2013年01月

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1301006 花の美術館 見頃の花(1月22日)

 花の美術館では、現在「菜の花フェア」を開催中です。今年は寒いせいか開花が少し遅いのですが、先週の見ごろの花のブログでもご紹介した「寒咲きハナナ」の花畑は、だんだん黄色い色が増えてきています。
 館内、アトリウムでは「モネの庭と作品に学ぶ」というテーマで、春の花々が花壇をにぎやかに彩っています。一足早い春が楽しめる花の美術館で、どうぞごゆっくりお過ごしください。



[アトリウムフラワーガーデン]
【サイネリア “セネッティ ブルーバイカラー”】 キク科 ペリカリス属
  サイネリアは冬から春にかけてよく鉢花が流通する植物で、本来は多年草ですが、1年草として扱うことが多いです。本来は「シネラリア」という名前ですが、サイネリアの名前のほうが、現在は一般的かもしれません。
耐寒性がそれほど強くないため、室内か、屋外の場合は雪や霜のあたらない軒下などで管理します。
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【チューリップ】 ユリ科 チューリップ属
 チューリップは中央アジアやアフリカ北部に分布する球根植物で、現在一般的に流通しているものは、16世紀にトルコからヨーロッパに導入されたものが元になっています。たくさんの園芸品種があり、主に咲き方によって分類されています。屋外では、4月ごろが開花期です。
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【アスタルテア】 フトモモ科 アスタルテア属
 オーストラリア原産の常緑低木で、ピンク色の小さな花をたくさんつけます。葉は針葉樹のようにとがった小さな葉で、繊細な印象があります。アトリウムでは、中央大きな花壇の右端のあたりで見られます。
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【ユキヤナギ】 バラ科 シモツケ属
 中国原産といわれますが、西日本に自生があります。高さが2mほどになる落葉低木で、白い花がしだれる枝の一面につく様子は美しく、公園や庭園用によく利用されます。本来は4月ごろに咲きますが、暖かい館内で開き始めました。
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 中央の花壇は花でいっぱいです。

【シクラメン “パール”】 サクラソウ科 シクラメン属
 館内入り口にある花壇のシクラメンです。全体がふんわりとした淡いピンク色で、とても可愛らしい花です。
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[温室]
【グリーンネックレス】 キク科 セネシオ属
 グリーンネックレスはミドリノスズ(緑の鈴)という名前でも呼ばれる観葉植物で、玉になった多肉質の葉が垂れ下がる、ユニークな姿をしています。観葉植物ですが、現在温室で花が見られます。1cmほどの小さな花です。
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 温室1階奥の、アーチ中段に下がっている鉢です。

【グァバ】 フトモモ科 バンジロウ属
 熱帯アメリカ原産で、世界各地で栽培される果物です。きわめて強健な性質で、耐塩性もあります。日本でも鹿児島以南で栽培されます。実は食べられる部分が多く、生食、ジュースの他、ゼリーやジャムなどに加工して利用します。温室では、大きく育った実が見られます。
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 階段左側の果樹コーナーにあります。


  

[キッチンガーデン]
【カリフラワー】 アブラナ科 アブラナ属
 カリフラワーはブロッコリーと同じ系統の植物です。つぼみの部分が、野菜として利用されます。原産は地中海東部沿岸で、今日のような姿になったのは19世紀になってからだそうです。 低温にあたることでつぼみをつける性質があり、涼しい気候を好みます。
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 キッチンガーデンでは、ブロッコリーの花なども見られます。



[ローズガーデン]
【クリスマスローズ】 キンポウゲ科 ヘレボルス属
 クリスマスローズはヨーロッパの地中海沿岸から西アジアにかけて分布する多年草です。早咲きの原種がヨーロッパではクリスマスの時期に開花することから、この名前で呼ばれます。品種改良が盛んで、花の色や咲き方が色々です。今、花の見られるものはローズガーデンにあるこの株だけです。雪にも負けずに元気に咲いています。低いところで下向きに咲くので、花を見るのが大変です。
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【レモンタイム】 シソ科 ティムス属
 レモンタイムはシソ科の多年草で、ハーブのタイムの中でレモンに似た香りのある品種です。ハーブティーやポプリ、お菓子の香りづけなどに使えます。斑入りの方は「シルバーレモンタイム」と呼ばれる種類で、霜にあたると写真のように赤みがかった色になり、とても美しいです。性質が強く、挿木でふやせます。
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 ローズガーデンの花壇のふちどりに使っています。

 

1301005 第62回春の洋ラン展

1月16日(水)より、花の美術館1階多目的室では、京葉洋ラン同好会の皆さんによる作品展示「第62回洋ラン展」を開催しております。
20130116洋ランHP①
20130116洋ラン②
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20130116洋ラン④
花の美術館企画展示
京葉洋ラン同好会「第62回春の洋ラン展」
展示期間:1月16日(水)~1月20日(日)
会   場:花の美術館1階多目的室

