2013年08月

三陽メディアフラワーミュージアム(千葉市花の美術館)の公式ブログです。
ホームページはこちらhttp://inage-kaihinkouen.jp/flower/index.html
過去のブログはこちらhttp://chiba-hanabi.at.webry.info/

1308009 三陽ミュージアム 見頃の花(8月27日)

 三陽ミュージアムでは、現在「おもしろ植物フェア」を開催中です。館内のアトリウムや光庭で、エアープランツ類、つる植物と、9月1日までは「変化アサガオ展」の展示を行っています。
 

 暑い夏も終わりに近づいているようで、ようやく涼しい日が増えてきました。前庭の花畑はコスモスに植えかわり、9月の上旬ごろから花が楽しめるようになると思います。
 夏休みの終わりに、三陽ミュージアムで過ごしませんか。皆様のお越しをお待ちしています。



[光庭]
[植物企画展]
 光庭では、植物企画展「グリーンカーテンにできるおもしろつる植物展」と、「変化アサガオ展」を開催しています。本日は、このうち「変化アサガオ展」の花をご紹介します。

【変化アサガオ】 ヒルガオ科 イポメア属
 変化アサガオ(へんかあさがお)は、アサガオのなかでも突然変異で花弁や葉の形がさまざまになる系統のもので、江戸時代に栽培が流行した、歴史のある園芸植物です。今回は、当館の講座で生徒さんが育てたものを中心に、とても変わった形の花や葉のアサガオをご鑑賞いただけます。
  130827_07
 「車咲牡丹(くるまざきぼたん)」という系統の花です。葉の形も変わっています。

 130827_08
 「渦葉」という、やや草丈が低く、葉が肉厚な系統の花です。花は写真では桃色に見えますが、茶色がかった色です。切れ込みの入らない、「丸咲(まるざき)」という咲き方です。


★ご注意★
アサガオは一日花で、朝に開き、午後にはしぼんでしまいます。ご覧になる場合は午前中をおすすめします。
当館の開館は9:30です。



[アトリウムフラワーガーデン]
【グロッバ】 ショウガ科 グロッバ属
 インド、東南アジアが原産の多年草で、いくつかの種類が花を観賞するために栽培されます。色のついた苞と、その中から小さな花がぴょんぴょんと飛び出した花が垂れ下がるようにつき、とてもユニークです。
 苞の色は、今回は桃と白があります。全体の草丈は60cm程度です。
 130827_01

 130827_02
 苞の中から飛び出した花の拡大です。首をのばした鳥のような形で、面白いです。

 130827_03
 入り口を入ってすぐ左の花壇で見られます。

【ゴールドシャワー】 シソ科 ペトラエオヴィテクス属
 マレーシア、タイが原産のつる性の多年草で、50cm以上の黄色の花穂が垂れ下がって次々に咲きます。黄色のがくの中から、クリーム色の花が咲きますが、花が終わっても黄色いがくが残るので、長い間観賞できます。
 栽培しやすい植物ですが、高温性なので、冬の間は室内に入れます。
 130827_04

 130827_05
 こちらも、入り口すぐ左の花壇です。窓に近い場所にあります。



[温室]
【アーノッティアヌス】 アオイ科 ヒビスクス属
 ハワイのオアフ島が原産の、ハイビスカスの原種のひとつです。花弁は白く、外側が薄く桃色に色づきます。中央の雄しべや雌しべが集まった花柱は赤色で、基部に向かうにつれてやや薄い色になります。花は径が10cmほどあって大型で、とても美しいです。
 130827_09

 130827_10
 温室1階奥の、中庭との出入り口付近で見られます。

【モンステラ】 サトイモ科 モンステラ属
 8月6日のブログ記事でも紹介しましたが、モンステラの花がとても見やすい場所で咲きましたので、再度ご紹介します。モンステラはアメリカの熱帯地域が原産のつる植物で、穴があいた大きな葉が特徴です。花も20cmほどあって大型で、今回観察したところ、花をつつむような苞の部分はかなり肉厚で、外側がすべすべで、内側には規則的な凹凸があり、もようのようになっています。
 130827_11

