花の美術館では、「おもしろ植物フェア」を開催中です。今週からの植物企画展は「トウガラシ展」。43種類のトウガラシの鉢植えを展示しています。
館内アトリウムでは世界の童話より、「人魚姫」の展示を引き続きおこなっています。観葉植物などで、人魚姫の場面を表現した植栽です。
また、館内のスタンプラリー、土・日のスコール体験イベントも、9月2日まで行っていますので、ぜひご参加ください。皆様のご来館をお待ちしております。
[光庭]
[植物企画展]
光庭で始まったトウガラシ展をご紹介します。こんなにたくさんの種類のトウガラシを一度に見ることはなかなかないと思います。実の形は丸かったり細長だったり、下向きについたり上向きについたり、色や大きさも様々です。ぜひ見比べてお楽しみください。
トウガラシの原産地は熱帯アメリカで、中央・南アメリカでは2000年以上前から、栽培されていました。コロンブスによってスペインに伝えられて世界中に広まり、日本には1500年代に伝わったそうです。
【トウガラシ“ハバネロ”】 ナス科 トウガラシ属
中央・南アメリカが原産のトウガラシで、現在はユカタン半島、ブラジル、コスタリカ、アメリカ南部などで栽培されています。
ピーマンを小さくしたようなかわいい形で、赤・黄などの色があります。とても辛い品種で、お菓子に使われて有名になりました。
【変化アサガオ】
同じく光庭で、先週に引き続き変化アサガオの展示を行っています。規模は少し縮小しましたが、いろいろな葉や花の形をお楽しみいただけます。ぜひご覧ください。
※アサガオの花は午前中で閉じてしまいます。花をご覧になる際は早い時間帯をお勧めします(花の美術館は、9時半開館です)。
写真は「獅子咲き」系統の花です。花弁が分かれてその先に小さな花弁がつく、何とも複雑な咲き方です。
[アトリウムフラワーガーデン]
【グズマニア“ファイアークラウン”】 パイナップル科 グズマニア属
苞(ほう)の部分が美しく色づき、観葉植物として多く出回ります。この「ファイアークラウン」は、苞の部分が透明感のあるオレンジ色、葉には斑(ふ)が入る園芸品種です。斑が入るため、花壇に植えると明るい印象です。
アトリウムでは、赤色のコリウスと組み合わせて花壇を鮮やかに彩っています。
【トクサ】 トクサ科 トクサ属
アトリウム中央の花壇で、海の中の表現で活躍している、すっと縦に伸びた植物です。「つくし」や「スギナ」とも近い仲間で、花はつくしにとてもよく似ています。日本庭園など、和風の庭に植栽されることも多いです。漢字では「砥草」と書きますが、名前の通り、昔は茎の部分を木工品などを磨くのに利用しました。
【ツボサンゴ】 ユキノシタ科 ホイヘラ属
ツボサンゴの仲間は、「ヒューケラ」の名前で園芸品種が数多く出回っています。葉色が多く耐陰性があるため、日陰の庭にも向きます。花はひとつひとつの大きさは小さいのですが、品種によって赤など鮮やかな色のものがあります。
人魚姫が泡になった場面をイメージした花壇にあります。
このほか、アトリウムでは食虫植物の展示も行っています。
[中庭]
【ヤタイヤシ】 ヤシ科 ブティア属
7月のはじめのブログ→ http://chiba-hanabi.at.webry.info/201207/article_1.html (記事へのリンクです)でご紹介したヤタイヤシに実がなりました。花を包んでいた皮の部分が残っていて、熟した実がそこに落ちたりしています。ひとつひとつの実の径は2㎝ほどで、それほど大きくありません。
[温室]
【チランジア ストリクタ】 パイナップル科 チランジア属
パイナップル科の植物で、中南米に分布します。「エアープランツ」という名前で流通している植物は、この「チランジア属」の仲間です。もともと着生植物で、葉が根のかわりに水分を吸収します。花は一株にひとつつき、この「ストリクタ」の花は長さは5㎝ほど。鮮やかなピンク色です。温室2階の、エアープランツのコーナーにあります。
[前庭]
【コスモス】 キク科 コスモス属
前庭の花壇のコスモスに最初の花が咲き始めました。コスモスの原産地はメキシコで、花の径は6~10cm、花色は白、紅、濃桃などがあります。「秋桜」ともいうように、秋の花です。現在まだ50cmほどの草丈ですが、茎の長さは2、3mほどになることもあります。9月下旬~10月上旬が見ごろです。
【サルビア“インディゴスパイアー”】 シソ科 サルビア属
別名「ラベンダーセージ」。交配種の宿根サルビアで、草丈は150cmほどにもなります。花序(かじょ:花のあつまり)の長さは30㎝ほどにもなります。花やつぼみは青紫色です。よく茂って大きく育ちます。性質は丈夫です。
【パニカム】 イネ科 キビ属
北アメリカが原産のイネ科の植物です。草丈は150cmほど。直立して、よくそろった葉と繊細な穂が美しいです。このように、葉や穂を楽しむイネ科の植物を、総称で「グラス」といったり「オーナメンタルグラス」という言い方があります。
