2012年05月
5月30
花の美術館では、ローズフェアを開催中です。ローズガーデンでは、バラの見ごろが続いています。館内、アトリウムと光庭で、植物企画展のハーブ&ローズ展を開催中です。
また、館内アトリウムでは世界の童話より「白雪姫」の展示が続いています。アジサイを中心とした、少し先の、初夏の季節の花壇で皆様をお迎えします。
花でいっぱいの花の美術館をどうぞお楽しみください。
【バラ“アンジェラ”】 バラ科 バラ属
花の美術館で、美術館入口・右側の壁を彩ってくれているつるバラです。濃いピンク色の花をたくさんつけて、とても華やかです。花はいくつかまとまって咲き、丸みのあるかわいらしい形をしています。
[アトリウムフラワーガーデン]
【エキザカム“ロココ”】 リンドウ科 エクサクム属
インド原産の一年草です。紫色の花もあり、花色がリンドウに似ているところから「ベニヒメリンドウ」の名で呼ばれることもあります。
お妃様の部屋をイメージした花壇で、魔法の鏡の足元にあります。
[植物企画展]
植物企画展のハーブ&ローズ展では、館内・アトリウムの光庭に面した部分でバラについての製品や、情報の展示を、光庭側ではハーブの鉢、80種80鉢の展示を行っています。
【ワイルドストロベリー】 バラ科 オランダイチゴ属
和名は「エゾヘビノイチゴ」、北海道南部で帰化しているそうです。芳香の良さが特徴で、果実を生食のほか、ジャムや飲み物に使います。
[温室]
【サンタンカ“スーパーキング”】 アカネ科 イクソラ属
年に3回花が咲き、花弁が3段に重なっていることから、沖縄では三段花という名前もあります。この「スーパーキング」は、サンタンカの中では四季咲き性で、大きな手まりのような花が人気です。
温室2階、階段を上がって橋の手前で咲いています。
[キッチンガーデン]
【ジューンベリー】 バラ科 ザイフリボク属
ジューンベリーは英語名で、6月に実がなることにちなんだ名前です。花が4月ごろに咲き、実は生食やジャムに利用します。日本にも近縁種のザイフリボクが自生し、庭木に利用します。
キッチンガーデンの、奥のトレリス前で実が見られます。
[前庭]
【アリウム ギガンチウム】 ユリ科 アリウム属
花の門から前庭に入ってすぐ、大きなねぎぼうずのような花が目につきます。まさにネギの仲間のアリウム属の花です。茎は1.2mほど、花の径は12㎝ほどにもなる、大きな花です。切り花にも使います。
[通用路脇花壇]
【バイカウツギ】 ユキノシタ科 バイカウツギ属
本州、四国、九州に自生する、落葉低木です。花が梅に似ていることから、「バイカ(梅花)ウツギ」といいます。6月から7月に白い花を咲かせ、庭木などとして、鑑賞用に植栽されます。挿し木で増やすことができます。
[ローズガーデン]
ローズガーデンでは、バラが見ごろを迎えています。バラの開花状況は、専用のブログ記事でお知らせしておりますので、そちらもご覧ください。今回は、バラとともにお庭を彩る花をいくつかご紹介します。
【フォプシス】 アカネ科 フォプシス属
丈は30㎝ほど。小さい桃色の花が、先端に集まって咲きます。耐寒性が強く、排水がよく、日当たりのよい場所を好みます。株分けで増やせます。花の形が変わっていて面白いです。
【エルサレムセージ】 シソ科 フロミス属
セージと名前がありますが、セージやサルビアとは別属です。葉に芳香があるため、ポプリやドライフラワーに使います。高さは100~130cmほどになり、黄色い花が段になって、茎をぐるりととり囲むようにつきます。
また、館内アトリウムでは世界の童話より「白雪姫」の展示が続いています。アジサイを中心とした、少し先の、初夏の季節の花壇で皆様をお迎えします。
花でいっぱいの花の美術館をどうぞお楽しみください。
【バラ“アンジェラ”】 バラ科 バラ属
花の美術館で、美術館入口・右側の壁を彩ってくれているつるバラです。濃いピンク色の花をたくさんつけて、とても華やかです。花はいくつかまとまって咲き、丸みのあるかわいらしい形をしています。
[アトリウムフラワーガーデン]
【エキザカム“ロココ”】 リンドウ科 エクサクム属
インド原産の一年草です。紫色の花もあり、花色がリンドウに似ているところから「ベニヒメリンドウ」の名で呼ばれることもあります。
お妃様の部屋をイメージした花壇で、魔法の鏡の足元にあります。
[植物企画展]
