花の美術館では、スプリングフェスティバルが始まりました。
 今まで花の少なかった脇庭ボーダーガーデンやローズガーデンが日に日に花が開いて華やかさを増しています。外花壇のチューリップも、もうしばらく楽しめそうです。 
 館内の展示は、世界の童話より、白雪姫がテーマの展示に模様替えしました。
 すっかり違う印象になった館内の展示を、どうぞお楽しみください。


[アトリウムフラワーガーデン]
 アトリウムフラワーガーデンは、白雪姫がテーマの展示となりました。
 白雪姫の物語に登場する、お妃様の部屋や、小人の家などをイメージした、初夏の花をふんだんに使った花壇でお楽しみいただけます。

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 館内入口の花壇です。
 白雪姫の物語の始まりの花壇は、ピンク色を中心に、かわいらしくまとめられています。その中から、アジサイとブルーデージー、2種類をご紹介しましょう。

【ハイドランジア “ピンクダイヤモンド”】 ユキノシタ科 アジサイ属
 日本にも自生するアジサイは、ヨーロッパに渡って品種改良が進みました。この品種改良をされた園芸品種を主にハイドランジアと呼びます。最近では鉢花としても多く出回り、色々な色や形の花が楽しまれています。
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【ブルーデージー】 キク科 フェリキア属
 南アフリカなどが原産で、青い花をつけます。鉢植え、露地植え、切り花など、様々に楽しめます。
 葉が斑入りの品種もあります。
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【クレマチス “H.F.ヤング”】 キンポウゲ科 センニンソウ属
 クレマチスはキンポウゲ科の植物で、園芸品種としてはつる性で大きな花をつけるものが多くあります。原種は世界中に分布し、日本でも江戸時代頃には国内に自生する種類をもとに、園芸品種が作られていました。現在もたくさんの品種が生み出され、庭植えや鉢植えで楽しみます。
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 クレマチスが植わっているのはお妃様の部屋と、魔法の鏡の花壇です。深い色味の花などを合わせてあり、美しくも恐ろしいお妃様のイメージになっています。

【ニオイヒバ “ヨーロッパゴールド”】 ヒノキ科 クロベ属
 庭木に使う針葉樹類の総称で「コニファー」という呼び方がありますが、今回の展示では、森の表現に数種類のコニファーを使用しています。「ヨーロッパゴールド」は、名前の通り、金色の葉が特徴です。原種のニオイヒバは、原産地の北アメリカでは高さ15mにもなる高木です。
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【バラ “春風”】 バラ科 バラ属
 一季咲きのつるバラです。少し透明感のあるような、鮮やかなピンク色の花をつけています。
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 毒りんごを食べて倒れてしまった白雪姫を、動物や小人が見守っているシーンです。
 

[前庭]
【アイスランドポピー】 ケシ科 ケシ属
 シベリアなど、北半球の極地が原産です。花の色は白、桃、黄、橙などがあります。3月から5月が花期です。花の美術館では、株が小さかったころから花をつけていますが、暖かくなってきたここ1週間ほどで大変大きく育ちました。つぼみも次々と上がっており、しばらくの間、たくさんの花が楽しめそうです。
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[ふるさとの道]
【サトザクラ “御衣黄(ぎょいこう)”】 バラ科 サクラ属
 サクラは園芸品種のとても多い植物で、園芸品種をまとめて呼ぶ名前に、「サトザクラ」というものがあります。
 この「御衣黄」は、緑色の花弁が特徴的な品種です。同じふるさとの道に、もう少し明るい緑の「鬱金(うこん)」
という品種もあり、現在開花しています。
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[脇庭ボーダーガーデン]
【ハーデンベルギア】 マメ科 ハーデンベルギア属
 マメ科のつる性植物で、「コマチフジ」とも呼ばれます。房状に小さな花をつけます。紫のほかに白花もあり、鉢植えの花は3月頃から出回ります。庭植えでは4月から5月頃に花をつけます。
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【シロヤマブキ】 バラ科 シロヤマブキ属
 バラ科の落葉低木で、4月から5月頃に花びらが4枚の花をつけます。花が似ているというところからこの名前ですが、黄色い花のヤマブキ(山吹)とは全く違う種類です。
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[ローズガーデン]
【ケマンソウ】 ケシ科 コマクサ属
 別名のタイツリソウ(鯛釣草)は、花を「鯛を釣りあげているところ」に見立てたものです。中国や朝鮮半島に分布し、日本では古くから栽培されています。
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