花の美術館では9月17日まで開催中の「おもしろ植物フェア」で、現在、植物企画展の「おもしろ食虫植物展」を行っています。ハエトリソウやウツボカズラなど、食虫植物がご覧いただけまます。
 アトリウムでは、人魚姫の物語に合わせて、夏の花や観葉植物を使って花壇を装飾しています。
 館内ではそのほか、スタンプラリーも実施中です。夏休みの花の美術館で、楽しくお過ごしください。
 

[アトリウムフラワーガーデン]
【ヒゴロモコンロンカ】 アカネ科 コンロンカ属
 コンゴ、ザイールが原産の常緑低木です。同属の「コンロンカ」はがくの部分が白い色をしていますが、この種は赤色をしています。がく片の中に花があり、形はろうと状です。外側は赤く、毛で覆われています。内側は薄い黄色です。園芸品種もいくつか作られています。 
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[植物企画展]
 植物企画展は、「おもしろ食虫植物展」です。およそ200種類の食虫植物の展示をしています。食虫植物にも、虫を罠に落とし込むタイプのものや、くっつけてとるタイプのものなど、いろいろな種類があります。ぜひ、この機会にご覧ください。
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【ドロセラ インターメディア】 モウセンゴケ科 モウセンゴケ属
 モウセンゴケの仲間は、世界で90種ほどが見られますが、そのうち3分の2ほどがオーストラリアに分布します。
日本でもいくつかが分布し、千葉県内では、成東にこのモウセンゴケの仲間の見られる食虫植物群落があり、野生のものが見られます。モウセンゴケの仲間は葉にマッチ棒状の腺毛(せんもう)を持ち、そこから出す粘液でとらえた虫などを消化します。
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[中庭]
【アメリカフヨウ】 アオイ科 ヒビスクス属
 北アメリカ原産の大型多年草で、高さは1m~1.8mほどになります。花はピンク色、径が10cm~16cmほどもあり大型です。白色の種類もあり、花の中央部は暗色になるものとならないものがあります。
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【ポーチュラカ】 スベリヒユ科 ポーチュラカ属
 中庭で、足元を飾っている植物のひとつがこのポーチュラカです。ハナスベリヒユともいい、ほふく性で葉は多肉質です。色がたくさんあり、赤、桃、橙、黄、白などの鮮やかな花色や花の形がかわいらしい植物です。花の美術館では、この時期いろいろな場所の寄せ植えやハンギングバスケットなどに登場します。
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 たくさんの色の花が、花の美術館の色々な場所で見られます。


[温室]
【ヤコウボク】 ナス科 ケストルム属
 西インド諸島原産の常緑低木です。和名は「夜香木」、またはヤコウカ(夜香花)といい、名前の通り夜に芳香を放ちます。花序はよく分枝して、細長く緑がかった白色の花がたくさんつきます。花の美術館温室でたくさん開いていますが、朝になると香りはしないようです。
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【ハイビスカス“ピンクバタフライ”】 アオイ科 ヒビスクス属
 温室のハイビスカスもどんどん開いてきていて、その日によって違った種類の花が見られます。この「ピンクバタフライ」はコーラル系のハイビスカスで、名前の通りチョウのようにも見える、優美な色と形をしています。
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 ヤコウボクは温室の橋を渡って中庭に出る出口の脇、ハイビスカス類も同じ通路の脇で見られます。


[キッチンガーデン]
【プチパプリカ】
 パプリカは、分類的にはトウガラシの辛みのない栽培品種の一つです。肉厚で、甘みがあるのが特徴で、色は赤、黄色、オレンジ色などがあります。国内でも生産されていますが、韓国などから輸入されることが多いです。
キッチンガーデンでは、プチとつくようにとても小さな実をつける品種を植栽しています。赤、オレンジ、茶色など、色とりどりの実が鮮やかに実っています。
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[エントランス前寄せ植え]
【ヘリオトロープ】 ムラサキ科 ヘリオトロピウム属
 今の時期の寄せ植えは、はっきりした色の花が多くにぎやかな印象です。寄せ植えに使われているヘリオトロープは濃い紫色の細かい花の咲く植物で、ペルー原産で古くから栽培されています。精油を分泌して特有の芳香があるので、香料に用いられました。
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[前庭]
【サルビア ウリギノーサ】 シソ科 サルビア属
 ブラジル、アルゼンチンが原産の多年草です。英名でボッグセージといい、ボッグとは沼の意味で、生息地として湿地や沼を好む性質に由来します。空色の花がさわやかです。花の美術館では、前庭で見られます。
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【ユーパトリウム“アトロプルプレウム”】 キク科 エウパトリウム属
 アメリカ東部の多年草で、草丈は高く育つと2mにもなります。茎の先端に広がるようにして、細かい花をつけます。茎は赤色で、葉も赤みを帯びます。日本に自生する近縁種に、フジバカマやヒヨドリバナがあります。
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