2013年09月

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1309008 三陽ミュージアム 見頃の花(9月25日)

 三陽ミュージアムでは現在「秋色フェア」を開催中です。前庭の1年草花壇では、サルビアがだんだん開きはじめ、日に日に鮮やかさを増しています。コスモスも、風にそよぐ姿がとても爽やかです。
 館内では、植物企画展のコスモス展とコリウス展を開催中。色々な種類のコスモスやコリウスがご覧いただけます。
 秋らしくなった三陽ミュージアムに、お散歩に来ませんか?ぜひお待ちしています。



[アトリウムフラワーガーデン]
【スプレーマム“風車菊”】 キク科 キク属
 「スプレーギク」、「スプレーマム」という名前のキクは、日本でもよく庭植えなどにするイエギクが欧米で改良され、1つの茎にたくさんの花をつける園芸品種で、日本では1975年ごろから栽培されるようになりました。切り花用によく使われますが、花壇用に使える品種もあります。
 この「風車菊」は、頭花の「花びら」に見える部分の花が筒状になり、特徴的です。ひとつひとつの花の大きさがよく揃っています。
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 エントランスは、瓦と玉砂利と植物を使った市松模様になっています。

【羽毛ケイトウ “センチュリー”】 ヒユ科 ケイトウ属
 ケイトウは漢字で「鶏頭」と書きます。その名の通り、鶏のトサカ状になる種類もありますが、「羽毛ケイトウ」と呼ばれる種類では、やわらかい羽毛状の花が特徴です。この「センチュリー」は草丈が50cmほど、羽毛ケイトウの種類の中ではやや背高な印象です。花は橙色で、ほっそりとしています。
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【ミセバヤ】 ベンケイソウ科 ヒロテレフィウム属
 ミセバヤは、ヒロテレフィウム属(ムラサキベンケイソウ属)のなかで、もっともよく栽培される種類です。花は、桃色の小さな花が枝先に丸く球状に集まってつきます。日本では古くから栽培され、19世紀後半にヨーロッパに広まりました。今回は地面に這わせるように使っています。
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 アトリウムの奥には、今週からハロウィンの花壇ができました。かまどの火が本物のようです!
 実は写真には写っていない、花壇の上にも秘密があります。ぜひご来館になって確かめてみてください。

【ヤブラン】 ユリ科 ヤブラン属
 ヤブランは国内では関東以南、そのほか台湾や中国に分布する常緑の植物で、名前には「ラン」とつきますが、ユリ科の植物です。樹林の下草として群生し、庭の縁取りやグラウンドカバーとしても利用されます。初秋に花をつけ、花は薄紫色が多いです。30cmの花茎に、無数の小さい花をつけます。
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【ユーフォルビア “ダイヤモンドフロスト”】 トウダイグサ科 ユーフォルビア属
 「ダイヤモンドフロスト」は、トウダイグサの仲間の園芸品種で、たくさんの小さな白い花をふんわりとつけるのが魅力です。また、花期がとても長く、初夏から11月頃まで、ずっと咲き続けます。アトリウムでは、寄せ植えでご覧いただけますが、花壇植えにしても、こんもりと茂って美しいです。
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[光庭]
[植物企画展]
 光庭ではコスモス展を開催中です。八重咲きなど、ちょっと変わったコスモスをご覧いただけます。

【コスモス “ダブルクリック バイカラーピンク”】 キク科 コスモス属
 ボリュームのある、八重咲き種のコスモスです。花は、内側がピンク色、外に向かってグラデーションになり、外側がまた細くピンク色になります。花弁はよく見ると筒状です。
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[温室]
 温室では、ハイビスカス類、バナナやパイナップルの実など、見どころがいっぱいです。

【カカオ】 アオギリ科 カカオノキ属
 カカオは、アマゾン盆地やコロンビアのアンデス山脈が原産と思われる樹木で、果実を加工してココアやチョコレートを作ります。果実は20cm~30cmほどの大きさになりますが、花はとても小さく、径1cmほどです。
 当館では、実がなったところは見たことがないのですが、毎年花が咲きます。とてもかれんな花です。
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 写真の中央、木の幹についた米粒のような白いものが花です。
 