 130827_12
 階段の途中、右側で咲いています。
 

 
[ベランダガーデン]
【ヤナギバルイラソウ】 キツネノマゴ科 リュエリア属
 メキシコ原産の多年草です。草丈が90cmほどになり、赤紫色の茎と「ヤナギバ(柳葉)」のなまえのように細長い葉が特徴です。葉の脇から細い花茎を伸ばし、紫色の、径が4cmほどの花をつけます。日当たりのよい場所では、11月ごろまで花をつけます。
 130827_13

 130827_14
 ベランダガーデンの出入り口近くの花壇に咲いています。



[ふるさとの道]

 ふるさとの道でヒマワリの花が咲きました。この花は、宮城県の石巻市で2011年の東日本大震災のあと、津波で流されてきたと思われる種が育って開花した「ど根性ひまわり」の3世です。3粒まいた種のうち、1本だけ大きく育ちました。現在、みごとに咲いています。

【ヒマワリ】 キク科 ヘリアンサス属
 夏の花として有名なヒマワリは、主に北アメリカに分布する一年草です。太陽に向かって開くことから、学名のヘリアンサスは「太陽」と「花」の組み合わせで、日本でも別名「向日葵」といいます。花を観賞用にする以外に、種はそのまま食用にしたり、油をとるのに利用します。
 
 130827_15

 130827_16
 太い茎と大きな花で、元気いっぱいに咲いています。



[脇庭ボーダーガーデン]
【ジンジャー】 ショウガ科 ヘディキウム属
 ジンジャーは、インドからマレーシアにかけてが原産の多年草です。日本には江戸時代に渡来しました。白い花がいくつかまとまってつき、一つ一つの大きさは径が5cmほどです。花は白で、基部が薄く黄色になります。
甘くさわやかな、とても良い香りがありますので、花と一緒にお楽しみください。
 130827_17

 130827_18
 脇庭の建物側、レストランの壁沿いで見られます。 


1308008 三陽ミュージアム 今週の展示・イベント (8月27日)

 皆様こんにちは。とうとう夏休み期間も終わりになりますね。
 三陽ミュージアムの8月27日~9月1日の予定をお知らせします。
 
 
 毎日暑い日が続いています。引き続き、プールにお越しの方で、駐車場が混雑することがありますので、ご来館の際はご注意ください(土、日など、お天気が良い場合は特早い時間から混みあいます)。また、プールに遊びにいらした方も、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
 


[1階 多目的室]
 館内1階、多目的室では、絵手紙くらぶによる「絵手紙に思いを寄せて」を開催中です。
  
 1F1
 とてもたくさんの作品が展示されています。

 1F2
 うちわや、夏の花や夏野菜など、この時期らしい作品が多いです。  



[2階 市民展示室]
 市民展示室では、先週から引き続き、千代ノ台絵手紙教室による「絵手紙作品展」を開催中です。

 2F2
 
 2F1
 壁の他、台の上にも作品が展示してあります。
 
 

 今週は、1階・2階の展示室とも、絵手紙の展示です。どうぞ、合わせてお楽しみください。
 


[コンサート]
 土曜日にハワイアンコンサートを、日曜日に大正琴コンサートを予定しています。

 8月31日(土) 13:30~ 「フラ&ハワイアンコンサート」  演奏:ナリコラ フラスタジオ
 9月1日(日) 13:30~ 大正琴コンサート「花の香りにつつまれて」  演奏:琴浜会

 会場:三陽ミュージアム1階 モネサロン前

 ※コンサートは、特別なチケットなどはいらず、入館していただければどなたでもご覧いただけます。


 
[夏休み特別企画]
クイズラリー
  館内を巡って、クイズに挑戦しませんか。中学生以下のお子様には、プレゼントを用意しています。 

温室スコール体験
 温室内で熱帯の雨が体験できる、「温室スコール体験」も9月1日(日)が最後です。夏休みのおわりに、体験してみませんか。14時30分より。希望の方は、時間に間に合うようにお越しくださいませ。
 
 スコール
  晴れた日には小さな虹が見えることも!

