2013年05月

三陽メディアフラワーミュージアム(千葉市花の美術館)の公式ブログです。
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過去のブログはこちらhttp://chiba-hanabi.at.webry.info/

1305015 三陽ミュージアム 見頃の花(5月28日)

 三陽ミュージアムでは、現在「ローズフェア」を開催中です。春の気温が高かった今年は、桜やチューリップもそうでしたが、去年に比べると1週間ほど花の開花が早まっているようです。バラも例外でなく、現在満開を迎えています。
 宿根草も元気に育っています。梅雨入りも近そうですが、草花がいちばん元気良く育つ、この季節の庭をお楽しみください。

 こんどの日曜、6月2日は、「ローズデー」というイベントを予定しております。ローズガーデンでの物販やキッチンカー、コンサート、館内でのタッジーマッジー(ハーブを使った花束)作りやバラのサシェ(香り袋)作りの体験教室、バラの専門家で当館の園芸相談員でもある野村和子先生の講演などを予定しています。
 詳しい時間や場所は、ホームページ内の「イベント情報」というページでご紹介しておりますので、ご覧いただくか、直接お問い合わせ下さい。

 皆様のお越しを心よりお待ちいたします。


[アトリウムフラワーガーデン]
【ハイドランジア “ピンクのアナベル”】 ユキノシタ科 アジサイ属
 「アナベル」は、北アメリカ東部~東南部に分布する「ハイドランジア・アルボレスケンス」種(和名は「アメリカノリノキ」)の園芸品種で、ひとつの花は日本のアジサイよりかなり小型です。初夏に白い花を咲かせますが、今回アトリウムで見られる「ピンクのアナベル」は、名前の通り花がピンク色で、まだ流通が少ないのかあまり目にする機会のない品種です。
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【ヘリクリサム】 キク科 ムギワラギク属
 今回アトリウムで使用している「ヘリクリサム」は、「帝王貝細工」や「ムギワラギク」と呼ばれる植物です。オーストラリア原産で、花びらに見える部分は総苞片(そうほうへん)という、葉の変化した器官です。遠目ではわかりませんが、さわるとカサカサとしています。
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 窓の部分は、鏡になっていて周囲を映すので、空間がより広く、華やかに感じられます。
 

【ヤマアジサイ “藍姫”】 ユキノシタ科 アジサイ属
 ヤマアジサイは、日本に古くから自生するアジサイのひとつです。アジサイやガクアジサイに比べると全体に小さく、葉や枝がほっそりとしています。園芸品種も数多く、この「藍姫」のような深い藍色、紫、白、赤など、装飾花の色が鮮やかで多彩です。西洋アジサイとの交配にも使われることがあります。
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 アトリウム中央の花壇で見られます。


[光庭]
[植物企画展]
 光庭では、「花を楽しむハーブ展」を開催中です。ハーブの鉢植え20種以上を展示し、現在、ナスタチウム、キバナノコギリソウ、チャイブ、ラベンダーなどの花が見られます。ご入館の際は、どうぞお立ち寄りください。
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[温室]
【ヘミグラフィス アルテルナタ】 キツネノマゴ科
 マレーシア原産の植物で、熱帯の地域ではグラウンドカバーとしてよく栽培されます。葉の表面は銀灰緑色で裏は暗赤紫色と、葉の色が特徴的な植物でそれだけでも美しいのですが、現在小さな花をつけていて、見ることができます。花は白く、小さいですが、かわいらしいです。
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 温室1階の階段よりさらに奥、果樹のコーナーで見られます。



[キッチンガーデン]
【パセリ】 セリ科 ペトロセリヌム属
 パセリは別名「オランダゼリ」、草丈が60cmほどになる2年草または多年草で、独特の香りがある葉を食用にします。利用の歴史は古く、古代エジプトですでに食用にしていました。日本では縮葉が一般的ですが、ヨーロッパなどでは、セロリに似た平葉の品種が一般的です。ちなみに千葉県は、全国でもパセリの生産が多く、平成22年度の調査では長野県に次いで全国第2位だそうです。残念ながら、花はあまり良い香りではありません。
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 キッチンガーデンでは、野菜類の花が咲くまで展示することが多く、時期によって野菜の花が見られることがあります。