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 温室の階段の途中、上に向かって左側にあります。



[ベランダガーデン]
[植物企画展]
 ベランダガーデンでは、コリウス展を開催しています。葉の色や大きさがさまざまなコリウスをたくさん展示しています。

【コリウス “インキーフィンガー”】 シソ科 コリウス属
 「ハンギングタイプ」に分類されるコリウスで、葉は小さめです。特に葉の形が特徴的で、ほかの種類ではシソに似たような形が多い中、この種類は丸くふわふわとした形で、面白いです。
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[前庭]
 前庭では、コスモスは1mほどに成長しました。ほかにも、一年草の花々が見頃になってきました。
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【センニチコウ “ローズネオン”】 ヒユ科 ゴンフレナ属 
 「ローズネオン」は、「グロボーサ」種の園芸品種のひとつで、一年草です。やや草丈は高く、現在80cmほどあります。苞の部分が鮮やかな色になり、この種類は赤紫色です。2㎝ほどのころんとした形がかわいらしいです。
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【トウテイラン】 ゴマノハグサ科 ベロニカ属
 トウテイラン(洞庭藍)は、京都府から鳥取県に至る日本海側の海岸や、隠岐島に自生する多年草です。8月~9月ごろに、青紫色の花をつけます。花は茎の先端に、茎を囲むようにたくさんつき、下のほうから咲いていきます。径が5~6mmほどの小さな花です。銀葉が美しく、草丈が低めなので花壇の手前側で活躍します。 
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1309007 三陽ミュージアム 今週の展示・イベント (9月25日)

 皆様こんにちは。三陽ミュージアムの9月25日~9月29日の予定をお知らせします。
 

[1階 多目的室]
 館内1階、多目的室では、押し花教室ひまわりの会による「いやしの押し花展」を開催中です。  
 しおり、はがき、額絵の体験ができます。どうぞお立ち寄りください。

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[2階 市民展示室]
 市民展示室では、千葉花の会による写真展「花々の四季展」を開催中です。

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[コンサート]
 土曜日にアコーディオンコンサート、日曜日にギターコンサートを予定しています。 

 9月28日(土) 13:30~ 花とアコーディオンコンサート  演奏:千葉アコーディオンサークル
 9月29日(日) 13:30~ ギターコンサート 演奏:稲毛ギターアンサンブル


 会場:三陽ミュージアム1階 モネサロン前

 ※コンサートは、特別なチケットなどはいらず、入館していただければどなたでもご覧いただけます。



[お知らせ]
 アトリウムにハロウィンコーナーができました。

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 お子様用の帽子やマントなど、変身用の衣装もあります。どうぞご自由にご利用ください。
 使ったあとは、きちんと元に戻しましょうね!
 

1309006 三陽ミュージアム 見頃の花(9月18日)

 三陽ミュージアムでは、本日より、「秋色フェア」が始まりました。植物企画展として、館内の光庭で「コスモス展」、屋上ベランダガーデンで「コリウス展」を開催しています。
 朝晩がとても涼しくなり、花や葉の色が色鮮やかになる季節がやってきました。
 前庭のコスモス花壇も、見ごろを迎えています。ぜひ秋の花々を楽しみにおご来館ください!皆様のお越しを、心よりお待ちしています。



[植物企画展]
[光庭]
 光庭では、本日より「コスモス展」が始まりました。八重咲きだったり、色のつき方が特徴的なコスモスなど、変わった種類のコスモスを15種類ほど展示しています。

【コスモス “ハッピーリング”】 キク科 コスモス属
 コスモスは、メキシコ原産の一年草です。日本では「秋桜」の名前があるように、秋に美しい花を咲かせます。
以前は、日長が短くなると花芽をつける「短日植物」として有名でしたが、品種改良が進み、現在では日長に関係なく花をつける種類が多くなりました。
 この「ハッピーリング」は、花弁に濃いピンク色のリングもようが入り、外側に向かって色が淡くなる品種です。
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【キバナコスモス “サニー”】 キク科 コスモス属
 キバナコスモスは、コスモスと同じくメキシコ原産の植物で、コスモスに比べて葉の切れ込みが浅く、幅広です。
また、短日性がより弱く、夏から開花する種類が多いです。花の色は黄、橙、赤などがあります。夏の暑さにも強い、優れた園芸植物です。
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[ベランダガーデン]
 屋上のベランダガーデンでは、「コリウス展」が始まりました。カラフルな葉が、にぎやかにベランダガーデンを彩っています。
 
