お天気の日はずいぶんあたたかく、公園をお散歩をする方の姿も増えてきたように思います。
 
 花の美術館では、「春色フェア」を開催中です。館内アトリウムでは、おやゆび姫の展示が続いていますが、新しい植物もお目見えしています。
 
 外の庭でも、球根の花などがだんだん開きはじめています。
 

 春でいっぱいの花の美術館で、お気に入りのお花を探してみませんか。
 皆様のお越しを、ぜひお待ちしています。


[前庭]

【ミニアイリス“レティキュラータ”】 アヤメ科 アヤメ属
 早咲きのミニアイリスが咲きはじめました。青い色が、色の少ない花壇でよく目立ちます。写真の「レティキュラータ」の他にも、様々な品種が咲いています。
 背丈の低い植物ですが、群れ咲いている様子はかわいらしいです。どのような種類や色があるのか、前庭で探して比べてみるのも、楽しいと思います。

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 前庭では、ハナナの花が終わり、新しくアイスランドポピーが咲くのを待っています。
 見頃は4月から5月ですが、もうつぼみも上がっていますので、開くまでもう少々お待ちください。

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 エントランス近くの寄せ植えからご紹介します。

【寒咲きハナナ】 アブラナ科 アブラナ属
 暖かくなってきて、虫たちも徐々に活動を始めました。
 写真の虫はミツバチ…ではなく、「ハナアブ」の仲間かと思われます。一生懸命蜜をなめているようでした。
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【寒咲きジャノメギク】 キク科 ウェニディウム属
 人目をひく大きな花ですが、つぼみがまたユニークで、綿をかぶせたように、白い毛に包まれています。
 白の他に、オレンジ色の花もあります。
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[アトリウム]
 アトリウムでは、花の植え替えで、先週とまた少し違ったものが見られます。
 新しく入ったものを中心に、ご紹介したいと思います。

 まず最初に、入口近くの花壇に植わっているもののご紹介です。

【シラー ペルビアナ】 ユリ科 スキラ属
 シラーの中では球根が大きく、性質は丈夫な種類で、ピラミッド状の花をつけます。ポルトガルなどが原産。外に植えると、5月~6月に花をつけます。
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【アッツザクラ】 コキンバイザサ科 ロドヒポクシス属
 「ロードヒポクシス」などの別名でも知られる植物です。南アフリカ原産で、日本には1935年に導入されました。アトリウムの展示では、赤花のほかに白花も植栽してあります。
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 次に、おやゆび姫がさらわれた先の、カエルの池をイメージした花壇です。
 奥に大きなカエルがいて、睡蓮の浮かぶ池です。
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【ミヤマホタルカズラ】 ムラサキ科 ムラサキ属
 ヨーロッパ南部原産のほふく性の植物で、星型の小形の青や白花を咲かせます。常緑低木ですが、1年草などとして扱われることがあります。
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【ベビーズティアーズ】 イラクサ科 ソレロリア属
 ヨーロッパのコルシカなどが原産。「赤ちゃんの涙」の意味の英語名で、観葉植物として流通しています。ほふく性の茎の先に、3mm程度の小さく丸い葉をつけます。葉の色は緑、白の縁取りが入るもの、ライム色のものなど、様々です。
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 中央の花壇は、森の動物たちの家が切り株で作ってあり、かわいらしい装飾です。
 背丈の違う草花で、森の雰囲気が楽しめます。
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【ボロニア・ピナータ “シドニー”】 ミカン科 ボロニア属
 オーストラリア原産の花木です。株いっぱいに、ピンク色の花をつけます。
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【ユリオプスデージー “ゴールデンクラッカー”】 キク科 エウリオプス属
 南アフリカ原産の常緑低木です。大きな花をつける「ユリオプスデージー」と同属ですが、こちらは背丈が小さく、よく分かれた枝の先に、小さな黄色い花をたくさんつけます。
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【チューリップ“トップリップス”】 ユリ科 チューリップ属
 分類としてはDL(晩生八重)の品種ですが、アトリウムの中ではよく咲いています。ボリュームのあるピンク色の花は、ふちと内側の花弁がクリーム色、葉にも縁取りがあります。
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 植物企画展「スイセン展」
 アトリウム内、光庭の脇でスイセン展が始まりました。今年は気温が低く、スイセンの開花も遅れていて、少ない数でのスタートになりました。咲き次第、随時追加をしていきますので、お楽しみに。
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[温室] 
 温室では、ヒスイカズラが次々に花開いています。珍しい色のハイビスカスが咲いたりと、その日にしか見られないものもありますので、ぜひお楽しみください。

【アブチロン “タンジェリン”】 アオイ科 アブチロン属
 学名の「アブチロン」は、ギリシャ語の「牡牛」「下痢」の2語からなり、家畜の下痢止めに効果があるといわれていることが由来なんだそうです。この「タンジェリン」は杯形の黄橙色で、脈部が濃色になります。
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【リュウビンタイ】 リュウビンタイ科 リュウビンタイ属
 巨大なシダのリュウビンタイですが、現在、ちょっと変わった姿が見られます。
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 新芽が出ているところなのです。新芽はまさに山菜の「ゼンマイ」のよう。ただし大きさは、大人のにぎりこぶしよりも大きいくらいです。下の画像のうしろ側に写っているが、大きく育った葉です。
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【カエンボク】 ノウゼンカズラ科 カエンボク属
 西アフリカ原産の、自生地では20mにもなる常緑高木です。現在咲いていて、温室内の、階段を上る手前あたりからよく見えます。高いところにあるので近くでは見られませんが、とてもきれいですよ。
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[ベランダガーデン]
 ベランダガーデンでは、季節の花を使った寄せ植が中心の花壇を見ることができます。写真はビオラ、ストック、エリカの寄せ植えです。まだ寒い日もある中、元気に咲いています。
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[ローズガーデン]
【クリスマスローズ】 キンポウゲ科 クリスマスローズ属
 前回もご紹介したクリスマスローズですが、さらに開花株が増えてきました。色も白、ピンク、紫などなど色々あって楽しめます。
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