三陽ミュージアムでは、25日までイベント「フローラルクリスマス」を開催しております。館内ではポインセチアやシクラメンなど、この時期の花々が花壇を彩っています。
2014年も残すところあと1週間ほどになりました。アトリウム花壇は、年末の休館中に模様替えをして、1月からはまた違った姿をご覧いただけます。どうぞ、お楽しみに!
屋外の花壇では、ビオラやハボタン、ストック、寒咲きハナナ(菜の花)などが見られます。
では今週は、館内・屋外の花壇の様子も多めにご紹介しようと思います。
[アトリウムフラワーガーデン]
アトリウムの花壇は年内は模様替えせず、28日の日曜までこの花壇をご覧いただけます(クリスマスの飾りは、26日以降、徐々に減っていくかもしれません)。
木々を象ったガゼボにも、夕方にはろうそくがともります。
馬車の周りはもみの木でいっぱい。足元は花でいっぱいです。
馬車をひいているのは、まつぼっくりのトナカイ、「ぼっくりー」と「りんりん」です。
アトリウムのいちばん奥の花壇の家々も、クリスマスになっています。よく見るとサンタさんが見つかるかもしれません。
[植物企画展]
アトリウムのスロープ脇で、25日まで「ポインセチア&クリスマスフラワー展」を開催しています。
【ポインセチア “ソノーラ ホワイトグリッター”】 トウダイグサ科 ユーフォルビア属
赤い苞の中に白い斑点模様が入り、雪が降っているような模様になる品種です。やや葉や苞が肉厚な印象を受けます。葉は濃い緑色でところどころがヒイラギのようにとがります。葉も苞も葉脈に沿って、波打つように凹凸が出るのも特徴的です。
【シクラメン フェアリーピコダブル】 サクラソウ科 シクラメン属
小さめの花の八重咲きシクラメンで、「ミニシクラメン」や「ガーデンシクラメン」としても流通しているようです。シクラメンは通常、花を中央に寄せて、外側に葉が来るように仕立てることが多いのですが、現在アトリウムで見られる「フェアリーピコ」は、こんもりと茂った株全体から花が飛び出すような仕立て方になっていて、とてもボリュームがあります。
[温室]
温室では、赤いハイビスカスやウナズキヒメフヨウの花、バナナやパイナップルが見られます。
池の周りでは、「ドンベヤ」が咲き始めました。
右奥の、下向きに花が垂れ下がっているのがドンベヤです。
このブログに使っているカメラのズームではこれが限界でしたが、半球形のとても可愛い花です。
[前庭]
前庭ではビオラやハナナ(菜の花)が見頃です。
噴水周辺の花壇は、「青海波」という日本に昔からある波模様のデザインです。館内、屋上庭園のデッキからよく見えますよ。
菜の花の花壇には、先週もご紹介しましたが羊たちが登場です。
晴れた日の菜の花は、青い空とのコントラストが格別です。現在は咲き始めで、1月ごろが見頃です。
[脇庭ボーダーガーデン]
脇庭も冬枯れの季節ですが、いくつかの花が見られます。
【ギョリュウバイ】 フトモモ科 レプトスペルマム属
ギョリュウバイはニュージーランド原産の低木で、原種は一重咲きで白か、白に桃色がさす程度の色ですが、園芸品種は赤や桃色など鮮やかな色になり、八重咲きのものも多く、とても華やかです。
当館の庭には各所に園芸品種のギョリュウバイがあり、花の大きさこそ1cmほどと小さいものの、初冬から春まで、長いあいだたくさんの花を咲かせています。
[ローズガーデン]
ローズガーデンでは、秋の名残のバラや小さなハーブの花が見られます。
「ハーブの小庭」では、冬咲きのラベンダーやローズマリーが小さな花をつけています。
現在咲いているのは「デンタータ」という原種のラベンダーです。通年開花します。独特の香りがあります。
何輪か咲いているうちのひとつ、「カミーユ・ピサロ」。薄い黄色に桃色の模様の入る美しい花です。
また、当館の敷地内ではありませんが、ローズガーデンのすぐ外(公園側)にある花時計の周辺で、バラがよく咲いています。
はっきりとした濃桃色の「うらら」。つぼみもたくさんです。
さて、今年のブログの更新は、この記事で終わりになると思います。
開館は今年は28日(日)まで、新年は1月4日(日)からとなります(1月5日は月曜のため、通常の休館日です)。
それでは皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
来年も、三陽ミュージアムをよろしくお願いいたします。
2014年も残すところあと1週間ほどになりました。アトリウム花壇は、年末の休館中に模様替えをして、1月からはまた違った姿をご覧いただけます。どうぞ、お楽しみに!
