2014年06月

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1406013 ラベンダー摘みとり体験のお知らせ(6月29日)

 本日6月29日に予定しておりました、ラベンダーの摘みとり体験は、天候不良のため中止となりました(延期ではなく、中止です)
 楽しみになさっていたお客様には申し訳ありません。

 
 なお、摘みとり体験を予定しておりました時間内に、ご希望の方に職員が事前に摘みとっておいたラベンダーを配布いたします。ご入館のお客様おひとり様あたり30本ほどです。雨にぬれたり、土がついたりしたものがありますので、ご承知おきください。
 
 ラベンダー配布
 
6月29日(日) 13:00~ 館内にて。入館者対象、ご希望の方、先着500名様(入館券をご提示いただきます。)
 

 
 ラベンダースティックづくりの体験は予定通り行います。こちらには、配布用とは別の材料のご用意があります。
 
 ラベンダースティックづくり体験
 6月29日(日) 13:00~15:30 館内花工房にて。 材料費300円、先着100名様


 何かご不明な点がありましたら、三陽ミュージアム(花の美術館)へお問い合わせください。
 電話番号は、043-277-8776です。


 皆様のお越しを心よりお待ちしております。

1406013 三陽ミュージアム 売店の今週のおすすめ商品(6月26日)

みなさんこんにちは

三陽ミュージアム売店の今週のおすすめ商品をご紹介します


【レックスベゴニア/シュウカイドウ科】 500円
キレイな葉色が魅力のレックスベゴニアが入荷しました。
いろんな葉色、葉形があり、花も咲きますが一般的には葉を観賞し楽しみます
冬を除いて直射日光には当てずに、明るい日陰に置きましょう
これからの暑さにも強く、お手入れも簡単です
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(売店入口右手にて販売中)

木立ベゴニアも新たに入荷しています
【ベゴニア/シュウカイドウ科】
 ・ベゴニア(小)“ドラゴンウィング”(ポット入り)・・・300円
 ・ベゴニア(大)…400円

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(売店入口右手にて販売中)
 

【アガスターチェ“ピーチマルガリータ”/シソ科】 200円
珍しいアプリコット色の花がかわいい耐寒性常緑多年草です
今の時期から霜が降りる頃まで長く咲きます
葉をこすると、爽やかな香りがします
庭植えで植えっぱなしOKで、こぼれダネで増えます
寒さ、暑さともに強く、丈夫で育てやすくお勧めです!
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(入口ちかくにて販売中)


【トウワタ(アスクレピアス)/ガガイモ科】 200円
赤と黄色のコントラストがなんとも鮮やかでキレイです
その色のキレイさから切り花でもよく出回ります
茎に傷がつくと白い乳液がでます
日本でよく出回る品種は寒さに弱いことが多く、一年草扱いとなります
日当たりに置き、みずやりは表土が乾いてから与えます
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(入口ちかくにて販売中)


先週に引き続き、 “ラベンダー特集”後編!
ラベンダー関連商品をご紹介いたします

【ラベンダーフレッシュパック】 630円
【フラワーパックラベンダー (M)650円 (L)1080円】

フランスより直輸入のポプリです
小分けにして、サシェやポプリとして使ったり、バスハーブとして使ったりいろんな使い方で楽しめます
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【ハーブ枕】 1840円
【ハーブ枕(くぼみ枕)】 1300円

クッション型になっており、直接使えるラベンダーピローです
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【1週間のハーブ枕】 540円
厳選された天然ハーブ100%使用のハーブ枕です
枕の間に入れて使用してください
心を落ち着かせるラベンダーのさわやかな香りに包まれて、ぐっすり眠れるかも?
香りは約1年ほど持続しますが(天然ハーブのため、多少差はあります)
枕にして使用した後はバスハーブとして使うと2度たのしめます♪
【ハーバルスパラベンダー(6g×3袋入り)】 410円
おふろ1回に一袋使用してください
ラベンダーの香りにつつまれて、入浴が楽しめます
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香りだけでなく花姿も魅力のラベンダー柄のレターセットなどもあります
季節のお便りにいかがでしょうか
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(売店はいって右手にて販売中)


商品は全て税込価格表示となっております
いずれも売り切れの際はご了承ください

掲載中の商品に関しましてはお気軽に売店スタッフにおたずねください
ご来店をお待ちしております

1406012 三陽ミュージアム 見頃の花(6月25日)