植物企画展のハーブ&ローズ展では、館内・アトリウムの光庭に面した部分でバラについての製品や、情報の展示を、光庭側ではハーブの鉢、80種80鉢の展示を行っています。
【ワイルドストロベリー】 バラ科 オランダイチゴ属
和名は「エゾヘビノイチゴ」、北海道南部で帰化しているそうです。芳香の良さが特徴で、果実を生食のほか、ジャムや飲み物に使います。
[温室]
【サンタンカ“スーパーキング”】 アカネ科 イクソラ属
年に3回花が咲き、花弁が3段に重なっていることから、沖縄では三段花という名前もあります。この「スーパーキング」は、サンタンカの中では四季咲き性で、大きな手まりのような花が人気です。
温室2階、階段を上がって橋の手前で咲いています。
[キッチンガーデン]
【ジューンベリー】 バラ科 ザイフリボク属
ジューンベリーは英語名で、6月に実がなることにちなんだ名前です。花が4月ごろに咲き、実は生食やジャムに利用します。日本にも近縁種のザイフリボクが自生し、庭木に利用します。
キッチンガーデンの、奥のトレリス前で実が見られます。
[前庭]
【アリウム ギガンチウム】 ユリ科 アリウム属
花の門から前庭に入ってすぐ、大きなねぎぼうずのような花が目につきます。まさにネギの仲間のアリウム属の花です。茎は1.2mほど、花の径は12㎝ほどにもなる、大きな花です。切り花にも使います。
[通用路脇花壇]
【バイカウツギ】 ユキノシタ科 バイカウツギ属
本州、四国、九州に自生する、落葉低木です。花が梅に似ていることから、「バイカ(梅花)ウツギ」といいます。6月から7月に白い花を咲かせ、庭木などとして、鑑賞用に植栽されます。挿し木で増やすことができます。
[ローズガーデン]
ローズガーデンでは、バラが見ごろを迎えています。バラの開花状況は、専用のブログ記事でお知らせしておりますので、そちらもご覧ください。今回は、バラとともにお庭を彩る花をいくつかご紹介します。
【フォプシス】 アカネ科 フォプシス属
丈は30㎝ほど。小さい桃色の花が、先端に集まって咲きます。耐寒性が強く、排水がよく、日当たりのよい場所を好みます。株分けで増やせます。花の形が変わっていて面白いです。
【エルサレムセージ】 シソ科 フロミス属
セージと名前がありますが、セージやサルビアとは別属です。葉に芳香があるため、ポプリやドライフラワーに使います。高さは100~130cmほどになり、黄色い花が段になって、茎をぐるりととり囲むようにつきます。
5月29
バラの見ごろが続いています。入口の3つのアーチのつるバラ‘ピエールドゥロンサール’もようやく見ごろになりました。
アーチの奥のバラの小径の様子。こちらもイングリッシュローズや様々な草花が見ごろとなっています。
バラの小径の‘ジュビリーセレブレーション’
2002年のエリザベス2世の英国女王在位50周年を記念した品種です。
同じくバラの小径の‘ジョンクレア’
コテージの脇の様子。‘フランソワジュランビル’ と ‘ポールズヒマラヤンムスク’ が満開です。
バラの海の様子。6つの色別花壇とさまざまな宿根草をお楽しみいただけます。
ローズフェアの最終日の6月3日(日)は、ローズデーと題して体験教室やコンサートなど様々なイベントを予定しています。
詳しくは、こちらへ http://www.floral-museum.jp/event/pdf/20120524002.pdf
また、6月4日(月)は、休館日ですが、ローズガーデンのみ臨時開放する予定です。
http://www.floral-museum.jp/event/pdf/20120524001.pdf
アーチの奥のバラの小径の様子。こちらもイングリッシュローズや様々な草花が見ごろとなっています。
バラの小径の‘ジュビリーセレブレーション’
2002年のエリザベス2世の英国女王在位50周年を記念した品種です。
同じくバラの小径の‘ジョンクレア’
コテージの脇の様子。‘フランソワジュランビル’ と ‘ポールズヒマラヤンムスク’ が満開です。
バラの海の様子。6つの色別花壇とさまざまな宿根草をお楽しみいただけます。
ローズフェアの最終日の6月3日(日)は、ローズデーと題して体験教室やコンサートなど様々なイベントを予定しています。
詳しくは、こちらへ http://www.floral-museum.jp/event/pdf/20120524002.pdf