屋外の花壇では、ビオラやハボタン、ストック、寒咲きハナナ(菜の花)などが見られます。
では今週は、館内・屋外の花壇の様子も多めにご紹介しようと思います。
[アトリウムフラワーガーデン]
アトリウムの花壇は年内は模様替えせず、28日の日曜までこの花壇をご覧いただけます(クリスマスの飾りは、26日以降、徐々に減っていくかもしれません)。
木々を象ったガゼボにも、夕方にはろうそくがともります。
馬車の周りはもみの木でいっぱい。足元は花でいっぱいです。
馬車をひいているのは、まつぼっくりのトナカイ、「ぼっくりー」と「りんりん」です。
アトリウムのいちばん奥の花壇の家々も、クリスマスになっています。よく見るとサンタさんが見つかるかもしれません。
[植物企画展]
アトリウムのスロープ脇で、25日まで「ポインセチア&クリスマスフラワー展」を開催しています。
【ポインセチア “ソノーラ ホワイトグリッター”】 トウダイグサ科 ユーフォルビア属
赤い苞の中に白い斑点模様が入り、雪が降っているような模様になる品種です。やや葉や苞が肉厚な印象を受けます。葉は濃い緑色でところどころがヒイラギのようにとがります。葉も苞も葉脈に沿って、波打つように凹凸が出るのも特徴的です。
【シクラメン フェアリーピコダブル】 サクラソウ科 シクラメン属
小さめの花の八重咲きシクラメンで、「ミニシクラメン」や「ガーデンシクラメン」としても流通しているようです。シクラメンは通常、花を中央に寄せて、外側に葉が来るように仕立てることが多いのですが、現在アトリウムで見られる「フェアリーピコ」は、こんもりと茂った株全体から花が飛び出すような仕立て方になっていて、とてもボリュームがあります。
[温室]
温室では、赤いハイビスカスやウナズキヒメフヨウの花、バナナやパイナップルが見られます。
池の周りでは、「ドンベヤ」が咲き始めました。
右奥の、下向きに花が垂れ下がっているのがドンベヤです。
このブログに使っているカメラのズームではこれが限界でしたが、半球形のとても可愛い花です。
[前庭]
前庭ではビオラやハナナ(菜の花)が見頃です。
噴水周辺の花壇は、「青海波」という日本に昔からある波模様のデザインです。館内、屋上庭園のデッキからよく見えますよ。
菜の花の花壇には、先週もご紹介しましたが羊たちが登場です。
晴れた日の菜の花は、青い空とのコントラストが格別です。現在は咲き始めで、1月ごろが見頃です。
[脇庭ボーダーガーデン]
脇庭も冬枯れの季節ですが、いくつかの花が見られます。
【ギョリュウバイ】 フトモモ科 レプトスペルマム属
ギョリュウバイはニュージーランド原産の低木で、原種は一重咲きで白か、白に桃色がさす程度の色ですが、園芸品種は赤や桃色など鮮やかな色になり、八重咲きのものも多く、とても華やかです。
当館の庭には各所に園芸品種のギョリュウバイがあり、花の大きさこそ1cmほどと小さいものの、初冬から春まで、長いあいだたくさんの花を咲かせています。
[ローズガーデン]
ローズガーデンでは、秋の名残のバラや小さなハーブの花が見られます。
「ハーブの小庭」では、冬咲きのラベンダーやローズマリーが小さな花をつけています。
現在咲いているのは「デンタータ」という原種のラベンダーです。通年開花します。独特の香りがあります。
何輪か咲いているうちのひとつ、「カミーユ・ピサロ」。薄い黄色に桃色の模様の入る美しい花です。
また、当館の敷地内ではありませんが、ローズガーデンのすぐ外(公園側)にある花時計の周辺で、バラがよく咲いています。
はっきりとした濃桃色の「うらら」。つぼみもたくさんです。
さて、今年のブログの更新は、この記事で終わりになると思います。
開館は今年は28日(日)まで、新年は1月4日(日)からとなります(1月5日は月曜のため、通常の休館日です)。
それでは皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
来年も、三陽ミュージアムをよろしくお願いいたします。