 三陽ミュージアムでは、現在「ハーブフェア」を開催中です。前庭のラベンダー花壇では、ラベンダーの見ごろが続き、ハチが忙しく蜜を吸っています。ラベンダーは7月のはじめまでには、すべて花を刈ってしまうため、花の見ごろは今週いっぱいです。今週末には入館者対象の摘み取り体験も予定しています(雨天中止です)ので、どうぞお越しください。
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 花の色も、香りも爽やかです。



[アトリウムフラワーガーデン]
【ミルトニア “チェリーベール”】 ラン科 ミルトニア属
 ミルトニアの仲間は、中央、南アメリカに分布するランのひとつで、花の大きな種類はアンデスの高所が原産です。花の形がパンジーに似ているため、「パンジー・オーキッド」(オーキッドはランのこと)の愛称があります。
 この「チェリーベール」は、さくらんぼ色の色鮮やかな花が美しいです。花の径は5cmほどです。
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 イチゴの家の周りで見られます。

【ハイビスカス “ミセスユミ”】 アオイ科 ヒビスクス属
 ハイビスカスの仲間は、アオイ科の低木で、色鮮やかで大きな花が付く園芸品種がたくさんあります。暖地の植物のため、越冬に10℃以上が必要です。国内でも沖縄などでは庭植えにもできますが、通常鉢植えで管理します。 「ミセスユミ」は、花色の鮮やかさが魅力の種類です。花色は、花弁の外側が黄色、内側が紅色でグラデーションのようになります。
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【ムッサエンダ】 アカネ科 コンロンカ属
 ムッサエンダ(コンロンカ)属の植物は、約200種ほどの種類があり、熱帯アジア、熱帯アフリカ、太平洋諸島に分布します。今回、アトリウムで展示しているのは、この中で、「ムッサエンダ ルテオラ(Mussaenda luteola)」という、アフリカのヌビアが原産の種類だと思われます。花は薄い黄色のラッパ型、その周りにつく「がく」が白く、よく目立ちます。「ハンカチの木」という名前で流通するようですが、「ハンカチノキ」という名前(和名)の植物とは全く別のものです。
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 イチゴのオーブンがある花壇で見られます。

【ゲンペイカズラ】 クマツヅラ科 クレロデンドルム属
 熱帯アフリカに分布するつる性の低木で、正式な和名は「ゲンペイクサギ」といいます。白いがくの中から飛び出す花は赤色です。雄しべが長く伸び、よく目立ちます。紅白2色で咲く花を「源平咲き」と言いますが、この「ゲンペイカズラ(源平蔓)」も語源は一緒で、源平合戦で、源氏と平氏がそれぞれ白と赤の旗を掲げて戦ったことが元になっています。
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[前庭]
【ハイドランジア “アナベル”】 ユキノシタ科 アジサイ属
 アジサイ「アナベル」は、北アメリカ東部から東南部に分布する「アルボレスケンス」種の園芸品種のひとつで、白い繊細な花が人気の品種です。花色は白で、日本のアジサイとは違い、春に芽を出してから花芽を作るので、切り戻しができます。花序(花の集まり)は大きく、径が20cmをこえるほどの大きなものも見られます。
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 花が終わると緑色になりますが、それもまた悪くないです。

【ニューサイラン】 ユリ科 フォルミウム属
 ニュージーランドに分布する植物で、ニュージーランドでは湿地帯に広く分布します。葉の高さは3mほどになり、その中から伸ばす花茎は、長いものでは5mに達します。ひとつひとつの花を見ると、上向きの花をいくつもつけ、花の色は濃い赤色。中からのびる雄しべは、オレンジ色です。当館前庭のニューサイランは、葉が濃い色の品種です。年々株が大きくなっているようです。
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【チョコレートコスモス “チョコモカ”】 キク科 コスモス属
 チョコレートコスモスは、メキシコ原産の多年草です。チョコレートのような香りのする花をつけるコスモスの仲間で、草丈はさほど高くならず、50cmほどです。花は茶色で、色もチョコレートのよう。花びらはベルベットのような質感があります。花の径は4cmほどです。
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 それぞれ、前庭の宿根草花壇で見られます。



[通用路脇花壇]
 通用門から建物脇に至る通用路の脇にある花壇では、西洋アジサイやポーチュラカがかわいらしく咲いています。

【ポーチュラカ】 スベリヒユ科 ポーチュラカ属
 夏を代表する一年草のひとつで、径が3cmほどのカップ型の花がたくさん咲くのが魅力です。這って伸びていきます。葉は多肉質で、暑さや乾燥に強いです。花は大体半日ほどでしぼみます。花色がたくさんあり、とても明るい色が多いので、1色でも、混ぜて植えてもかわいらしいです。通用路脇では、色とりどりの花がいっぺんに見られます。
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 花壇のふちどりに植わっています。