【コリウス “ムーンライト”】 シソ科 コリウス属
 コリウスは和名を「ニシキジソ(錦紫蘇)」「キンランジソ(金襴紫蘇)」などといい、名前のとおり、シソに似て色とりどりの美しい葉をもつ観葉植物です。交配種が夏から秋に出回り、特に「栄養系」と呼ばれるグループのものは、性質が強健でとても育てやすいです。
 「ムーンライト」は、やや赤みのある黄色い葉が特徴の品種です。ほかの種類のコリウスと組み合わせても、とても美しいです。
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【コリウス “ワサビ”】 シソ科 コリウス属
 フレッシュな黄緑色の葉が美しい品種です。葉の鋸歯(ふちのギザギザ)は深く、青ジソによく似ていますが、やや葉に厚みがあります。とてもよく成長します。
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 コリウス展では、35種類ほどのコリウスをご覧いただけます。



[アトリウムフラワーガーデン]
 アトリウムは本日より、菊やダリア、モミジなど、秋の草花や樹木を使った、新しいテーマの花壇がご覧いただけます。今回のテーマは「秋の草花と和モダンガーデン」です。和と洋を組み合わせた、おしゃれな庭をお楽しみください。
 
【ポットマム “エクセレントマム ピコ”】 キク科 キク属
 ポットマムは、1950年ごろ、アメリカで育成された草丈の低いキクが始まりで、日本へは1960年ごろ導入され、広く普及しました。現在では、鑑賞菊を除いた鉢植えのキク類全般が、こう呼ばれます。
「エクセレントマム ピコ」は、花の径は4cmほどと小型ですが、多花性で、とてもかわいらし花です。花色は桃のほかに、赤もあります。他の花ともよく合います。
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 色々な大きさの花の組み合わせが魅力的な花壇です。

【リンドウ “いわて乙女”】 リンドウ科 リンドウ属
 「エゾオヤマリンドウ」という原種の交配で、岩手県で生まれたリンドウで、矮性で花壇向きです。濃青の花が美しく、花は完全に開きません。
 秋の花として知られるリンドウは、園芸種がたくさんあり、高性の種類は切り花用、矮性の種類は花壇用に利用されます。花色は、青、白、桃などがあります。
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【リンドウ “ももこりん”】 リンドウ科 リンドウ属
 こちらも岩手生まれのリンドウの園芸品種ですが、「ササリンドウ系」と呼ばれる系統の交配から生まれた品種で、こちらは花が開きます。花色が桃色で、かわいらしいです。
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 アトリウム中央の花壇には大きな木が入り、奥行きのあるデザインです。

【シロバナマンジュシャゲ】 ヒガンバナ科 リコリス属
 中国に分布するヒガンバナ(リコリス プミラ)と、近縁種のショウキズイセン(日本南部から中国、ビルマにかけて分布し、黄色い花)の交雑種とされています。ヒガンバナによく似ていますが、花色は白で、桃色が混じるものもあります。
 当館では、温室の2階出入り口の近くで、窓越しに見ることができます。群生していて、とてもきれいです。
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[前庭]
 前庭では、毎週ご案内しているコスモスのほか、宿根草園の宿根サルビア類、一年草花壇の千日紅や、サルビア類など、秋の花が見ごろになっています。
 
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 館内、屋上の展望デッキからの風景です。赤やピンクの花が多いです。

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 コスモスは、台風でもさほど被害がなく、元気に咲いています。草丈は80cmほどになりました。


【センニンソウ】 キンポウゲ科 センニンソウ属
 センニンソウは、日本国内に自生するクレマチスのなかまで、夏咲きで白い花を枝先にたくさんつけます。ひとつひとつの花は径が3cmほどで、花びらに見えるがくの部分は4枚です。たくさんの花が一度に開くので、広い範囲が白色で覆われ、美しいです。三陽ミュージアムでは、花の門を入って左側、通路沿いのトレリスで見られます。
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 写真の左側、通路沿いのトレリス(柵)にからんでいます。