1308007 三陽ミュージアム 見頃の花(8月20日)

 三陽ミュージアムでは、現在「おもしろ植物フェア」を開催中です。植物企画展は、館内の光庭で「グリーンカーテンにできるおもしろ植物展」を開催しています。今週末からは、変化アサガオの展示も始まる予定になっています。
 
 夏休みも終わりに近づいてきて、外の花壇では、秋の草花が元気になってきました。季節の移り変わりを感じる三陽ミュージアムで、どうぞごゆっくりお過ごしください。



[アトリウムフラワーガーデン]
 アトリウムでは、「観葉植物と流木のトロピカルガーデン」のテーマの花壇展示が続いています。入り口と中央の小さな池からの水音が涼しいです。

【ブーゲンビレア】 オシロイバナ科 ブーゲンビレア属
 アトリウムの中庭側の花壇で、鮮やかな色が目をひきます。ブーゲンビレアは、南アメリカに分布する植物で、低木や高木になりますが、枝がつる状になりよく伸びます。園芸品種も多くつくられ、鉢物としてもよく流通します。色鮮やかな部分は苞で、花は内側にあって目立ちません。苞の色は、赤、橙、桃、白などがあります。
 130820_01

 130820_02

 アトリウムの中庭側に、温室からエアープランツが出張してきました。
 エアープランツは、このブログでも花が咲くと紹介していますが、パイナップル科チランジア属の植物です。原産地では岩や木などに着生しているので、根が退化しており、葉から水分などを吸収しています。このために土に植える必要がなく、下の写真のように吊るした状態で育てることができます。垂れ下がるもの、芝のように葉の細いもの、大きな葉がねじれて長く伸びるものなど、色々な形のものがあり、おもしろいですよ!ぜひ近くで観察してみてください。
 130820_03
 
 130820_04
 アトリウム内は緑あふれる静かな空間です。

 

[光庭]
[植物企画展]
 光庭では、「グリーンカーテンにできるおもしろつる植物展」を開催しています。育て方のポイントのポスターや、実際の植物を展示しています。
 
【クイーンネックレス “ホワイト”】 タデ科 アンティゴノン属
 和名は「アサヒカズラ」といい、「クイーンネックレス」は流通名です。メキシコ原産のつる植物で、地下にできるイモは食用になります。花の色のついている部分はがくで、色あせないので長い間花が楽しめます。白花のものは園芸品種ですが、元々の花は濃いピンク色で、日本には1917年に渡来しました。
 130820_05
 花序の先が巻きひげになるのも特徴です。

 130820_06



[温室]
【プルメリア オブツサ】 キョウチクトウ科 プルメリア属
 熱帯アメリカが原産のプルメリアは、熱帯各地で栽培され、ハワイではレイ(首飾り)に、東南アジアでは葬式用の花として利用します。「オブツサ」は原種のひとつで、つやがあって先が丸くなる大きな葉が特徴です。花は白く、内側が黄色になります。
 130820_07
 少し見づらい場所ですが、温室一階の橋を渡ったところの左側で咲いています。

【オドントネマ】 キツネノマゴ科 オドントネマ属
 メキシコ、中央アメリカが原産で、草本性ですが、大きく育つと茎が木質化します。赤い花は、枝先に集まってつきます。3cmほどの細長い管の先が小さく開きます。つぼみの時から鮮やかな色をしていて美しいです。国内でも霜の降りない地域であれば、屋外で栽培できます。
 130820_09

 130820_10
 温室2階、階段のすぐ上で見られます。

【サンタンカ】 アカネ科 イクソラ属
 中国とマレーシアが原産で、花木としてよく栽培されます。花は直径5~10cmほどの半球状にまとまってつき、橙色、白、桃、赤などの色があります。また、次々に花をつけるため、花期が長いです。日本には江戸時代の中期ごろ、沖縄を経由して渡来し、当時は「三段花」と呼ばれました。 
 130820_11