[前庭]
 前庭では、宿根草花壇の花が咲きはじめ、とても賑やかな様子になってきました。

【アリウム ギガンチウム】 ユリ科 アリウム属
 この時期、前庭で大きな丸い花がとてもよく目立ちます。アリウム属はネギやニラ、ニンニクなども含まれる仲間で、この「ギガンチウム」種は中央アジア原産、花壇植えにして花を楽しみます。草丈が120cmほどにもなり、球形の花の集まりが太く長く伸びた花茎の先につき、とても存在感があります。三陽ミュージアムでも、例年5月終わり~6月のはじめ頃に開花します。
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【サルビア “インディゴスパイヤー”】 シソ科 サルビア属
 こちらも宿根草で、毎年見られる青紫色の花です。この季節から秋まで、次々に花をつけ、草丈は150cmをこえるほどになります。とても大柄なサルビアで、別名はラベンダーセージ。今の時期は、青い花が好きらしいクマバチが、この花の蜜を吸いに飛び回っている姿がよく見られます。
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[ローズガーデン]
【マロウ】 アオイ科 ゼニアオイ属
 マロウは、南ヨーロッパが原産のアオイ科の植物で、和名は「ウスベニアオイ」、学名は「マルバ・シルベストリス」といいます。大きく育つと草丈2mにもなります。葉の付け根の部分に径5㎝ほどの花をつけます。食用や民間薬に使うハーブで、花を利用したハーブティーは、元々青色のお茶がレモンを入れるとピンク色に変わり、見た目にも楽しいです。
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 ローズガーデンの入り口、「ハーブの小庭」で見られます。

【バラ “ラバグルート”】 バラ科 バラ属
 中輪で多花性の「フロリバンダ(FL)」に分類されるバラで、深い赤色の花が魅力です。「バラの海」のコーナーの、赤色の花を集めた花壇の中でも特に目立っている花です。 
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【セントーレア ディールバータ】 キク科 ヤグルマギク属
 コーカサス原産で、草丈50~60cm、葉に深い切れ込みがあります。ヤグルマギクと同じ属ですが、こちらは多年生で、毎年花が見られます。ピンク色のアザミに似た花が美しいです。写真の丸いものはつぼみで、まだまだ花が見られそうです。
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 ローズガーデンでは、バラとともにたくさんの宿根草が植わっています。どうぞ、合わせてお楽しみください。

1305014 バラの開花状況(5/23)

 ローズフェア始まりの今週、ローズガーデンは、特にイングリッシュローズが植栽された「バラの小径」のコーナーを中心に、見ごろになっています。バラによって、咲き具合は5分咲きほどのものから、満開のものまでありますが、全体で見ると9分咲き~満開といった具合です。

 
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 「バラの海」のコーナー。シャクヤクや、ジャーマンアイリスも見られます。


 それでは、現在見ごろのバラや、宿根草をご紹介しましょう。
 
 ローズガーデンへは、正門「花の門」からまっすぐ進み、建物左側の通路を進んでください。
 (写真中央の大きな木の左側です)
 外の庭は無料でご覧いただけますが、お越しの際はぜひ館内もご覧くださいね!

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 写真の中央の通路です。



[バラのゲート]
 
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 ローズガーデンの入り口、バラのゲートです。
 「ピエール・ドゥ・ロンサール」と、色違いの2品種が絡んだアーチがあります。

 【バラ “ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール”】 バラ科  
 つるバラの名花、「ピエール・ドゥ・ロンサール」の枝変わりの品種です。いちばん手前側のアーチで咲いています。咲きはじめはやや桃色を帯びる、白く美しい花です。
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[バラの小径]
 
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 イングリッシュローズが見ごろです。

【フォプシス スティローサ】 アカネ科
 カーペット状に広がる、草丈の低い花です。ひとつひとつを見ると、とても個性的な形をしています。
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【バラ “ジュード・ジ・オブスキュア”】 バラ科
 オールドローズの花の形と、四季咲き性をあわせもつイングリッシュローズのひとつで、「カップ咲き」「盃状咲き」と呼ばれるような、丸みのある花の形が特徴的です。上の、遠目で見た写真で右端に写っている、背が高く仕立ててあるバラで、花色は淡い橙色です。
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[バラのコテージ]

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【バラ “ラウプリッター”】 バラ科
 「見頃の花」のブログでも「バラのコテージ」のつるバラをご紹介しましたが、そこにある4種類のうちのひとつです。濃い桃色で、これもカップ咲きの花がたくさん咲き、かわいらしいです。
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[バラの美術館]
 
