの仲間で、現在花が見られます。上の遠目で見た写真では後ろにある丈の高い「マホニア“チャリティー”」が目立ちますが、それよりも手前で、少し低い位置でこんもりと茂っています。
 葉の形が独特で、強健で育てやすいことから、人気の低木です。
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 黄色い花が縦にまとまって咲きます。ひとつずつはかわいらしい花です。
 
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1612005 三陽ミュージアム 今週の展示・イベント (12月20日)

 皆様、こんにちは。三陽ミュージアムの12月20日~12月25日の予定をご案内します。

 三陽ミュージアムでは、フェア「フローラルクリスマス」を開催しております。
 12月10日と17日には、当館クリスマスの恒例イベント、「キャンドルナイト」を開催しました。このイベントでは、本物のろうそくの炎が揺らめいて、暖かなアトリウムの花壇をお楽しみいただけます。キャンドルナイトは今後12月23日(金・祝)、12月24日(土)にも開催しますので、ぜひこの機会にお越しくださいませ。
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 展示室の展示は、1階が活け花展、2階ではステンドグラス展を行っています。 

[1階 多目的室]
 館内1階、多目的室では、草月・浜のなかまたちによる活け花展「森のクリスマスとゆかいななかまたち」を開催しております。
 空間を大きく使った展示をお楽しみください。
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 活けてある花々もクリスマスらしく、この時期ならではの展示となっています。
 
 

  
[2階 市民展示室]
 市民展示室では、アイグレコステンドグラスによるステンドグラス展を開催しております。
 こちらも今の季節に合わせ、クリスマスモチーフが多い展示です。
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 ステンドグラスの美しい作品をぜひご覧ください。
 
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 来年の干支にちなんだ作品も展示してあります。
 
 展示室では、簡単な体験も行っております。詳しい内容については、展示室でおたずねください。
 


[コンサート]
 土曜日にコンサートの予定があります。

 12月24日(土) クリスマスコンサート 15:00~、17:00~  出演:出光興産サンライズファミリー楽団
 会場:三陽ミュージアム 1階 モネサロン前

 
※コンサートは、特別なチケットなどはいらず、入館していただければどなたでもご覧いただけます。

1612004 三陽ミュージアム 見頃の花(12月13日)

 三陽ミュージアムでは、フェア「フローラルクリスマス」を開催しております。館内、アトリウムの花壇では、飾り付けをしたモミの木の足元で、ポインセチアやシクラメンなど、この季節を彩る花々が咲き競っています。
 花であふれたクリスマスの館内で、どうぞごゆっくりお過ごしください。

[アトリウムフラワーガーデン]
【ポインセチア “バイキングシナモン”】 トウダイグサ科 ユーフォルビア属
 クリーム色の地に細かい砂のような赤の絞り模様が入り、遠目に見るとピンク色に近い色味に見えます。やさしい色と、丸みのある葉の形が魅力の品種です。
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 アトリウムは入り口からクリスマスムード満点の花壇です。

【シクラメン “かがり火”】 サクラソウ科 シクラメン属
 ミニシクラメンと呼ばれる、花が小さめの品種で、花弁の先が切れて炎のような形になるのが特徴的です。もともとシクラメンには花の形から「カガリビバナ(篝火花)」という別名があり、それを重ねた品種名なので面白いですね。
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 羊のいる花壇の足元などに植栽しています。

[植物企画展]
 アトリウムの中庭側の窓辺では、植物企画展の「ポインセチア&クリスマスフラワー展」を開催しております。色々な品種のポインセチアを中心に、クリスマスの時期に飾る植物や、クリスマス飾りを紹介しています。
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 さて、展示・イベントの記事でもご紹介していますが、三陽ミュージアムでは12月中、クリスマスまでの土曜日などに「キャンドルナイト」のイベントを開催しています。ろうそくの光で優しく照らされた花壇は、普段とまた違った魅力がありますので、ぜひこの機会にお越しください。これからの開催予定は12月17日、12月23日、12月24日です。開館時間は19時まで、ろうそくは16時半~17:00頃(外が暗くなった頃)から点灯します。
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 昼間の花壇が、
 