【イクソラ “スーパーキング”】 アカネ科 イクソラ属
 上のサンタンカと同属でスマトラ原産の「イクソラ ダッフィー」種と、他種との交配からできたと考えられる園芸品種で、濃赤の大きな花をつけ、花序(花の集まり)も大きいのが特徴です。サンタンカが、花びらの部分に丸みがあるのに対し、こちらはとがっています。
 130820_12

 130820_13
 2階の橋の脇で、なかよく並んで咲いています。



[キッチンガーデン]
【トウガラシ “伏見甘長”】 ナス科 トウガラシ属
 トウガラシ展としての、たくさんのトウガラシの展示は終了しましたが、キッチンガーデンでは夏野菜の中で、トウガラシがまだ見られます。この「伏見甘長」は、細長く真っ赤でいかにも辛そうな外見に対し、辛みのない甘とうです。香りがよく、赤く熟れたものは甘くおいしいです。
 130820_14

 130820_15



[前庭]
【ユーパトリウム アトロプルプレウム】 キク科 ユーパトリウム属
 ユーパトリウムはキク科の多年草で、日本に自生する同属の植物には、フジバカマやヒヨドリバナがあります。
秋咲きで、茎の先端に広がるようにふわふわした花をつけます。この「アトロプルプレウム」は、北アメリカのミシシッピ川流域が原産の「マクラツム」種の園芸品種で、1.5mにもなる大型種です。前庭のものは、7月のはじめ頃に切り戻しているため、1mほどの高さで咲いています。
 130820_16

 130820_17
 


[ローズガーデン]
【カラミンサ】 シソ科 カラミンサ属
 南ヨーロッパから地中海沿岸地方が原産。草丈が50cmほどになる多年草で、1cmに満たないほどのたくさんの小花をつけます。ふんわりと優しい印象で、葉や花にはハッカの香りがあります。主役になる花ではないのですが、花期が長く、花壇の脇役としてはこの上なく活躍してくれる植物です。
 130820_18

 130820_19
 ローズガーデンで、バラの足元に植わっています。

1308006 三陽ミュージアム 今週の展示・イベント (8月20日)

 皆様こんにちは。三陽ミュージアムの8月20日~8月25日の予定をお知らせします。
 
 
 毎日暑い日が続いています。引き続き、プールにお越しの方で、駐車場が大変混雑しますので、ご来館の際はご注意ください(土、日などは、最寄りの駐車場が9時頃に満車になる場合もあります)。また、プールに遊びにいらした方も、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
 


[1階 多目的室]
 館内1階、多目的室では、「山下一歩 手ひねり陶芸の世界」を開催中です。
  
 手ひねり陶芸の作品、実演もご覧いただけます。
 DSCF7966

  DSCF7968
 花入れや器など、手ひねりらしい温かみのある作品です。

 DSCF7974
 実際、土に触れられるコーナーもあります。
   
   

[2階 市民展示室]
 市民展示室では、千代ノ台絵手紙教室による展示「絵手紙に思いをよせて」を開催中です。
 
 DSCF7938

 DSCF7939
 葉書サイズだけでなく、いろいろな形や大きさの、たくさんの作品があり、見ごたえがあります。

 
[コンサート]
 日曜日にコンサートを予定しています。
 8月25日(日) 13:00~16:00 「レイ・オハナ フラソング・ウクレレサウンド」
 演奏:レイ・オハナ ウクレレ サウンド
 三陽ミュージアム1階 モネサロン前

 ※コンサートは、特別なチケットなどはいらず、入館していただければどなたでもご覧いただけます。


 
[夏休み特別企画]
クイズラリー
  館内を巡って、クイズに挑戦しませんか。中学生以下のお子様には、プレゼントを用意しています。 

温室スコール体験
 毎週土・日に、三陽ミュージアムの温室で熱帯雨林のスコール(雨)が体験できます。雨の中のお散歩を楽しみませんか。夏休み期間中(9月1日まで) 14時30分より。希望の方は、時間に間に合うようにお越しくださいませ。
 
 スコール
  晴れた日には小さな虹が見えることも!