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【オルレヤ】 セリ科 
 これも「見頃の花」でご紹介しましたが、レースフラワーを豪華にしたような花です。こぼれ種でよく増えます。
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 「バラの美術館」のコーナーでは、芸術家や、作品名が品種名になったバラが見られます。 

 【バラ “アンリ・マティス”】 バラ科 
 赤をベースにした、もようの入った花びらが美しい品種です。
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[バラの海]

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 バラの海のコーナーでも、いろいろな種類のバラが見られます。
 写真の白い花は、バラの「アイスバーグ」、左後ろの濃紫色の花がクレマチス「ビオラ」、右後ろの、ベル型で薄紫色の花が咲いたつるがクレマチス「ベティ・コーニング」です。

【リナリア プルプレア】 ゴマノハグサ科
 この時期、花がよく目立つ宿根草のひとつで、こぼれ種でもどんどん増えます。クマバチがこの花を好むようで、よく来ています。桃色と紫色の花があります(原種は紫色です)。
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【エルサレムセージ】 シソ科
 黄色い花が良く目立ちます。セージと名前がつきますが、サルビアの仲間ではありません。
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1305013 三陽メディアワクワクふれあいフェスタ

5月26日(日)のイベントのご案内
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5月21日(火)より、三陽ミュージアム2階市民展示室では、グループさをりによる手織り作品展示「花とSAORI VOL10」を開催しております。花と植物、自然をイメージした手織り作品の数々、どうぞお楽しみください。
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②IMG_3743
③IMG_3750
④IMG_3747

三陽ミュージアム市民展示
グループさをり作品展示「花とSAORI vol.10」
展示期間:5月21日~5月26日(日)
会   場:2階市民展示室


1305011 三陽ミュージアム 見頃の花(5月21日)

 三陽ミュージアムでは、本日よりローズフェアが始まりました。毎週のブログでもご紹介していますが、今年は開花が早く、ローズガーデンや、建物入り口の壁のつるバラは、現在ちょうど見ごろです。
 館内のアトリウムでは、アジサイをたくさん使った花壇を、光庭では植物企画展「花を楽しむハーブ展」をご覧いただけます。
 
 初夏のさわやかな庭を、ぜひお楽しみください。

 なお、ローズフェアの期間中の、5月27日と6月3日は、閉館日で、館内は管理作業などのためにお休みですが、ローズガーデンは開放いたします。海浜公園にお越しの際は、どうぞお立ち寄りください。
 前庭など、ローズガーデン以外の部分は通路が通行止めになっていたり、作業中かと思いますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

[ローズガーデン]
 せっかくローズフェアが始まりましたので、ローズガーデンからまずご紹介します。

【バラ “フランソワジュランビル”】 バラ科 バラ属
 濃いピンク色の、やや薄い印象の花弁が優しげな印象のつるバラです。花の径は6cmほどで、たくさんの花をつけます。性質が強健で、耐病性、耐寒性にも優れ、育てやすい種類です。ローズガーデンの「バラのコテージ」で見られます。
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【バラ “ポールズヒマラヤンムスク”】 バラ科 バラ属
 同じく「バラのコテージ」にあるつるバラで、奥の方で咲いている白い花です。開きはじめの花が薄く桃色を帯びます。花の大きさは径5cmほど、上の「フランソワジュランビル」よりもやや小型です。はらはらと花びらが散る様子が、また美しいです。
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 「バラのコテージ」は、ボランティアルームとウッディテラスの間にあります。4種類のつるバラが咲き競っています。

【オルレヤ】 セリ科 オルレヤ属
 例年、ローズガーデンでこの時期に60~80cmほどの草丈の白い花が満開になりますが、この「オルレヤ」です。「オルラヤ」「オルレイア」などとも呼ばれ、いちばん一般的に流通しているのは「ホワイトレース」という品種のようです。こぼれ種でも良く増える丈夫な花で、お庭を華やかに彩ってくれる名脇役です。
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 今年は特に元気がよく、バラよりも目立つくらいの咲きぶりです。
 
【アリウム クリストフィー】 ユリ科 アリウム属
 イランから小アジアにかけて分布するアリウム属(和名でいうとネギ属)の一種です。紫色の小花が球状にまとまって咲きます。前庭でも同属の「ギガンチウム」という花が見られますが、こちらの「クリストフィー」の方がひとつひとつの花が大きいです。現在、「ボランティアルーム」脇の花壇で、球状にまとまった花の径が20cmほどもある大きな花が咲いています。
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 壁に近い場所で咲いています。