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 ろうそくの光でこんな風に変わります。



[温室]
【デンドロキラム アンカタム】 ラン科 デンドロキラム属
 温室のヒカゲヘゴ(大型のシダ)の幹に着生させているランです。大きな株に育っていて、花の時期になると小さい黄緑色の花が連なって、長いものでは30cmほどにのびた花序が何本も垂れ下がります。色は地味なのですが、なんともかわいらしい花です。
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 温室1階、出入り口からすぐの通路沿いで見られます。木の幹についた看板が目印です。

【ユーチャリス】 ヒガンバナ科 エウカリス属
 別名アマゾンリリーともいい、南米コロンビアのアンデス山地が原産です。寒さに弱いため、日本では温室植物として栽培します。清楚な白い花がブライダル用の花として好まれ、切り花でも流通します。
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 花には芳香があります。

【アンスリウム “トリコロール”】 サトイモ科 アンスリウム属
 つやのある苞の部分に色が付き、観葉植物や切り花で楽しむアンスリウムの、苞が紅白2色になる園芸品種です。苞の形はやや細長く、中央の花序は赤色です。
 温室2階で咲いています。周囲にはいろいろな品種のアンスリウムがありますので、合わせてお楽しみください。
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 温室2階です。この写真は階段から2階に上がった部分ですが、アンスリウムはこの写真では右側奥、ベンチがある周辺で見られます。

 

[前庭]
【クレマチス シルホサ“ジングルベル”】 キンポウゲ科 センニンソウ属
 ポルトガル原産、冬に白いベル型の花をつける「クレマチス シルホサ」の園芸品種です。当館には原種のシルホサもありますが、こちらの「ジングルベル」の方が、花が大きいように思います。日当たりがあまり良くない場所のせいか、花の数は少なめですが、透明感のある白い花がとてもかわいいです。
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 前庭の園路沿い、トレリス(木の柵)にからんでいます。上の方で花が咲いています。

 
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 前庭の噴水花壇は、今年はビオラのみで模様を描いています。当館の20周年に合わせ、花壇には20の文字も。

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 館内の屋上庭園から見下ろすと、いっそうはっきり見えますよ。



[ローズガーデン]
 秋のバラの名残で、まだ咲いている花が見られます。屋外の花壇をご覧になる際にはどうぞお立ち寄りください。
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1612003 三陽ミュージアム 今週の展示・イベント (12月13日)

 皆様、こんにちは。三陽ミュージアムの12月13日~12月18日の予定をご案内します。

 三陽ミュージアムでは、フェア「フローラルクリスマス」を開催しております。
 先週、12月10日には、当館クリスマスの恒例イベント、「キャンドルナイト」を開催しました。本物のろうそくの炎が揺らめいて、暖かなアトリウムの花壇をお楽しみいただけます。キャンドルナイトは12月17日(土)、12月23日(金・祝)、12月24日(土)にも開催しますので、ぜひこの機会にお越しくださいませ。
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 展示室の展示は、1階がステンドグラス展、2階では樹脂風粘土で作った花の作品の展示を行っています。 

[1階 多目的室]
 館内1階、多目的室では、K-Factoryによるステンドグラス展を開催しております。
 ランプを中心に、きらめく光が美しいステンドグラス作品をお楽しみください。
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[2階 市民展示室]
 市民展示室では、粘土の花ミシェルによる樹脂風粘土の作品展「癒されて花 Ⅱ」を開催しております。
 柔らかく繊細な花々が並びます。
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[コンサート]
 日曜日にコンサートの予定があります。

 12月18日(日) ギター&マンドリンコンサート 14:00~  出演:イルマーレ・マンドリンクラブ
 会場:三陽ミュージアム 1階 モネサロン前

 
※コンサートは、特別なチケットなどはいらず、入館していただければどなたでもご覧いただけます。

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