三陽ミュージアムでは、ただ今「おもしろ植物フェア」を開催中です。館内の光庭で、引き続き「グリーンカーテンにできるおもしろつる植物展」を行っているのに加え、今週はアトリウム内で「おもしろ食虫植物展」が始まりました。初日の本日から、愛好者の方が数多く訪れていて、にぎやかです。ふだんは目にすることがないような、変わった食虫植物の展示や販売を行っていますので、ぜひこの機会にご覧ください。
なお、夏休み中は、海浜公園プールが開いているため、特に週末やお天気の日は、駐車場が大変混雑いたします。朝から満車になることもありますので、当館にお越しの際はバス等の公共交通機関をご利用ください。
暑い日が続きますが、館内は冷房が入り涼しいです。プールの後にでも、どうぞ涼みに立ち寄りください。お待ちしております。
[アトリウムフラワーガーデン]
[植物企画展]
【ドロセラ スコーピオイデス】 モウセンゴケ科 モウセンゴケ属
日本に自生する「モウセンゴケ」と同じ属の仲間で、オーストラリアが原産です。「捕虫葉」と呼ばれる葉にマッチ棒のような形の腺毛をたくさん持っていて、そこから出した粘液で昆虫などの獲物を粘着してとらえ、消化します。むかごで増えます。
色々な種類の食虫植物を展示・販売しています。
このほか、光庭では引き続きつる植物展を開催中です。ゴーヤやヒョウタンの実がすくすく成長中です。
【パキスタキス ルテア】 キツネノマゴ科 パキスタキス属
メキシコ、ペルーが原産の亜低木で、同じ属の植物で、他にも園芸植物として流通するものがありますが、ただ「パキスタキス」という名前で流通するのが本種です。葉はつやのある濃い緑色で、花は、苞の部分が黄色、苞の中から出る花弁の部分は白色です。熱帯の植物のため、越冬には5℃以上の温度が必要です。
【ノリウツギ “ライムライト”】 ユキノシタ科 アジサイ属
ノリウツギは日本全国に広く分布するアジサイの仲間で、名前の由来は幹の内皮の粘液を和紙の糊に用いたことによるそうです。「カシワバアジサイ」のような、三角錐の形の花序をつけ、この「ライムライト」は、全体が装飾花になります。白い花が咲きすすむと緑色になっていく品種で、涼しげな花です。
【デュランタ】 クマツヅラ科 デュランタ属
アメリカ南部からブラジルにかけてが原産の低木です。大きくなると、高さ6mほどに成長します。円錐状の花序を垂れ下がるようにつけます。花は径5mmほど、紫色で、花序全体では20cmほどの長さになります。
南国の植物ですが、性質が強健でやや耐寒性もあり、暖地では露地でも越冬します。
アトリウム奥の花壇は、水の流れる涼しげな雰囲気になりました。
[温室]
【カラテア ブルレ‐マルクシー“グリーンアイス”】 クズウコン科 カラテア属
ブラジル原産の植物で、高さは約1.5m。サトイモのように株立ちになる大型の多年草で、緑色の松ぼっくりのような形の花がユニークで面白いです。花は「ろう」のように透明感のある苞の部分が緑色、花が黄色です。
温室に入ってすぐ、通路右側の、あずまや脇の花壇で見られます。
【ハイビスカス “ハワイアンフラッグ”】 アオイ科 ヒビスクス属
赤い八重咲きの花で、白い絞り模様が入り、花びらがねじれたようになって咲く、ちょっと変わった品種です。
温室1階、橋を渡ったところの左側で見られます。
[前庭]
【ハマオモト】 ヒガンバナ科 クリヌム属
ハマオモトは「ハマユウ(浜木綿)」の名前でも知られる、大型の多年草です。国内では房総、三浦半島以西で、海岸の砂地に自生します。花は一つ一つが10cmほどあり、いくつもがまとまって茎の先端に半球状につきます。開花は夜中です。
前庭の、はなちゃんのトピアリーのお隣の花壇で見られます。
【アサガオ “残月”】 ヒルガオ科 イポメア属
アサガオはヒルガオ科のつる植物で、日本では江戸時代に、品種改良がさかんに行われました。この「残月」は、大輪アサガオという大きな花を咲かせる系統のアサガオの品種で、青紫色の花が美しいです。
「朝顔」のなまえのとおり、朝に開いた花は昼すぎにはしおれてしまいます。ご覧になるときは、午前中の早い時間がおすすめです。曇っていると、やや長く咲いているようです。
[脇庭ボーダーガーデン]
【サルスベリ】 ミソハギ科 サルスベリ属
漢字では「百日紅」と書きます。中国原産で高さ10mほどになる高木で、つるつるとした幹肌が特徴的です。夏に花をつける花木で、庭植えのほか、街路樹にも利用されます。園芸品種が数多くあり、花色は赤、桃、白などがあります。花は枝先にまとまってつき、ひとつひとつの花びらはふちの部分がやや縮れます。
[ローズガーデン]
【ミソハギ】 ミソハギ科 ミソハギ属
日本国内や朝鮮半島に分布し、本来は水辺の湿地帯に生育する多年草です。性質は強健で、湿地でなくても根茎でどんどん増えます。茎の先のほうに穂状に小さな花をたくさんつけ、花色は濃い桃色です。お盆に咲くことから、「盆花(ぼんばな)」と呼ばれるほか、「水萩(みずはぎ)」、「水懸草(みずかけぐさ)」「聖霊花(しょうりょうばな)」などの別名があります。