[アトリウムフラワーガーデン]
 続いて館内の花々をご紹介します。アトリウムは、「初夏の草花に囲まれた光のトピアリーガーデン」というテーマで、アジサイ中心のしっとりとした花壇を展示しています。
 
 今回は、下の写真の花壇から2種類の花をご紹介します。
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 足元に緑色のクリスタルストーンを敷き詰めているため、透明感があって涼しげです。

【ハイドランジア “てまりてまり”】 ユキノシタ科 アジサイ属
 「装飾花」と呼ばれる色のついたがくの部分がほかの品種に比べて細かく八重になってたくさんつく、ボリュームのある品種のアジサイです。アジサイもいろいろな種類がいっぺんに植わっていると、変化があって楽しいです。
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【バラ “アンジェラ”】 バラ科 バラ属
 濃いピンク色の花をたくさんつける種類のつるバラです。花は中輪で、アトリウムで見られる他に、三陽ミュージアムの建物の壁面にも這わせてあり、とても見事に咲いています。ローズガーデンのつるバラたちは優しい印象の花ですが、こちらは元気な印象です。
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 エントランスの脇、コンクリートの壁でたくさん咲いているバラが「アンジェラ」です。

【ネペタ “ピンクドリーム”】 シソ科 ネペタ属
 ネペタはシソ科の多年草で、同じ属の仲間に、猫が好むハーブ「キャットニップ」や、「キャットミント」があります。この「ピンクドリーム」は、「ネペタ・スブセッシリウス(和名:ミソガワソウ)」という、北海道から四国まで国内に自生するものを親にした改良種です。一見アジサイに見えるような大きな花のあつまりが特徴です。性質は強健で、育てやすいです。
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 アトリウムいちばん奥の花壇は、日本の山野を思わせるような、和風の花壇です。

[光庭]
[植物企画展]
 アトリウムから出入りできる光庭では、植物企画展「花を楽しむハーブ展」を、引き続き開催中です。
【ナツメグゼラニウム】 フウロソウ科 ペラルゴニウム属
 ナツメグゼラニウムは、「センテッドゼラニウム(ニオイゼラニウム)」と呼ばれる、葉に芳香がある種類のゼラニウムのひとつです。センテッドゼラニウムは、ハーブとしては、精油を化粧品や食品用の香料として利用したり、ポプリにしたりします。
 アップルゼラニウムが片親になった交配種で、良く似た姿をしています。名前のとおり、ナツメグに似た芳香があります。
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[中庭]
【ニオイバンマツリ】 ナス科 ブルンフェルシア属
 ニオイバンマツリは、ブラジルやアルゼンチンが原産の低木で、高さ3~4mほどになります。咲きはじめの花は紫色、そこから白へと変化します。花には香りがあり、「バン(晩)」と名前につくように、夜間に特に良く香ります。花の径は4cmほどです。
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 中庭のアトリウム側で、とてもよく咲いています。



[温室]
 温室では、コチョウランやヒスイカズラ、ハイビスカスなどの花が見られます。今回は、花ではないのですが、ヤシの木に実がついているのでご紹介します。

【マニラヤシ】 ヤシ科 ヴィーチア属
 マニラヤシはフィリピン諸島に分布するヤシの一種で、高さ5mほどになる種類です。主に観賞用に利用し、緑色の葉と赤い実の色合いから、「クリスマスパーム」と呼ばれます。実の大きさは3cmほど、太い紡錘形でころんとしています。房になってついているので、よく目立ちます。温室2階の橋から赤い葉の木のうしろ側で見られます。
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【クジャクヤシ】 ヤシ科 クジャクヤシ属
 クジャクヤシはインド、スリランカ、マレー半島原産のヤシで、葉の形がクジャクの羽のようで特徴的です。果実は利用しないのですが、花柄の汁液から糖をとったり、幹を用材にしたりと、いろいろな用途に使われます。
 果実は径2cmほどで球形、カラフルでかわいらしいです。ひも状に伸びた花柄に、列になってつきます。
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 どちらのヤシも、温室の階段を上って右側の植え込みで見られます。 

ギャラリー
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