1308005 三陽ミュージアム 見頃の花(8月13日)

 三陽ミュージアムでは、現在「おもしろ植物フェア」を開催中です。先週からの植物企画展、「トウガラシ展」では、展示しているトウガラシで赤く色づきはじめたものも多く、果実が緑色から赤くなる、色の変化もお楽しみいただけます。また、「グリーンカーテンにできるおもしろつる植物展」も、同じ光庭で展示しています。アサガオやルコウソウなどの花も咲いていますので、ぜひお立ち寄りください。

 それでは、今回は夏の花々が元気に咲いている温室から、見頃の花をご紹介します。


[温室]
【ハイビスカス “ピンクバタフライ”】 アオイ科 ヒビスクス属
 温室にあるハイビスカスの中でも特にかわいらしい、ピンク色の花が咲く種類です。園芸種のハイビスカスの中では、やや花びらが細い印象があります。花の径は10cmほどで、花の内側が濃く、外側が薄い色です。
 130813_01

【フウリンブッソウゲ】 アオイ科 ヒビスクス属
 こちらも夏に元気になるハイビスカスのひとつで、アフリカ大陸東側の、インド洋に浮かぶ島が原産といわれています。下向きの花から長く伸びる花柱(雄しべとめしべの集まったもの)が特徴で、本当に風鈴のようです。
 本種が交配の親になってつくられた園芸品種がたくさんありますが、上で紹介した「ピンクバタフライ」も、血を引いていると考えられている品種のひとつです。
 130813_02

【ヘリコニア ロストラータ】 バショウ科 ヘリコニア属
 ペルー、ハワイに分布します。バナナと同じバショウ科の大型多年草で、葉の高さは3mになります。花を垂れ下がるようにつけ、苞の部分が赤色、縁取りのように黄色と緑色の色が入り、色鮮やかです。花はその中から出ますが、黄色であまり目立ちません。自生地ではハチドリという鳥に、花粉を運んでもらっているそうです。
 130813_04

 130813_05
 温室2階、窓側にあるものが見やすいです(1階でも見られます)。



[アトリウムフラワーガーデン]
【コルディリネ “アイチアカ”】 リュウゼツラン科 コルディリネ属
 コルディリネは、園芸上では「ドラセナ」と呼ばれることのある観葉植物です。「“アイチアカ(愛知赤)”」のもとになった「コルディリネ テルミナリス」は、和名が「センネンボク」といい、中国南部からオーストラリアまで、広い地域に分布する種類の植物です。アトリウムの花壇でも大きく、目を引く赤色の葉です。
 130813_06

 130813_07
 ほかの観葉植物も色鮮やかです。

【ノアサガオ “オーシャンブルー”】 ヒルガオ科 イポメア属
 ノアサガオは、園芸品種が「宿根朝顔」「琉球朝顔」などの名前でも流通するアサガオの仲間です。原種は、国内では伊豆七島や紀伊半島、四国、九州の南岸以南に分布します。この「オーシャンブルー」は、ノアサガオの突然変異種といわれます(花が大きい)。種はあまり作りませんが、性質は強健で、茎の途中からも根を出してどんどん繁茂します。葉は丸く、アサガオのような切れ込みは入りません。
 130813_08

 130813_09
 アトリウムの中庭側、緑のカーテンに仕立ててある植物です。中庭側から見ると、花が見えます。



[光庭]
[植物企画展]
 植物企画展は、アトリウムから出られる光庭で、「トウガラシ展」と「グリーンカーテンにできるおもしろつる植物展」を開催中です。前回に続き今回も、「トウガラシ展」の方から2つ紹介します。