また、6月4日(月)は、休館日ですが、ローズガーデンのみ臨時開放する予定です。
http://www.floral-museum.jp/event/pdf/20120524001.pdf
花の美術館では、現在ローズフェアを開催中です。建物の裏手にあるローズガーデンでは、バラや宿根草の花々が咲き乱れ、見ごろを迎えています。
館内アトリウムでは、世界の童話より白雪姫がテーマの展示が続いており、たくさんの種類のアジサイを中心とした植栽で白雪姫の世界を表現しています。
また、植物企画展のハーブ&ローズ展を館内で開催中です。皆様のお越しをお待ちしております。
[アトリウムフラワーガーデン]
館内アトリウムでは、アジサイを多く使って、初夏の花壇をお楽しみいただけます。最近の「見ごろの花」のブログ記事でもアジサイは色々ご紹介しているので、今回はそれ以外の、見ごろの花をご紹介します。
【カルミア】 ツツジ科 カルミア属
コンペイトウのようなつぼみがかわいらしい、ツツジ科の低木です。白、ピンク、赤などの花色があります。アメリカ大陸原産で、日本には大正時代に渡来し、庭木に使います。自生地では、材を燃料や工具の取っ手などにするそうです。
【ユーフォルビア “ダイヤモンドフロスト”】 トウダイグサ科 ユーフォルビア属
ユーフォルビア属の園芸品種で、緑と白の繊細な葉や花がかわいらしいです。アトリウムでは、背丈が低いものを、背の高い植物の足元の飾りに使っています。寄せ植えやハンギング、庭植えなどいろいろな用途で使えます。
【アスチルベ “ショースター”】 ユキノシタ科 アスチルベ属
東アジアや北アメリカに分布する植物で、日本にも「チダケサシ」など、近い仲間が自生します。日本産のものと、中国産のものがヨーロッパで交配されたものが、現在の園芸品種の元となりました。宿根草として流通していて、庭植えにして使うことが多いです。
「小人の家」の周辺をイメージした花壇でそれぞれ見られます。
[植物企画展]
アトリウムと、隣接する「光庭」で、植物企画展の「ハーブ&ローズ展」を開催しています。
館内側には、バラの使われ方についてご紹介するポスターや、バラを使った石鹸やジャム、バラ水など、実際の製品の展示を、外の光庭ではハーブの鉢の展示を行っています。
バラを使った製品の展示です。
【チャイブ】 ユリ科 ネギ属
日本でいうアサツキの仲間です。香りがマイルドで、ジャガイモや卵の料理によく合うそうです。葉を薬味にするほか、花も食べられます。
ハーブは光庭側に展示しています。
[中庭]
【地湧金蓮(ちゆうきんれん)】 バショウ科 ムセラ属
名前に蓮の字がつきますが、蓮ではなくバナナと同じ、バショウ科の植物です。1mほどの茎の先に大きな金色の花をつけます。花は名前の通り、蓮の花のような形をしています。花びらに見える部分は「苞」で、本当の花はその間に目立たない小さなものがつきます。中庭で2株が咲き始めましたが、葉はこれからです。
[温室]
【ハイビスカス “ウォールフラワー”】 アオイ科 ヒビスクス属
本日は温室で珍しい茶色い色のハイビスカスが咲きました。一日花なので、開いた日にしぼんでしまいますが、いくつかつぼみを持っていますので、運が良いと出会えるかもしれません。
【マダガスカルジャスミン】 ガガイモ科 ステファノティス属
本来のジャスミンと全く違った植物ですが、花の形や香りが似ていることから名づけられました。鉢物、コサージュ、ブーケなどに利用されます。温室では、1階奥の、階段の脇にあるアーチに絡んでいます。
[屋上 日本庭園]
【テイカカズラ】 キョウチクトウ科 テイカカズラ属
日本国内にも自生する、つる植物です。中心がやや黄色味を帯びる白い花で、芳香があります。テイカカズラの名前は藤原定家にちなみ、古い名前では「マサキノカズラ」という呼び方もあります。花の美術館2階の屋上庭園で、入り口の門の両脇にのびて、花をたくさんつけています。
[前庭]
【キバナノノコギリソウ】 キク科 ノコギリソウ属
原産地はコーカサス地方で、草丈は1mほどになります。蕾のころは目立たない緑色をしていますが、花が咲くと黄色の花が色鮮やかです。庭植えによく使うほか、切り花にも適します。
[ローズガーデン]
ローズガーデンではバラが見ごろを迎えています。本日は雨で、あまり庭園鑑賞には向かない天気になりましたが、雨に濡れた庭もしっとりとした風情があります。