館内アトリウムでは世界の童話より、「人魚姫」の展示を引き続きおこなっています。観葉植物などで、人魚姫の場面を表現した植栽です。
また、館内のスタンプラリー、土・日のスコール体験イベントも、9月2日まで行っていますので、ぜひご参加ください。皆様のご来館をお待ちしております。
[光庭]
[植物企画展]
光庭で始まったトウガラシ展をご紹介します。こんなにたくさんの種類のトウガラシを一度に見ることはなかなかないと思います。実の形は丸かったり細長だったり、下向きについたり上向きについたり、色や大きさも様々です。ぜひ見比べてお楽しみください。
トウガラシの原産地は熱帯アメリカで、中央・南アメリカでは2000年以上前から、栽培されていました。コロンブスによってスペインに伝えられて世界中に広まり、日本には1500年代に伝わったそうです。
【トウガラシ“ハバネロ”】 ナス科 トウガラシ属
中央・南アメリカが原産のトウガラシで、現在はユカタン半島、ブラジル、コスタリカ、アメリカ南部などで栽培されています。
ピーマンを小さくしたようなかわいい形で、赤・黄などの色があります。とても辛い品種で、お菓子に使われて有名になりました。
【変化アサガオ】
同じく光庭で、先週に引き続き変化アサガオの展示を行っています。規模は少し縮小しましたが、いろいろな葉や花の形をお楽しみいただけます。ぜひご覧ください。
※アサガオの花は午前中で閉じてしまいます。花をご覧になる際は早い時間帯をお勧めします(花の美術館は、9時半開館です)。
写真は「獅子咲き」系統の花です。花弁が分かれてその先に小さな花弁がつく、何とも複雑な咲き方です。
[アトリウムフラワーガーデン]
【グズマニア“ファイアークラウン”】 パイナップル科 グズマニア属
苞(ほう)の部分が美しく色づき、観葉植物として多く出回ります。この「ファイアークラウン」は、苞の部分が透明感のあるオレンジ色、葉には斑(ふ)が入る園芸品種です。斑が入るため、花壇に植えると明るい印象です。
アトリウムでは、赤色のコリウスと組み合わせて花壇を鮮やかに彩っています。
【トクサ】 トクサ科 トクサ属
アトリウム中央の花壇で、海の中の表現で活躍している、すっと縦に伸びた植物です。「つくし」や「スギナ」とも近い仲間で、花はつくしにとてもよく似ています。日本庭園など、和風の庭に植栽されることも多いです。漢字では「砥草」と書きますが、名前の通り、昔は茎の部分を木工品などを磨くのに利用しました。
【ツボサンゴ】 ユキノシタ科 ホイヘラ属
ツボサンゴの仲間は、「ヒューケラ」の名前で園芸品種が数多く出回っています。葉色が多く耐陰性があるため、日陰の庭にも向きます。花はひとつひとつの大きさは小さいのですが、品種によって赤など鮮やかな色のものがあります。
人魚姫が泡になった場面をイメージした花壇にあります。
このほか、アトリウムでは食虫植物の展示も行っています。
[中庭]
【ヤタイヤシ】 ヤシ科 ブティア属
7月のはじめのブログ→ http://chiba-hanabi.at.webry.info/201207/article_1.html (記事へのリンクです)でご紹介したヤタイヤシに実がなりました。花を包んでいた皮の部分が残っていて、熟した実がそこに落ちたりしています。ひとつひとつの実の径は2㎝ほどで、それほど大きくありません。
[温室]
【チランジア ストリクタ】 パイナップル科 チランジア属
パイナップル科の植物で、中南米に分布します。「エアープランツ」という名前で流通している植物は、この「チランジア属」の仲間です。もともと着生植物で、葉が根のかわりに水分を吸収します。花は一株にひとつつき、この「ストリクタ」の花は長さは5㎝ほど。鮮やかなピンク色です。温室2階の、エアープランツのコーナーにあります。
[前庭]
【コスモス】 キク科 コスモス属
前庭の花壇のコスモスに最初の花が咲き始めました。コスモスの原産地はメキシコで、花の径は6~10cm、花色は白、紅、濃桃などがあります。「秋桜」ともいうように、秋の花です。現在まだ50cmほどの草丈ですが、茎の長さは2、3mほどになることもあります。9月下旬~10月上旬が見ごろです。
【サルビア“インディゴスパイアー”】 シソ科 サルビア属
別名「ラベンダーセージ」。交配種の宿根サルビアで、草丈は150cmほどにもなります。花序(かじょ:花のあつまり)の長さは30㎝ほどにもなります。花やつぼみは青紫色です。よく茂って大きく育ちます。性質は丈夫です。
【パニカム】 イネ科 キビ属
北アメリカが原産のイネ科の植物です。草丈は150cmほど。直立して、よくそろった葉と繊細な穂が美しいです。このように、葉や穂を楽しむイネ科の植物を、総称で「グラス」といったり「オーナメンタルグラス」という言い方があります。