[ローズガーデン]
【カールドン】 キク科 チョウセンアザミ属
 カールドンは南ヨーロッパ原産のキク科の植物で、地中海沿岸地域では、紀元前から食用に栽培されてきました。アザミに似ていますが、2mにもなる大きな植物です。同じ属に、つぼみを食用にする「アーティチョーク」があります。現在、「ハーブの小庭」で、カールドンとアーティチョーク両方が咲いています。
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【ダブルフラワーカモミール】 キク科 アンテミス属
 ダブルフラワーカモミールは、リンゴに似た香りのハーブ「ローマンカモミール」の八重咲きの品種です。茎は這うようにして伸び、カーペット状に広がります。現在、小さな花をたくさんつけ、かわいらしく花壇を彩っています。 
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【アカンサス】 キツネノマゴ科 アカンサス属
 アカンサスは葉の形がアザミに似ていることから「ハアザミ」とも呼ばれる植物で、地中海沿岸や熱帯アジア、熱帯アフリカなどに約50種が分布します。葉の形が美しく、古くから図案や文様のモデルにされてきました。古代ギリシャの建築様式、コリント様式の柱の飾りが、このアカンサスの葉というのもよく知られます。
 大きくつやのある葉も印象的ですが、この時期に見られる花もかなり目立ちます。
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 ローズガーデンの「バラの小径」で見られます。
 
 

1406011 三陽ミュージアム 今週の展示・イベント (6月24日)

 皆様こんにちは。三陽ミュージアムの、6月24日~6月29日の予定をお知らせします。

 三陽ミュージアムでは、29日まで「ハーブフェア」を開催中です。館内のハーブ展のほかに、前庭のラベンダー花壇、ローズガーデンのハーブの小庭など、ハーブが植えてある花壇では、様々なハーブの花が咲き競っています。29日には、ラベンダーをご来館のお客様に摘みとってもらう「摘み取り体験」を開催予定です。
 前庭のラベンダーは7月に入ると花を刈ってしまうため、見られるのは今週いっぱい。ご覧になる場合は6月中にお越しください。 
  
 館内の展示は、1階多目的室がリボンアートの展示を、2階市民展示室では墨彩画展を行っております。


[1階 多目的室]
 館内1階の多目的室では、
アトリエフラウリィによるリボンアートなどの展示「花とリボンのアート&クラフト」を開催しております。   
 リボンレイやフラワーアレンジなど、リボンだけで作った作品、花と組み合わせた作品など、とても華やかな作品が並びます。

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 部屋の中央には、体験コーナーもあります。どうぞお立ち寄りください!

  
 
[2階 市民展示室]
 市民展示室では、
高浜墨彩画クラブによる墨彩画を行っております。
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 墨だけで描かれた作品(水墨画)や、その上に彩色した作品があります。
 しっとりと落ち着いた魅力があります。
 
[コンサート]
 6月28日にガールズポップコンサートを予定しています。 

 6月28日(土) ガールズポップコンサート  
  13:00~13:30   演奏:山本かおり
  14:00~14:30   演奏:小野亜里沙
 
 会場:三陽ミュージアム1階 モネサロン前

 ※コンサートは、特別なチケットなどはいらず、入館していただければどなたでもご覧いただけます。



[イベント]
 6月29日にラベンダーの摘み取り体験を予定しています。体験は入館者対象で、入館券をご提示いただきます。先に、館内受付で入館券をお求めください。
 市内在住で、証明書のご提示などで免除になっているお客様にも、館内受付で入館券をお渡ししますので、まずは館内にお越しください。。
 なお、摘みとったラベンダーはそのままお持ち帰りいただけます。摘みとりは無料です。
 また、摘みとったラベンダーを使って、館内でラベンダースティックを作ることもできます。こちらは、材料費として、入館料とは別に300円いただきます。

 摘みとりは雨天中止、ラベンダースティックづくりの体験は、雨天でも行います。
 詳しくは、当館(電話 043-277-8776)までお問い合わせください。

 ラベンダー摘みとり体験
 6月29日(日) 13:00~ (入館券ご提示で、整理券をお渡しします。)
 先着500名 ※雨天中止

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 去年の摘みとりの様子です。



[お知らせ]
 千葉市と市内のラン農家さんが共同で開発し、千葉市農政センターで育ったカトレア 「カトレア ムラサキノウスヨウ(Cattleya Murasakino usuyou)」の展示を館内でおこなっています。
 去年、当館で名称を募集し、「紫苑(シオン)」と名のついた花の兄弟株の展示です。

 展示:千葉市農政センター 農業生産振興課
 展示期間:6月29日(日)まで
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1406010 ラベンダーが見ごろです! (6月21日)

 三陽ミュージアムでは、前庭のラベンダー花壇が、例年より少しはやく見ごろを迎えました!