ローズガーデンや前庭、通用路脇花壇でも見られます。
なお、夏休み中は、海浜公園プールが開いているため、特に週末やお天気の日は、駐車場が大変混雑いたします。朝から満車になることもありますので、当館にお越しの際はバス等の公共交通機関をご利用ください。
暑い日が続きますが、館内は冷房が入り涼しいです。プールの後にでも、どうぞ涼みに立ち寄りください。お待ちしております。
[アトリウムフラワーガーデン]
[植物企画展]
【ドロセラ スコーピオイデス】 モウセンゴケ科 モウセンゴケ属
日本に自生する「モウセンゴケ」と同じ属の仲間で、オーストラリアが原産です。「捕虫葉」と呼ばれる葉にマッチ棒のような形の腺毛をたくさん持っていて、そこから出した粘液で昆虫などの獲物を粘着してとらえ、消化します。むかごで増えます。
色々な種類の食虫植物を展示・販売しています。
このほか、光庭では引き続きつる植物展を開催中です。ゴーヤやヒョウタンの実がすくすく成長中です。
【パキスタキス ルテア】 キツネノマゴ科 パキスタキス属
メキシコ、ペルーが原産の亜低木で、同じ属の植物で、他にも園芸植物として流通するものがありますが、ただ「パキスタキス」という名前で流通するのが本種です。葉はつやのある濃い緑色で、花は、苞の部分が黄色、苞の中から出る花弁の部分は白色です。熱帯の植物のため、越冬には5℃以上の温度が必要です。
【ノリウツギ “ライムライト”】 ユキノシタ科 アジサイ属
ノリウツギは日本全国に広く分布するアジサイの仲間で、名前の由来は幹の内皮の粘液を和紙の糊に用いたことによるそうです。「カシワバアジサイ」のような、三角錐の形の花序をつけ、この「ライムライト」は、全体が装飾花になります。白い花が咲きすすむと緑色になっていく品種で、涼しげな花です。
【デュランタ】 クマツヅラ科 デュランタ属
アメリカ南部からブラジルにかけてが原産の低木です。大きくなると、高さ6mほどに成長します。円錐状の花序を垂れ下がるようにつけます。花は径5mmほど、紫色で、花序全体では20cmほどの長さになります。
南国の植物ですが、性質が強健でやや耐寒性もあり、暖地では露地でも越冬します。
アトリウム奥の花壇は、水の流れる涼しげな雰囲気になりました。
[温室]
【カラテア ブルレ‐マルクシー“グリーンアイス”】 クズウコン科 カラテア属
ブラジル原産の植物で、高さは約1.5m。サトイモのように株立ちになる大型の多年草で、緑色の松ぼっくりのような形の花がユニークで面白いです。花は「ろう」のように透明感のある苞の部分が緑色、花が黄色です。
温室に入ってすぐ、通路右側の、あずまや脇の花壇で見られます。
【ハイビスカス “ハワイアンフラッグ”】 アオイ科 ヒビスクス属
赤い八重咲きの花で、白い絞り模様が入り、花びらがねじれたようになって咲く、ちょっと変わった品種です。
温室1階、橋を渡ったところの左側で見られます。
[前庭]
【ハマオモト】 ヒガンバナ科 クリヌム属
ハマオモトは「ハマユウ(浜木綿)」の名前でも知られる、大型の多年草です。国内では房総、三浦半島以西で、海岸の砂地に自生します。花は一つ一つが10cmほどあり、いくつもがまとまって茎の先端に半球状につきます。開花は夜中です。
前庭の、はなちゃんのトピアリーのお隣の花壇で見られます。
【アサガオ “残月”】 ヒルガオ科 イポメア属
アサガオはヒルガオ科のつる植物で、日本では江戸時代に、品種改良がさかんに行われました。この「残月」は、大輪アサガオという大きな花を咲かせる系統のアサガオの品種で、青紫色の花が美しいです。
「朝顔」のなまえのとおり、朝に開いた花は昼すぎにはしおれてしまいます。ご覧になるときは、午前中の早い時間がおすすめです。曇っていると、やや長く咲いているようです。
[脇庭ボーダーガーデン]
【サルスベリ】 ミソハギ科 サルスベリ属
漢字では「百日紅」と書きます。中国原産で高さ10mほどになる高木で、つるつるとした幹肌が特徴的です。夏に花をつける花木で、庭植えのほか、街路樹にも利用されます。園芸品種が数多くあり、花色は赤、桃、白などがあります。花は枝先にまとまってつき、ひとつひとつの花びらはふちの部分がやや縮れます。
[ローズガーデン]
【ミソハギ】 ミソハギ科 ミソハギ属
日本国内や朝鮮半島に分布し、本来は水辺の湿地帯に生育する多年草です。性質は強健で、湿地でなくても根茎でどんどん増えます。茎の先のほうに穂状に小さな花をたくさんつけ、花色は濃い桃色です。お盆に咲くことから、「盆花(ぼんばな)」と呼ばれるほか、「水萩(みずはぎ)」、「水懸草(みずかけぐさ)」「聖霊花(しょうりょうばな)」などの別名があります。
ローズガーデンや前庭、通用路脇花壇でも見られます。