1301004 花の美術館 見頃の花(1月15日)

 先日の降雪の影響で、花の美術館でも庭が真っ白に雪化粧しました。半日ほどの雪かきで、ようやく通路が確保できました。何日間かは、日陰では雪が残りそうです。いつもとは違った雰囲気の庭をぜひお楽しみください。
 外の庭には雪が積もっているため、今回の「見頃の花」は、館内の花を中心にご紹介します。

 館内アトリウムは「モネの庭と作品を楽しむ」がテーマの花壇です。サイネリア、チューリップ、プリムラ(サクラソウのなかま)など、一足はやい春の花々をご覧いただけます。

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 本日朝の前庭の様子です。すっかり真っ白になりました。

[前庭]
【寒咲きハナナ“春蕾”】 アブラナ科 アブラナ属
 ハナナは俗に「菜の花」と呼ばれる、アブラナ科の花で、この寒咲きハナナは名前のように、寒い時期から咲く種類です。例年、1月の下旬から2月の上旬ごろに見ごろを迎えます。前庭のハナナ畑は現在花がようやく開きはじめたところです。この雪で、さすがに寒そうな様子です。
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 雪から1日、快晴でした。



[アトリウムフラワーガーデン]
【プリムラ マラコイデス “うぐいす”】 サクラソウ科 プリムラ属
 中国原産のサクラソウで、園芸品種がたくさんあります。和名は「ケショウザクラ」。小さな花が段になって咲きます。この「うぐいす」シリーズは、小輪多花性の園芸品種で、耐寒性があります。色は濃い赤紫、ピンク、白があります。
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【シクラメン “プリティプリンセス”】 サクラソウ科 シクラメン属
 シクラメンも、アトリウムの中ではまだまだ活躍中です。この「プリティプリンセス」は、ベル型の花で花びらのふちがかなり細かいひだになります。とても華やかな品種です。赤い花と、赤に白いふちの花があります。
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 ジヴェルニーの、モネの家を模した花壇です。

【ウンナンサクラソウ】 サクラソウ科 プリムラ属
 中国原産のサクラソウで、葉に細かい切れ込みがあります。また、葉や茎に細かい毛があるのも特徴のひとつです。近年、よく流通するようになりました。上でご紹介した「プリムラ マラコイデス」と同じプリムラ属ですが、こちらのほうがひとつひとつの花が大きく、薄く青みがかったピンク色の花です。
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 「ライデン近くのチューリップ畑」という、モネの作品をモチーフにした花壇です。


[光庭]
 アトリウムから出られる「光庭」では、冬の花を使った寄せ植えや、ハンギングバスケットがきれいです。


【ハボタンを使ったハンギングバスケット】
 ハボタンは庭植えや寄せ植えなどに多く利用しますが、ハンギングにしても鮮やかです。植物の合わせ方など、ぜひご自宅でお花を楽しむ参考にしてみてください。 
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[温室]
温室では、ご紹介するほかにハイビスカスや、オオベニゴウカンなどの花が見られます。

【ブラックキャット】 タシロイモ科 タッカ属
 東南アジアが原産の植物で、種の名前は「タッカ シャントリエリ」といいます。「ブラックキャット」という俗称のほかに、「バットフラワー」「デビルズフラワー」などと呼ばれます。黒い幅広の部分は苞で、猫のひげのように垂れ下がっているのが、花をつけなかった花茎です。見ればみるほど不思議な花です。
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【リュエリア マクランサ】 
 ブラジル原産で、鉢植えでは50~60cmほどの大きさになる植物です。冬から春の開花期に、ラッパ型のピンク色の花をよく咲かせます。
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 温室2階、蘭の花と同じコーナーで見られます。




1301003 千葉市ことぶき大学校陶芸学科作品展

1月14日(祝)まで、花の美術館1階多目的室では、恒例となっております千葉市ことぶき大学校陶芸学科の学生さん達の作品展示「千葉市ことぶき大学校陶芸学科作品展」を開催しております。授業において制作した花器や陶板、アルベロベッロの街並みなど約70点の陶芸作品を展示中です。
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千葉市ことぶき大学陶芸学科作品展
会場:千葉市花の美術館1階多目的室
期間:1月8日(火)~1月14日(祝)

1301002 市民展示「和紙のフォトアート展」

只今、花の美術館2階市民展示室では、勝守庸美さんによるアート作品展「和紙のフォトアート展」を開催中です。
樹脂粘土手芸教室「ブルームN」やNHK文化センターで講師として活躍中の勝守庸美さんによる、和紙を使った写真作品に展示です。どうぞお楽しみください。
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花の美術館市民展示
「和紙のフォトアート展」
主宰:勝守庸美
期間:1月8日(火)~1月20日(日)
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