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 当館のラベンダーは、「グロッソ」という交配種で、ラベンダーの中では「ラバンジン」というグループに含まれます。この「ラバンジン」は、北海道などで作られている「イングリッシュラベンダー」よりも、少し暑さに強いグループです。
 
 ここで、ラベンダーの分類について少しまとめてみましょう。

 ラベンダーの分類

 ↑↑日本でよく目にするラベンダーの、大まかな分類を図にしてみました。


スパイカラベンダーグループ
  米粒のようながくの先に花をつけるグループで、花の先端に苞葉がありません。この中で、「イングリッシュラベンダー」とも呼ばれるコモンラベンダーのグループと、交配種のラバンジングループに分かれます。
 
・コモンラベンダーグループ
  「アングスティフォリア」という原種を元にしたグループで、香りが良いです。「イングリッシュラベンダー」「トゥルーラベンダー」とも呼ばれます。北海道で育てられているラベンダーはこの仲間が多いです。暑さと湿気に弱いため、関東の平野部などではなかなか上手に育ちません。
 
・ラバンジン
 「アングスティフォリア」と「ラティフォリア」という原種の交配から生まれた交配種です。コモンラベンダーの仲間よりも少し花期は遅いです。丈夫で耐暑性があること、香りが強いこと、花が大きくたくさんつくことなどから、精油用など、商業的にも栽培されるグループです。
 グロッソ
 “グロッソ”(ラバンジングループ)
  当館では6月いっぱい、花が楽しめます。


ストエカスラベンダーグループ
 よく「フレンチラベンダー」という名前でお店に並んでいるのはこのグループで、花の上にうさぎの耳のような苞葉がつくのが特徴です。寒さに弱いかわりに耐暑性は強く、温暖地でよく育ちます。葉には鋸歯(ぎざぎざ)がありません。香りはありますが、上の「スパイカラベンダーグループ」の香りとは全く違います。
 オーシャンブルー
 “オーシャンブルー”(ストエカスラベンダーグループ)


デンタータラベンダーグループ
 
「デンタータ」という原種の仲間です。「デンタータ」とは、「歯のような」の意味。葉に鋸歯があり、それが歯のように見えることに由来します。四季咲き性があり、冬にも咲きます。花の先には小さな苞葉があります。日本では、上の「ストエカス」の仲間を「フレンチラベンダー」といいますが、ややこしいことに、海外ではこちらを「フレンチラベンダー」と呼ぶことが多いそうです。
 デンタータ
 デンタータ (デンタータラベンダーグループ)
 当館の外花壇でも年中咲いています。


●プテロストエカスラベンダーグループ
 「プテロ」は「翼」という意味で、羽のような広がった葉をもつラベンダーのグループです。「レースラベンダー」、「ファーンラベンダー」などとも呼ばれて、葉が美しいので、観葉的に使う目的で園芸店で販売されたりもしているようです。
 

※ラベンダーの分類については、以下の図書を参考にしました。
 「桐原春子のハーブを楽しむ ラヴェンダーブック」 桐原春子 著 ほるぷ出版
 「ラベンダーブック」 小松美枝子・小松紀三男 著 グラフ社


 今が一番きれいなラベンダー花壇を、ぜひ見に来てくださいね!


 さて、前庭花壇では、ラベンダーの他にも見ごろの花がたくさんです。

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 噴水の近くの花壇は、ブルーサルビアなど、夏の花々が見られます。後ろのピンクはクレオメ、白はアジサイの“アナベル”です。


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 噴水花壇は、館内の見晴台から見下ろすと、もようになっています!何のもようか、分かりますか?


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 クレオメの花は夕方開き、暑いとしおれます。朝と夕方、もしくは曇りや雨の日が狙い目です。


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 22日と29日にスティック作りなどの体験教室、ラベンダーの摘み取り体験を予定しています。
 詳しくは、ホームページや、こちらのポスター(pdf)をご覧ください。

 皆様のお越しをお待ちしております!
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