【トウガラシ “カレーチリ”】 ナス科 トウガラシ属
 インドのトウガラシで、下向きの8cmほどの細長い実をたくさんつけます。実にはつやがあり、美しいです。天日で簡単に乾燥できるのも特徴のひとつです。辛さを確かめるために試食したところ、ピリッとしたはっきりした辛みの後に、舌がしびれる感覚があとあとまで残るトウガラシでした。
 130813_10

【かぐらなんばん】 ナス科 トウガラシ属
 一見ごつごつとしたピーマンのような見た目のトウガラシで、青い実を収穫して食用にします。新潟県山古志村(現在は長岡市)の伝統野菜です。きりっとした爽やかな辛みがあり、揚げびたしや天ぷらなどでそのまま食べるほか、味噌に混ぜてとうがらしみそにしてもおいしいです。「なんばん」というのはトウガラシのことで、神楽のお面に似ているトウガラシ、という意味の名だそうです。
 130813_11

 130813_12



[中庭]
【アシダンセラ ムリエラ】 アヤメ科 アシダンセラ属
 アヤメ科の球根植物です。エチオピアが原産の、「アシダンセラ ビコロル」の変種とされます。草丈は80cm、花は6㎝ほどの大きさです。ラッパ型の花で、付け根は筒状、先のほうで6枚の花びらが開きます。花は白で、中心部に暗褐色のもようが入ります。すっと伸びた葉も合わせ、涼しげな姿です。美しい花ですが寒さに弱く、球根での冬越しに15度ほどの温度が必要です。
 130813_13

【ペンタス】 アカネ科 ペンタス属
 ペンタスは、正式な学名は「ペンタス ランケオラタ」といい、熱帯アフリカからアラビア半島南部が原産の多年草で、原産地では低木になることもあります。日本では夏植え1年草としてよく流通します。夏の暑さに強く、花壇でも鉢植えでも秋まで長い間花を楽しめるので、おすすめの植物です。花は茎の先端に、星形の花が半球形に集まって咲きます。赤、白、桃などの花色があります。
 130813_14
 ひとつひとつの花の径は2㎝程度です。

 130813_15
 小さな花がたくさんついている形状は、チョウに好まれます。花に来ている茶色い虫は、セセリチョウのなかまです。

 130813_16
 中庭の公園側の花壇は、赤い色でまとまっています。



[前庭]
【オミナエシ】 オミナエシ科 オミナエシ属
 前庭では、秋の七草のひとつでもあるオミナエシの花が見ごろを迎えています。オミナエシは日本国内や東アジア一帯に分布する多年草で、前庭のものは草丈が2mほどになっています。長く伸びて枝分かれした花茎の先に、とても小さな黄色い花が集まって咲きます。花には独特のにおいがあります。
 130813_17

 130813_18
 毎日残暑が厳しいですが、とても元気です。

【ルリマツリ】 イソマツ科 プルンバーゴ属
 属名の「プルンバーゴ」または間違いと思われる「プルンパーゴ」の名前で流通する本種ですが、今回は和名のほうでご紹介します。夏咲きの低木で、草丈は150cmほどになりますが、前庭で見られるものは上には伸びず、60cmほどの高さに収まっています。花色は淡い青紫色で、いくつかの花が集まって半球状に咲きます。花は秋まで楽しめます。葉色も明るく、全体的に涼しい印象です。
 130813_19

 130813_20
ギャラリー
  • 1710005 三陽ミュージアム 見頃の花(10月19日)
  • 1710005 三陽ミュージアム 見頃の花(10月19日)
  • 1710005 三陽ミュージアム 見頃の花(10月19日)
  • 1710005 三陽ミュージアム 見頃の花(10月19日)
  • 1710005 三陽ミュージアム 見頃の花(10月19日)
  • 1710005 三陽ミュージアム 見頃の花(10月19日)
  • 1710005 三陽ミュージアム 見頃の花(10月19日)
  • 1710005 三陽ミュージアム 見頃の花(10月19日)
  • 1710005 三陽ミュージアム 見頃の花(10月19日)