 
 
[ローズガーデン]
【ヒガンバナ】 ヒガンバナ科 リコリス属
 秋の花の代表のひとつ、ヒガンバナが今年も咲き始めました。お彼岸に近づくと咲き始め、本当にすごいと毎年思います。
 ヒガンバナは日本では岩手、秋田以南に分布する球根植物で、長く伸びる茎の先端を取り囲むように、外向きの赤い花をつけます。花の時期には葉はなく、あとで出てきます。
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 ローズガーデンのパルコース側、フヨウの木の下で見られます。 

1309005 三陽ミュージアム 今週の展示・イベント (9月18日)

皆様こんにちは。三陽ミュージアムの9月18日~9月23日の予定をお知らせします。
 今週は、 1階多目的室はちぎり絵、2階市民展示室はパーチメントクラフト(ペーパークラフト)と、紙を使った作品で展示がそろいました。
 展示が変わった館内の花壇と合わせ、ぜひご覧ください。


[1階 多目的室]
 館内1階、多目的室では、和紙ちぎり絵の会による「花の和紙ちぎり絵展」を開催中です。  
 
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  展示室で、ちぎり絵の体験もできます。
  体験:花のちぎり絵 絵はがき・カード 各300円 ※詳しくは、展示室でお聞きください。
 

[2階 市民展示室]
 市民展示室では、酒井德子さんによる「レースのようなペーパーアート・パーチメントクラフト展」を開催中です。

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 パーチメントクラフトは、厚みのあるトレーシングペーパーに、穴をあけたり、切り取ったりと加工して、繊細な、レースのような作品を製作するペーパークラフトです。

 
[コンサート]
 土曜日にポップスコンサート、日曜日にハワイアンコンサートを予定しています。 

 9月21日(土) 13:30~ 、14:30~ (2回) ポップスコンサート  演奏:ラピスラズリ
 9月22日(日) 13:30~ ハワイアン&フラコンサート 演奏:サウンズ・アロハ


 会場:三陽ミュージアム1階 モネサロン前

 ※コンサートは、特別なチケットなどはいらず、入館していただければどなたでもご覧いただけます。



[お知らせ]
 アトリウムの常設展示「うさぎの花屋」が模様替えしました。

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 「うさぎの花屋」の現在の展示です。「収穫祭」がテーマで、秋らしい、温かみのある色になりました。
 
「うさぎの花屋」のブログがあります。
リンクはこちら
展示のコンセプトや楽しみ方、お花の飾り方の提案をしています。

1309004 三陽ミュージアム 見頃の花(9月10日)

 三陽ミュージアムでは、現在「おもしろ植物フェア」を開催中です。アトリウムの花壇展示「観葉植物と流木のトロピカルガーデン」と、おもしろ植物フェアの期間も、今週いっぱいとなりました。
 
今週は、暑い夏の展示期間中も元気に花壇を彩ってくれた葉ものから、見ごろの花をご紹介しようと思います。


[アトリウムフラワーガーデン]
【アロカシア “ヒロビューティー”】 サトイモ科 アロカシア属
 アロカシアはサトイモによく似た「クワズイモ」という植物の仲間です。色や模様、大きさがさまざまな、園芸品種が多数あります。この「ヒロビューティー」は、40cmほどの長さの葉で、草丈が80cmほどになる大型の品種で、濃い緑色の中にまだらな模様が入るのが特徴的です。
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【アロカシア “クプレア”】 サトイモ科 アロカシア属
 こちらもアロカシアですが、葉の長さは20cmほどで、丈も30cmほどの小型の品種です。葉は矢じり型にはとがらず、楕円形に近いです。紫色を帯びた黒葉で、つやがあり、葉の縁にとても細い白い縁取りがあります。
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【コルディリネ “アイチアカ”】 リュウゼツラン科 コルディリネ属
 8月13日のブログでご紹介した、アトリウムのコルディリネが花をつけました。「アイチアカ(愛知赤)」の品種名の通り、葉がかなり赤い種類なのですが、花茎や花も赤みの強い色をしています。花は枝分かれした穂状の花で、ひとつひとつは径2cmほどで、とても小さいです。雄しべの黄色がよく目立ちます。
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 南国リゾートのような花壇とも、あと1週間でお別れです。