バラの開花状況について、詳しくブログでもお知らせしていますので、そちらもどうぞご覧下さい。
館内アトリウムでは、世界の童話より白雪姫がテーマの展示が続いており、たくさんの種類のアジサイを中心とした植栽で白雪姫の世界を表現しています。
また、植物企画展のハーブ&ローズ展を館内で開催中です。皆様のお越しをお待ちしております。
[アトリウムフラワーガーデン]
館内アトリウムでは、アジサイを多く使って、初夏の花壇をお楽しみいただけます。最近の「見ごろの花」のブログ記事でもアジサイは色々ご紹介しているので、今回はそれ以外の、見ごろの花をご紹介します。
【カルミア】 ツツジ科 カルミア属
コンペイトウのようなつぼみがかわいらしい、ツツジ科の低木です。白、ピンク、赤などの花色があります。アメリカ大陸原産で、日本には大正時代に渡来し、庭木に使います。自生地では、材を燃料や工具の取っ手などにするそうです。
【ユーフォルビア “ダイヤモンドフロスト”】 トウダイグサ科 ユーフォルビア属
ユーフォルビア属の園芸品種で、緑と白の繊細な葉や花がかわいらしいです。アトリウムでは、背丈が低いものを、背の高い植物の足元の飾りに使っています。寄せ植えやハンギング、庭植えなどいろいろな用途で使えます。
【アスチルベ “ショースター”】 ユキノシタ科 アスチルベ属
東アジアや北アメリカに分布する植物で、日本にも「チダケサシ」など、近い仲間が自生します。日本産のものと、中国産のものがヨーロッパで交配されたものが、現在の園芸品種の元となりました。宿根草として流通していて、庭植えにして使うことが多いです。
「小人の家」の周辺をイメージした花壇でそれぞれ見られます。
[植物企画展]
アトリウムと、隣接する「光庭」で、植物企画展の「ハーブ&ローズ展」を開催しています。
館内側には、バラの使われ方についてご紹介するポスターや、バラを使った石鹸やジャム、バラ水など、実際の製品の展示を、外の光庭ではハーブの鉢の展示を行っています。
バラを使った製品の展示です。
【チャイブ】 ユリ科 ネギ属
日本でいうアサツキの仲間です。香りがマイルドで、ジャガイモや卵の料理によく合うそうです。葉を薬味にするほか、花も食べられます。
ハーブは光庭側に展示しています。
[中庭]
【地湧金蓮(ちゆうきんれん)】 バショウ科 ムセラ属
名前に蓮の字がつきますが、蓮ではなくバナナと同じ、バショウ科の植物です。1mほどの茎の先に大きな金色の花をつけます。花は名前の通り、蓮の花のような形をしています。花びらに見える部分は「苞」で、本当の花はその間に目立たない小さなものがつきます。中庭で2株が咲き始めましたが、葉はこれからです。
[温室]
【ハイビスカス “ウォールフラワー”】 アオイ科 ヒビスクス属
本日は温室で珍しい茶色い色のハイビスカスが咲きました。一日花なので、開いた日にしぼんでしまいますが、いくつかつぼみを持っていますので、運が良いと出会えるかもしれません。
【マダガスカルジャスミン】 ガガイモ科 ステファノティス属
本来のジャスミンと全く違った植物ですが、花の形や香りが似ていることから名づけられました。鉢物、コサージュ、ブーケなどに利用されます。温室では、1階奥の、階段の脇にあるアーチに絡んでいます。
[屋上 日本庭園]
【テイカカズラ】 キョウチクトウ科 テイカカズラ属
日本国内にも自生する、つる植物です。中心がやや黄色味を帯びる白い花で、芳香があります。テイカカズラの名前は藤原定家にちなみ、古い名前では「マサキノカズラ」という呼び方もあります。花の美術館2階の屋上庭園で、入り口の門の両脇にのびて、花をたくさんつけています。
[前庭]
【キバナノノコギリソウ】 キク科 ノコギリソウ属
原産地はコーカサス地方で、草丈は1mほどになります。蕾のころは目立たない緑色をしていますが、花が咲くと黄色の花が色鮮やかです。庭植えによく使うほか、切り花にも適します。
[ローズガーデン]
ローズガーデンではバラが見ごろを迎えています。本日は雨で、あまり庭園鑑賞には向かない天気になりましたが、雨に濡れた庭もしっとりとした風情があります。
バラの開花状況について、詳しくブログでもお知らせしていますので、そちらもどうぞご覧下さい。
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