花の美術館では、現在「コスモスフェア」を開催中です。前庭のコスモスが8分咲きほどになっているほか、館内・アトリウムの花壇植栽や、光庭での植物企画展「コスモス展」での展示など、どこもコスモスでいっぱいです。
 秋の彩りであふれる花の美術館へ、どうぞお越しください。

[アトリウムフラワーガーデン]
【シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)】 ヒガンバナ科 リコリス属
 ヒガンバナの稔性(ねんせい:実がなる)種と、ショウキズイセンとの交雑種といわれています。マンジュシャゲとはヒガンバナの別名で、仏教が元になっている名前です。ヒガンバナの仲間は、花が先に咲いてから葉が出るのが特徴で、このシロバナマンジュシャゲも、花だけがたくさん咲いています。

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 アトリウム2階の、温室の出口から見て左側で見られます。


【ダイアンサス“フォトン”】 ナデシコ科 ナデシコ属
 ナデシコの仲間は、300種ほどが世界中に広く分布します。雑種を作りやすいため、古くから種間交配が盛んにおこなわれ、たくさんの園芸品種が生まれました。
 「フォトン」は四季咲き性の品種で、草丈は80cmほどになります。花色は花の美術館では薄いピンク、濃いピンク、白を植栽しています。

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【センニチコウ“ストロベリーフィールド”】 ヒユ科 ゴンフレナ属
 主に熱帯アメリカが原産の一年草または多年草です。花に見える色のついた部分は「苞(ほう)」で、その中によく見ると小さな花が付きます。苞の部分は乾質で、ドライフラワーなどにして利用します。
 この「ストロベリーフィールド」は、朱赤の苞が長く伸びた花茎の先につき、かわいらしい園芸品種です。高さは60cmほどになります。花の美術館では、アトリウム花壇のほかに寄せ植えや前庭花壇にも使っています。

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 モネの庭を模した花壇では、橋や柳の植栽が印象的です。


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 このほか、アトリウムではハロウィンの花壇も登場しました。簡単な衣装も置いてあり、記念撮影にぴったりですよ!



[植物企画展]
[光庭]
【コスモス“ベルサイユ”】 キク科 コスモス属
 コスモス展では、一重咲き、八重咲きなどの13種類のコスモスの展示をしています。この「ベルサイユ」は、茎のしっかりした大輪種で、切り花に向く品種です。中心部分に濃い色が入るのも花の特徴です。まっすぐ立つ姿が魅力です。

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[ベランダガーデン]
【コリウス“ビンテージベルベット”】 シソ科 コリウス属
 もうひとつの植物企画展「コリウス展は」屋上ベランダガーデンで展示を行っています。この「ビンテージベルベット」は、葉のふちに大きく切れ込みの入るウェーブタイプのコリウスです。株の形は横に広がるというより、縦に大きく伸びる性質のようです。濃い赤の葉色と、品種名にもあるベルベットのような質感が特徴です。

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[前庭]
【キバナコスモス】 キク科 コスモス属
 原産地はメキシコ。よく知られるピンク色の「コスモス」と同じ仲間ですが、花は黄色、葉も違ってこちらのほうが幅広です。原種の草丈は1~2mになりますが、品種改良した矮性(わいせい)の園芸品種が花壇などに利用されます。黄色、橙、赤などの花色があります。夏から秋にかけ、よく開花します。
 花がらを摘むとより鮮やかに映えます。

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【サルビア レプタンス】 シソ科 サルビア属
 別名「コバルトセージ」。原産地はアメリカ南部からメキシコ、グアテマラで、草丈は1.5mほどになります。葉は細く、大きい割に優しげな姿です。花は径1㎝ほどで、濃い青色です。
 花の美術館では、前庭で他の宿根サルビア類とともに花を咲かせています。

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 コスモス花壇も8分咲き程度が続いています。

[ローズガーデン]
【カリオプテリス“サマーソルベット”】 クマツヅラ科 カリオプテリス属
 カリオプテリス(ダンギク)の仲間は中国、朝鮮半島、台湾が原産の多年草です。キクに似た葉の形と、段になって咲く性質から、ダンギク(段菊)の名前がありますが、キクの仲間ではありません。藤青色の繊細な花が、節ごとにまとまって咲きます。
 花の美術館では、斑(ふ)入りの品種がローズガーデンにある小屋の横で茂っています。よく伸びているので、低木のように見えます。

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