[光庭]
【ナンバンギセル】 ハマウツボ科 ナンバンギセル属
 ナンバンギセルは、国内各地に自生する一年草で、ススキやチガヤ、カヤツリグサ、ミョウガなど、単子葉植物の根に寄生する寄生植物です。名前は、花の形が南蛮人が口にくわえるパイプに似ていることにちなみます。
 別名の「オモイグサ」(思草)は、万葉集にも登場する古い名前です。
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 足元の、草が茂った鉢で見られます。


[植物企画展]
 植物企画展は、9月16日まで「グリーンカーテンにできるおもしろつる植物展」を開催しています。この時期になって開き始めた花もありますので、一度見たという方でも、ぜひまたご覧ください。また、来週からは同じく光庭で「コスモス展」が始まります。どうぞお楽しみに!


【シカクマメ】 マメ科 シカクマメ属
 シカクマメは、四角いさやの豆をつけるマメ科の植物で、沖縄地方ではさやを炒めものなどにして食べます。現在、光庭にあるシカクマメは伸びている途中で、花が咲きました。花は空色で4cmほどの大きさです。花だけでも十分に美しいです。
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[温室]
【ベニヒモノキ】 トウダイグサ科 アカリファ属
 西インド諸島が原産で、園芸界では「サンデリー」という名前で呼ばれることがあります。アカリファ属の植物は、葉を観賞するものが多いのですが、この「ベニヒモノキ」は、花を観賞します。ふわふわとした花がひものように長く伸びるのが特徴で、長いものは40cmをこえるほどです。
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【シロヒモノキ】 トウダイグサ科 アカリファ属
 上の「ベニヒモノキ」の変種で、花は同じ形ですが、白色です。ベニヒモノキの隣に植栽してあります。
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 温室1階、池の脇で見られます。


【アカリファ ウィルクシアナ “ジャワホワイト”】 トウダイグサ科 アカリファ属 
 太平洋の、パプアニューギニアにほど近い、ニューブリテン島が原産です。大型の低木で、鉢植えや花壇用に利用されます。上の2種に対し、こちらは葉を観賞するアカリファの仲間で、本種も明るい色の葉に細かく斑点が入り、美しいです。現在花をつけていますが、花はほとんど目立ちません。
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 温室1階、中庭との出入り口付近で見られます。



[ベランダガーデン]
 ベランダガーデンでも、光庭の「コスモス展」と同じく来週(9月18日)から、植物企画展の「コリウス展」が始まります。
 現在、シソのような形でカラフルなコリウスの展示を準備中です。一気に秋らしい雰囲気になってきました。 

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[前庭]
 前庭では、コスモスが成長中です。
 現在は70cmほどの高さになりました。次々に花をつけながら、すくすく育っています。
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【センニチコウ “ストロベリーフィールド”】 ヒユ科 ゴンフレナ属
 センニチコウはヒユ科の一年草または多年草で、苞の部分が美しく色づき、長く花が楽しめることが名前の由来です。苞はさわるとカサカサとしていて、ドライフラワーに向きます。グロボーサ種とハーゲアナ種が花を楽しむセンニチコウとして一般的で、「ストロベリーフィールド」は、このうちハーゲアナ種(キバナセンニチコウ)の園芸品種で、明るい赤色の苞が魅力の人気品種です。
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 前庭の宿根草花壇の中で見られます。



[ローズガーデン]
【フヨウ】 アオイ科 ヒビスクス属
 先週のブログでは、八重咲きの園芸品種「スイフヨウ」をご紹介しましたが、こちらは一重咲きの「フヨウ」です。 フヨウは国内では四国、九州南部、琉球諸島に自生する低木です。ローズガーデンでは、公園のパルコース側に一株あります。花の色は白で、一日花なのはスイフヨウと同じですが、こちらは時間が経っても色が変わりません。
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