ひとつ前の記事にひき続きまして、こちらの記事では屋外花壇をご案内しようと思います。
下の図が三陽ミュージアムの敷地全体の案内図です。屋外の庭は、大きく分けて建物前面に広がる前庭(まえにわ)、建物の脇の通路沿いにある細長い脇庭(わきにわ)、温室の脇から裏側に広がるローズガーデン3つの庭からなります。
※敷地内への自転車でのお入りはご遠慮いただいています。駐輪スペースをご利用ください。
また、喫煙所はレストラン側の出入り口から、公園側に出ていただいた防風林の裏側にあります。
ペットは敷地内に入れますが、お連れの場合はリードをご利用ください。
[花の門]
バス停や駐車場からすぐのところにある、当館の正門です。ハンギングバスケットの花々が、皆様をお迎えします。ちなみに、営業時間外や休館日にはここを始め、公園との境の門をすべて閉じています。
[前庭]
花の門からすぐ、建物まで続く広々したスペースが前庭です。ラベンダーの花壇、宿根草の花壇、季節の花が咲く四季彩(しきさい)花壇、噴水花壇などがあります。
現在、四季彩花壇でアイスランドポピーが、噴水花壇でキンギョソウやノースポールなどが見ごろになっています。
アイスランドポピーはシベリアなどが原産の一年草。花茎が細くて、風に揺れる姿がさわやかです。草丈は大人のひざほどです。
前庭では色とりどりの春の花々が元気に咲いています。
[脇庭]
レストランの脇から温室の脇へ続く、通路沿いの細長い花壇です。すぐ外が防風林のため、陽のあたる時間が短く、日陰に強い植物が元気です。
脇庭の入口。今年に入ってから、トレリス(木の柵)が新しくなりました。所々、クレマチスなども柵に這わせる予定です。花が咲くのが楽しみです。
通路沿いの花壇には、宿根草や一年草が植えてあります。朝のうちだけは日当たりが良いです。
現在、脇庭花壇で花が見ごろなのがこのアマドコロです。葉に白い斑(ふ)の入る園芸品種です。とても繁殖力が旺盛で、年々範囲を広げています。
[ローズガーデン]
ローズガーデンは、温室の脇から裏手にかけて広がる庭で、200種300株のバラや、宿根草、一年草、花木などが植えられています。バラの見ごろは5月の中旬ごろから。現在はまだ固いつぼみです。冬から植わっていたビオラがとてもよく咲いているほか、宿根草類も徐々に目覚めてきました。
ローズガーデンの入口はつるバラのアーチです。右側には、小さなハーブの庭があります。
ローズガーデンの奥、「バラの海」のコーナー。ここでは花壇ごとに色が決まっています。写真の手前は「白」の花壇です。
花壇の周りは芝生で、ベンチやテーブルもあり、お弁当を食べたり休憩するのにちょうど良いスペースです。近くには大きなあずまやがあり、そちらも自由にお使いいただけます。
バラの海の一番奥、「青」の花壇では、ジャーマンアイリスが咲き始めました。
庭については以上ですが、当館敷地の外側は広々とした海浜公園で、芝生の広場や大きな池、いなげの浜(海岸)、遊具広場などが近くにあります。ぜひ合わせてご利用ください。たくさんの皆様のお越しをお待ちしております。
下の図は公園全体の地図で、当館は中央のやや右側、番号では④番です。